腓腹筋
(ふくらはぎから転送)
腓腹筋 | |||||
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分類 | |||||
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部位 | |||||
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ラテン名 | |||||
Musculus gastrocnemius | |||||
英名 | |||||
Gastrocnemius muscle |
第2の心臓
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脹脛の筋肉は下半身の血液を上半身に循環させる役割を果たしているため、第2の心臓と呼ばれている[1]。
人体のもっとも下に位置している足の血液を、重力に逆らって押し上げているのが脹脛の﹁筋ポンプ作用︵脹脛の筋肉が収縮・弛緩を繰り返すことで血液を押し上げる︶﹂と、静脈中の﹁静脈弁﹂である。静脈の中には逆流防止のための弁がいくつも存在するが、脹脛の筋肉が収縮した時は、弁は開いて血液を押し上げる。一方、筋肉が弛緩した時は弁は閉じ、血液が流れ落ちるのを防ぐ[2]。
静脈弁の働きが壊れると、下肢静脈瘤の原因となる。足の血管が浮き出てきた、よく足が攣る・浮腫む、などの症状は下肢静脈瘤のサインかも知れない[2]。
また、脹脛の筋肉が弱ると鬱血して血栓ができやすくなる︵エコノミークラス症候群︶。熊本地震の際車中泊をした人に多く発症した[3]。
脚注
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(一)^ 横浜市スポーツ医科学センター 編﹃図解 スポーツトレーニングの基礎理論﹄西東社、23頁。ISBN 978-4-79162025-8。
(二)^ abピアス洋子. ““第二の心臓” 足に気配りを!~下肢静脈瘤~” (PDF). chiba.med.or.jp. 千葉県医師会. 2020年7月13日閲覧。
(三)^ “心臓は寒さに弱い”. hosp.tohoku.ac.jp. 東北大学病院. 2020年7月13日閲覧。