saxhorn184373
5バルブ式サクソルンバス

特徴

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BE2調

サクソルンの歴史

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発明と初期の歴史

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18459[1]調調[2]1844[3]

調調調使[4]

1846[5][6]

(Distin family)[7]1868[8]

アメリカ合衆国での発達

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南北戦争時代の軍楽隊 1865年撮影

使Over the shoulder saxhorn : OTS使[9]

1880退

ヨーロッパでの発達

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1789183818451867

フランス

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サックスが移り住んだフランスでは、ガブリエル・パレ(Gabriel Parès) が1898年『吹奏楽編曲法』(Traite d' Instrumentation et d' Orchestration a l' Usages des Musique Militaires )の中に、フランスの吹奏楽団の標準編成を示しているが、サクソルンをフルセットで備えるように指示している。以下の標準編成表では、その金管楽器の部分のみを示す。なお、パレはギャルド・レピュブリケーヌ軍楽隊の楽長であったが、下表ではパレの2代後の楽長であるピエール・デュポン(Pierre Dupont)が1927年に就任した際の標準編成も併せて示す。

フランス吹奏楽標準編成表
1898年 パレ 1927年 デュポン
大編成 中編成 大編成中編成小編成
コルネット 4 3 2 2 1
トランペット 3 2 4 3 3
ホルン 4(必要時) 0 4 2 0
トロンボーン 4 4 4 4 3
E♭ビューグル 1 1 100
B♭ビューグル 3 3 433
E♭アルト 3 3 222
B♭バリトン 2 2 111
B♭バス 6 6 432
E♭コントラバス 2 2 110
B♭コントラバス 3 2 322
総人数 81 53 855535

Dionysiaques, Op 6219131925

E

BC619使18926C1960使使

[10][11]

日本での発達

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日本もサクソルン属で吹奏楽を構成しようとしている演奏団体[12]が存在する。ただし、日本の中高のスクールバンドからは、サクソルンアンサンブルまたはバンドはコンクール主義の観点から一掃されてしまっている。

現在も、日本の吹奏楽の作曲コンテストでサクソルンアンサンブルが公募される機会はほとんどない。

サクソルン属の楽器

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flicorno[13]

調

使[14]

調

ソプラノ(またはソプラニーノ)

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調調3.253

[15]調2.25使[16]調調

コントラルト(またはソプラノ)

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調調4.52調B

[17]19使[18]

[19]

1

テナー(またはアルト)

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調調6.562



使Tenorhorn使B7TenorhornBTenorhorn

バリトン(またはテナー)

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変ロ調の移調楽器で、管長は9フィート。記譜よりも1オクターブと長2度低く演奏される。コントラルト・サクソルンの約2倍の管の長さを持つ。イタリアではフリコルノ・テノーレと呼ばれる。

『ローマの松』でバンダに用いられる楽器の1つである。

バス(またはバリトン)

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調調912

B

調366調C

1

コントラバス(またはバス)

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調Es調BB

調1316

調182調4

脚注

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(一)^ Mitroulia (2011) pp.207-209

(二)^ Mitroulia (2011) p.109

(三)^ Mitroulia (2011) p.147

(四)^ Mitroulia (2011) p.106

(五)^ Mitroulia (2011) p.117

(六)^ Mitroulia (2011) p.3

(七)^ Mitroulia (2011) p.237

(八)^ Mitroulia (2011) p.259

(九)^ Band Music from the Civil War Era: ISBN 0-933126-60-3

(十)^ 1. www.euphstudy.com. 20181020

(11)^ 2. www.euphstudy.com. 20181020

(12)^ . www.c-sqr.net. 2018102020181020

(13)^ FLICORNO, Enciclopedia Italiana, (1932), http://www.treccani.it/enciclopedia/flicorno_%28Enciclopedia-Italiana%29/ 

(14)^ Mitroulia (2011) p.146

(15)^ 1984231-233ISBN 463900351X 

(16)^ Mitroulia (2011) p.135

(17)^ Mitroulia (2011) p.141

(18)^ Mitroulia (2011) p.358

(19)^ Mitroulia (2011) pp.280-281

参考文献

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外部リンク

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