カタツムリ

有肺目の陸貝のうち貝殻を有するもの

カタツムリ(蝸牛;かぎゅう)は、陸に棲む巻貝のうち殻を持つものの通称。特にその中でも有肺類のうちのが細長くないものを言う場合が多い。

ミスジマイマイ
Euhadra peliomphala

概要

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葉から葉へ移動する様子

[1][2]

[3][4]西[1]西[3][5]

形態

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退1mmcm60mm Euhadra awaensis [3]20cm40cm


身体

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123456789101112131415161718192021222324
 
 Indrella ampulla 2



 Helicida 21

湿(epiphragm)[6]

[7]

jawradula

調

947419931225

貝殻

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貝殻の巻き方

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dextralsinistral


殻皮

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 Trochulus 



[8]

 Trochulus [9]

殻の形

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-沿

殻口

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殻口を複雑な凹凸で狭くする Daedalochila uvulifera (アパラチアマイマイ科)--フロリダ産


殻の模様と色

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ミドリパプア(ナンバンマイマイ科)。マヌス島の熱帯林の樹上に生息し、鮮やかな緑色と黄色い色帯は保護色と考えられている。

Euhadra1-4012340000[4]

[3]

Batesian mimics

カタツムリは一般に蓋を持たないが、ヤマタニシ科などでは蓋がある。ヤマクルマガイでは蓋が円錐形に盛り上がるのが特徴になっている。

生態

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生息環境

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湿


生殖

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交尾しようとしているリンゴマイマイブランデンブルク州・6月)
 
いろいろな形の恋矢(れんし)とその断面

[5]

:Love dart寿[10][11]

11
 
ヒダリマキマイマイとその食痕。1個のしずく型が一舐めの痕。横一列に数回舐めると "一歩" 前進し、手前の列が終わった地点から再び横一列に舐め始めるため、食痕はS字状の連続となる。








天敵

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鳥に捕食されたニワノオウシュウマイマイ(黄色)とモリノオウシュウマイマイ(茶帯)
 
シュリマイマイを食べるイワサキセダカヘビ
 
捕食中のマイマイカブリ

 Ischyropsalididae  Schneckenkanker""西使

退[12][13]

寿命

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カタツムリの寿命は種によって大きく異なるはずだが、詳しいことはわかっていない。大型のマイマイ類では数年、小型の殻の薄い種類では1年程度かそれ以下と考えられており、ウスカワマイマイの寿命は普通1年で後者に属する。キセルガイ科のものは長寿傾向にあり、野外で成貝として採取したナミコギセルを15年間飼育した例が知られている。この例では、飼育環境を不注意に乾燥させてしまったのが死因であるため、実際には更に長生きした可能性があるという。


人との関わり

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名称

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[14][14]



[14]



[14]



[15]

使[5]

snailSchnecke"snail"land snail(s)Landschnecke(n)Freshwater snailSea snail

食品・民間薬

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食用種の販売店(イタリアトリノ)。手前からイスパニアマイマイ、ミドリエスカルゴ、リンゴマイマイの一種。
 
カブリージャ(ソバカスサラセンマイマイ)のトマトソース煮(スペイン・カディス県のレストラン)。

Helicidae[4] Placostylus 
 

使調

[5]宿使21

食用上・飼育観察上の注意

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信仰

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民俗・芸能

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[5]

かたつむり(唱歌)

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映像外部リンク
  かたつむり - YouTubeボンボンアカデミー

: 191144




 

 

 





 

 

 



MUSHY WASHY SNAILHENRY V. DRENNAN[16]

その他

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八重山諸島に古くあった焼物であるパナリ焼きは、土にカタツムリの殻を混ぜて作られたといわれる。良質の粘土がなかったため、土をつなぐ役割を果たしたらしい。

脚注

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注釈

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  1. ^ ただし直径が数ミリの微小種では比較的広い分布域をもつものが少なくない。

出典

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(一)^ (2011)

(二)^ 西(2015)

(三)^ abcd(1995)

(四)^ abc(1996)

(五)^ abcde(1994)

(六)^ (2003)

(七)^ ! !25TBS2014

(八)^ . INAX. 2012614

(九)^ Pfenninger et al(2005)

(十)^ 寿. 2Aug2018

(11)^  7.  

(12)^  退 20161212

(13)^  Morii, Yuta; Prozorova, Larisa; Chiba, Sathosi (2016-11-11). Parallel evolution of passive and active defence in land snails. Scientific Reports (Nature Publishing Group .) 6(Article number: 35600). doi:10.1038/srep35600. http://www.nature.com/articles/srep35600. 

(14)^ abcd(1988)p.38

(15)^ (1988)p.39

(16)^ 1979 /// EK-31HENRY V. DRENNANREGINA M. DOI

参考文献

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 ︿22011ISBN 4874245218 

, 西2015ISBN 978-4-8299-8130-6 

︿6119951982ISBN 4-586-30061-2 

 ︿19946ISBN 4-415-08048-0 

︿199641978ISBN 4-586-32106-7 

 19889ISBN 4-522-01160-1 

  20038ISBN 4-931376-96-7 

Abbott, R. Tucker (October 1989). Compendium of Landshells: A Full-Color Guide to More than 2,000 of the World's Terrestrial Shells. Melbourne, Florida: American Malacologists, Inc.. p. 240. ISBN 0-915826-23-2 

Pfenninger, Markus; Hrabáková, Magda; Steinke, Dirk; Dèpraz, Aline (2005-11-04). Why do snails have hairs? A Bayesian inference of character evolution (PDF). BMC Evolutionary Biology (BioMed Central Ltd.) 5(59): 11. doi:10.1186/1471-2148-5-59. https://bmcevolbiol.biomedcentral.com/track/pdf/10.1186/1471-2148-5-59. 

関連項目

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List of non-marine molluscs of Japan

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Keong Emas - 

Ureongi gaksi - 

外部リンク

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