Onegin196536[1]
オネーギン
Onegin

タチヤーナ役のロベルタ・マルケスと、オネーギン役のティアゴ・ソアレス (ロイヤル・バレエ団

構成 3幕6場
振付・台本 J・クランコ
音楽 P・チャイコフスキー
編曲 K-H・シュトルツェ
美術・衣装 J・ローゼ
設定 19世紀のロシア
初演 1965年4月13日
シュトゥットガルト州立劇場
主な初演者

【タチヤーナ】

 M・ハイデ

【オネーギン】

 R・バッラ

【レンスキー】

 E・マトセン

【オリガ】

 A・カルドゥス
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物語はロシアの小説家プーシキンによる韻文小説『エフゲニー・オネーギン』に基づく。この作品ではオペラ『エフゲニー・オネーギン』の曲を全く使用せず、チャイコフスキーの他の楽曲を用いているのが特徴である。クランコの代表作であり、物語色の強いバレエの傑作としてバレエ史の中でも名高い[2]

概要

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1952  1964西[3]

使使

37b3/4使使調[4]

Ray Barra1965413

あらすじ

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オネーギンに扮したマニュエル・ルグリオペラ座
主な登場人物[5]   
 タチヤーナ   Tatjana   ラーリン家の令嬢
 オリガ   Olga   タチヤーナの妹 
 レンスキー   Lenski  オリガの婚約者。 
 オネーギン   Onegin   レンスキーの親友。社交界で
 今を時めく青年。

第1幕

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192

第2幕

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タチヤーナの誕生パーティーは、祝いを述べる大勢の客で賑わっている。レンスキーとオネーギンも参加していたが、オネーギンは純真なタチヤーナの手紙に苛立っており、冷たい態度を取る。さらに手紙を彼女の目の前で破り捨ててしまい、その上オリガの歓心を惹こうとする。それを見たレンスキーは怒り、オネーギンに決闘を申し込んだ。最初は冗談のつもりでレンスキーを宥めていたオネーギンは、レンスキーの強い調子に引きずられ、承諾してしまう。やがてタチヤーナの見ている夜の公園で2人は撃ち合いをし、レンスキーは死ぬ。

第3幕

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動画

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現状

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19671969西1971[6]

19732010

脚注

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  1. ^ Wright,Martin, 1993, "Onegin", International Dictionary of Ballet, vol.2, ISBN 1-55862-158-X, pp.1048-1050
  2. ^ 『オックスフォード バレエダンス辞典』
  3. ^ Percival, John, "Theater in my Blood - A biography of John Cranko", 1983, ISBN 0-531-09800-1, p.174
  4. ^ ibid, pp.174-175
  5. ^ あらすじは、"Onegin, Stuttgarter Ballett und Staatsorchester Stuttgart" のCDノートによる。
  6. ^ Percival, op. cit.,, p.219