カラーマネージメントシステム


Color Management SystemCMSICCInternational Color Consortium使

概要

編集

色空間変換

編集

ICC(インターナショナル・カラー・コンソーシアム、International Color Consortium)に準拠したカラーマネージメントシステムでは、装置やデータドキュメントで使用されるRGBやCMYKなどのデバイスディペンデントカラー(Device Dependent Color/装置依存色)を、ICCプロファイルを使用してCIE L*a*b*、CIE XYZなどのデバイスインディペンデントカラー(Device Independent Color/装置非依存色)で管理されるPCS(Profile Connection Space)に色空間の変換を行う。

ICCプロファイル

編集
 
KDE Plasma 5のICCプロファイルの例

ICC使 ICCPCSPCS使PCSAdobe RGBsRGB使

ICC

色空間変換は、CMM(カラーマネージメントモジュール)を使用して行い、CMMは複数インストールして選択することができる。CMMでは、レンダリングインテント(色空間変換の方法)を選択することもできる。レンダリングインテントの種類は、Perceptual(知覚)、Saturation(彩度)、Relative Colormetric(相対的な色域を維持)、Absolute Colormetric(絶対的な色域を維持)の4種類がある。

主なシステム

編集

OS

colord - Linux使freedesktop.org

ColorSync - Classic Mac OSmacOS使

Image Color Management (ICM)[1] - Windows VistaWindows使

Windows   (WCS) - Windows Vista



Kodak CMS

Adobe CMS

GMG



Argyll Color Management System (Argyll CMS)

Little CMS (LCMS)

qcms[2][3] - Mozilla FirefoxGoogle Chrome

主なキャリブレーションツール

編集
i1Profiler/i1Studio/i1Publish
前身はEye-Oneソフトウェア (i1 ソフトウエア)であり、Eye-Oneソフトウェアはi1 Match又はProfileMaker (プロファイリング)、i1 Share (カラーパレット作成)、 i1 Diagnostics (機器診断)から構成されていた[4]
DisplayCAL

脚注

編集

関連項目

編集