ガスメーター: Gas meter)は、都市ガスプロパンガスの消費量を測る計量器の一種。

日本のプロパンガス用マイコンメーター

歴史

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種類

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都市ガス・プロパンとも現在家庭用・業務用として設置されているものの多くは膜式と呼ばれるタイプであり、膜式メーターに小型コンピュータを搭載して、ガスの消し忘れやガス管損傷などによる流量異常や地震を感知してガスを遮断したり、通信回線を通じて自動検針や異常時の自動通報を行ったりするマイコンメーターの普及も進んでいる。2005年頃からは、ガス管内の超音波の伝導時間を利用して流速を測る、超音波式ガスメーターもプロパンガスの計量に使用されている。超音波式では、従来のガスメータの下部にあった膜式の計量室がないため、ガスメーターの上部のみが設置されているような外観となっている。

ガスの製造所や大口需要家ではガスの圧力で、水でシールした回転ドラムを回し流量を測る湿式と呼ばれるメーターが設置されていたが、設置コストが高く場所をとるため、2つの繭型回転子を持つ、ルーツ式と呼ばれるメーターに代わられた。膜式メーターは主に1 - 160m3/h、回転子式は主に40 - 4000m3/hほどの需要のある個所で使用される。湿式メーターは精度が高いため、基準器用や実験用としては現役である。

共同住宅や湯治場など不特定多数がガス器具を共有する場所では、コイン式のメーターが取り付けられていることもある。投入口からコインを入れることで、一定時間だけガスが流れ、その間コンロなどを利用することができる。なお、このメーターは施設の持ち主が料金徴収のために設置するもので、ガスの供給会社が使用料の算定のために設置する計量機としてのガスメーターとは異なる。

原理・構造

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都市ガスメータの再生

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都市ガス・プロパンガスともに、ガスメーターには有効期限(効期)が存在し、この効期が満了する前にガスメーターは交換される。効期が満了したプロパンガス用メーターは、撤去後にリサイクル業者等に引き渡され、破砕後に各種金属等の回収が行われる。これに対して都市ガス用メーターは、ガス事業者が撤去後製造工場に回収され、再生修理と検定を受けてから、再びガス事業者へ返却され、再生メーターとして利用される。新品のガスメータを購入するよりも安価であるため、ほとんどの都市ガス用メーターが再生利用される。ただし、無制限に再利用が可能なわけではなく、1台のメーターの再生回数は、最多でも3 - 4回までとなる。

ガスメーターの自動遮断とその復帰方法

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5



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都市ガス用マイコンメーターの復帰方法

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5 - 10



(一)

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(四)3

(五)

(六)使

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プロパンガス用マイコンメーターの復帰方法

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ABCCAC[3]

(一)

(二)

(三)30 - 1

(四)ABC使

(五)使

ABC

脚注

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  1. ^ 『計って守って50年』p121
  2. ^ 都市ガス事業者は他の日本のインフラ事業同様、「個別のインシデント対応のための大規模な供給停止は恥」と捉える風潮があり、小規模な異常を察知してもただちに供給停止せず漫然とした供給を続け、結果被害を拡大する事故がしばしば起こった。有名なものとしては天六ガス爆発事故静岡駅前地下街爆発事故北見市都市ガス漏れ事故が挙げられる。
  3. ^ マイコンメーターの復帰方法” (PDF). p. 1. 2014年5月5日閲覧。

参考資料

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外部リンク

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