オリンピックジャベリン
オリンピックジャベリン(Olympic Javelin)とは2012年ロンドンオリンピック招致で発表された高速列車のシャトルサービス計画である。この計画は、2012年に開催される夏のオリンピックの招致で国際オリンピック委員会が貧弱と考えているロンドンの公共交通輸送機関を改善する重要な部分である。
このサービスはオリンピック期間中、セントパンクラス駅とケント北部のエブスフリート国際駅を近隣にオリンピック公園が計画されているストラトフォード国際駅を経由して結ぶもので、運行はHigh Speed 1を経由しサウスイースタンが行う予定となっている。
運行
編集
セントパンクラス駅とエブスフリート国際駅の所要時間はそれぞれ7~8分と10~15分それぞれの方向で掛かることになっている。また、列車の運行間隔は6分毎になる。セントパンクラス駅ではロンドン地下鉄が市内とその他の列車で、ミッドランド、スコットランド、イングランド北部と接続される。同時にエブスフリートでは列車とバスでケント州北部、テムズゲートウェイと結ばれる。線路容量を空けるため、期間中はユーロスターはストラトフォードを通り過ぎなければならず、大陸側から来た観客はエブスフリートで乗換えとなる。
80%のオリンピック観戦客は鉄道によって会場を訪れると予想されている。オリンピック公園は1時間当たり24万人の容量があり、そのうち25,000人はジャベリンの列車を利用する。
列車
編集詳細は「イギリス鉄道395形電車」を参照