クラブ (接待飲食店)
この記事は特に記述がない限り、日本国内の法令について解説しています。また最新の法令改正を反映していない場合があります。 |
概要
編集法律上の位置づけ
編集風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律の風俗営業となり、接待飲食等営業の2号に分類される。そのため、午前0時以降の深夜営業は原則禁止される。
特徴
編集
●ホステスの上に店の経営を取り仕切る﹁ママ﹂と呼ばれる女性がいる。
●料金は明示されていない。また、会計は非常に高い。
●料金はフリータイム制で時間制限はない。
●ホステスはそれぞれ担当の客を持ち︵﹁係﹂と呼ばれる︶、その客の来店時に席につくほか、売掛金を認めた場合の回収管理等も行う。
●一度特定の客を担当する﹁係﹂となるホステスが決まると、原則としてそのホステスが退店するまで﹁係﹂を変更することができない﹁永久指名制﹂を採用している。そのため、当該ホステスが休み等で不在の間に﹁係﹂の客が来店した場合も、その際の売上は﹁係﹂を務めるホステスの売上となる。
●ホステスの給料は、自らが﹁係﹂を務める客から発生する売上に対する歩合で支給されるのが普通。ただし経験の浅いホステスの場合は﹁係﹂を務める客が少ないため、入店から一定期間は売上に関係なくある程度の給与を保証することもある。
●ホステスは20代-30代が多い。ただし、なじみの顧客を持っているホステスであれば年齢を問わないこともある。
●和装姿が多い。
●現在では高額な売掛金を組まない即日会計の店もある。
●客の売掛金を認めるか否かはホステスの裁量であり、昔から売掛を禁止するホステスもいる。
●客は社用族も多く、格式の高いクラブにて高級酒をボトルキープし、それを招待客に振舞うことで自身のステータスを示す事も多い。第二秘書室[1]・夜の応接室とも呼ばれる。
高級クラブを舞台にした作品
編集新型コロナウイルスとクラブ
編集脚注
編集- ^ https://www.chichi.co.jp/web/20200929_sirasaka_aki/#
- ^ “「誰とどこで飲んだか言えない」…高級クラブが日本のコロナの穴”. 中央日報 (2020年3月30日). 2020年3月30日閲覧。
- ^ “カラオケ、バーへの立ち入り自粛を 新型コロナ、拡大防止で呼び掛け―東京都”. 時事通信. 2020年3月30日閲覧。