アナバチ科
ハチ目ハチ亜目の科
アナバチ科 | |||||||||||||||||||||
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狩った獲物を運ぶアナバチの一種 | |||||||||||||||||||||
分類 | |||||||||||||||||||||
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狩りバチであり、獲物は各種の昆虫やクモ類である。自ら営巣して幼虫室をつくり、幼虫の食料を用意するものが大半だが、一部の種︵Chlorion lobatum︶は外部寄生する[2]。社会性はなく、単独行動をとる[1]。
かつてはセナガアナバチ科などもアナバチ科に含まれ、11亜科226属、世界には約8000種がおり、このうち日本には7亜科38属の約280種が分布する[1]とされていた。その後、大半の亜科は独立したギングチバチ科に再分類されている[3]。この、かつてのアナバチ科のハチを総称してアナバチと呼ぶことも多い。
現在のアナバチ科は、アナバチ亜科︵Sphecinae︶、ジガバチ亜科︵Ammophilinae︶、ドロジガバチ亜科︵Sceliphrinae︶、Chloriontinae亜科の4亜科︵世界で約800種︶のみとされる[4][5]。
日本産の主なアナバチ
編集ジガバチ亜科
- サトジガバチ Ammophila sabulosa 体長19-25mm 北海道、本州、九州、南西諸島(大隅諸島)[6]
- ヤマジガバチ Ammophila infesta 体長19-25mm 北海道、本州、九州、南西諸島(大隅諸島)[6]
- ミカドジガバチ Hoplammophila aemulans 体長約26mm 本州、九州[6]
ドロジガバチ亜科
アナバチ亜科
出典
編集参考文献
編集- 平嶋義宏・森本桂(監修者)『トンボ目・カワゲラ目・バッタ目・カメムシ目・ハエ目・ハチ目 他』 第3巻(新訂版初版発行(旧版初版発行:1965年5月30日))、北隆館〈新訂 原色昆虫大圖鑑〉、2008年1月20日、554頁。ISBN 978-4832608276。