アクトロイド
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/f/f0/Actroid_4.jpg/220px-Actroid_4.jpg)
技術
編集モデル
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インタラクティブモデル
編集アミューズメントモデル
編集アクトロイド-DER
編集従来品に改良を加え、コストダウンを図ったレンタル専用機。音声対話機能など最先端システム、司会・コンパニオン機能をさらにバージョンアップしイベントPRなどに利用可能なタイプ。脚部は少し開閉ができるのみ。駆動箇所数、48ヵ所。人型部分の身長は170cm程[2]。
アクトロイド-DER2
編集アクトロイド-DER3
編集これまで苦手だった下半身の可動域が大幅に拡大され、左足を高く上げることが可能となり、「歌って踊れるアーティスト系」とPRされた。駆動箇所数、55ヵ所。人型部分の身長は180cm程[2]。
遠隔操作型アクトロイド-F
編集従来のACTROIDシリーズと比べ、よりリアルな表情の再現を可能にしながらも、コストダウンと軽量化を実現。また、外付けしていたエアサーボバルブや制御機器一式がすべて本体内に収まった。外部との配線の必要がなくなったことにより、使用シーンに応じてソファや事務椅子などに座らせることが可能となった[4]。
商業的な活用
編集ココロのウェブサイトのギャラリー[5]にあるポスターによると、メイドカフェ、バー、案内所、オフィスビル、美術館、"古風な館"の様々な顧客がアクトロイドを借りることが出来て、あらゆる状況で顧客を歓迎し案内させることが出来るとしている。ココロは会社が実際にアクトロイドを借りたという情報は、あるとしても正式には公表していない。
同じポスターはまた、大使、精神的リーダー、看護士としてアクトロイドを使うことを提案している。これらの応用についてのもっと詳しい情報は提供されていないが、看護業務の提案では明らかにアクトロイドが患者に質問している写真が一緒になっている。おそらくまだ質問する以外は機能出来ないが、想像できるのは、スタッフが不足していて、長い待ち時間がありプログラミングがうまくされている状況の有用性は期待できそうである。しかし顧客が全く存在しないため情報は何も提供されておらず、実際の会話の例も示されていない(ネットで紹介されている唯一の会話の例は万博からの簡単なものである)。レンタル代は5日間で日本円で400,000円とある。
アクトロイド、リプリー年表
編集時期 | 成果 |
---|---|
2003年 11月 | リプリーQ1が国際ロボット展で発表される。 |
2004年 1月 | リプリーQ1モデルが大阪大学で開発される。 |
2004年 12月 | リプリーQ1エキスポが2005年万博用に開発される。 |
2005年 3月 | 「愛・地球博」での「NEDO」による実証実験「次世代ロボット実用化プロジェクト[6]」において、接客ロボット「アクトロイド」(万博モデル)が参加。音声認識のベンチャー企業「(株)アドバンスト・メディア」が音声認識と音声合成を担当。3体が各ゲートにて接客案内をおこない、1体が司会者としてロボットステーションでのショーの進行をおこなった。 |
2005年 6月 | アクトロイドDER(Dramatic Entertainment Robot)レンタル専用モデルが発表される。 |
2005年 7月 | 石黒の研究チームがリプリーQ2を大阪大学で開発する。 |
2006年 7月 | ジェミノイドHI-1( 成人男性型(遠隔操作))が石黒浩バージョンにより製作される。 |
2006年 10月 | アクトロイドDER2ユニット、レンタル専用モデルが発表される。 |
2008年 6月 | KINCHO「プレシャワーUV」CM アクトロイドDER2出演。 |
2008年 11月 | アクトロイドDER3、レンタル専用モデルが「石川県中小企業技術展」で発表される。 |
2010年 4月 | アクトロイド-エフ(ACTROID-F)が発表される。 |
2010年 6月 | KINCHO プレシャワーCM「ベンチの二人編」にアクトロイドEXPO サラ出演 |
脚注
編集参考文献
編集- Interaction Studies 7-3, The Uncanny Advantage of Using Androids in Social and Cognitive Science Research, Karl F. MacDorman & Hiroshi Ishiguro, 2006, ISSN 1572-0373 (pdf) (html).
- Le Monde, "Repliee", ou l'inexorable marche vers le robot androïde?, Christophe Jacquemin, 22 August 2005, (html French) (html English)
- LiveScience, New Robot Looks Strikingly Human, Bill Christensen, 28 Jun 2005 (web page)
- BBC News, Japanese develop 'female' android, David Whitehouse, 12 July 2005 (web page)
- New Scientist Magazine, Meet my android twin, Ben Schaub, 12 October 2006 (web page)
関連項目
編集- 人造人間
- アンドロイドサイエンス
- 不気味の谷現象
- V-Sido OS - 当ロボットの制御用OS