アントニーとクレオパトラ

アントニーとクレオパトラ』 (Antony and Cleopatra) は、シェイクスピアの戯曲。5幕で1606年から1607年頃に成立。

『アントニーとクレオパトラ』のクレオパトラに扮するサラ・ベルナール

ジュリアス・シーザー』に次いで古代ローマに題材をとり、恋に身を滅ぼすアントニウスクレオパトラを描いたもの。四大悲劇から晩年のロマンス劇への移行を示す。

あらすじ

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32



323調

2

退

殿使使

退2殿

使

創作年代

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1608年5月に書籍出版業組合記録に登記されており、それ以前に書かれたと推察できる。さらに、サミュエル・ダニエルの『クレオパトラの悲劇』という作品の存在からさらに絞り込むことができる。この作品は1594年に発表されたが、1607年に改訂版が出た。この版に『アントニーとクレオパトラ』と類似点があり、ダニエルがシェイクスピアの作品を参考にしたと考えられている。

「アントニーとクレオパトラ」の四折本は当初刊行されておらず、1623年の第一・二折本(ファースト・フォリオ)が初めて刊行されたものである。

原典

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ジュリアス・シーザー』と同じく、プルタルコスの『英雄伝』(トマス・ノース英語版訳)である。この「アントニウス編」第25節から第87節まで、筋書きやせりふをこれにほとんど忠実に拠っている。

上演

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1931

1947

1951

1953Shakespeare Memorial Theatre

1968[1]

1986

1999

2006

2011[]BRAVA!LG

2018

映像化

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1908

1913 - 

1971 - 

1974

1981BBC

1983

漫画化

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邦訳

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脚注

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外部リンク

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