: Schüblerschen Choräle für OrgelBWV 645-650174817496261
1748年から1749年頃に出版された初版の表紙

概要

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346調Vom Himmel hoch da komm ich herBWV 769

174617479BWV 107917481749

曲の構成

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第1曲「目覚めよと、われらに呼ばわる物見らの声(Wachet auf, ruft uns die Stimme)」BWV 645

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調441599

1731112527140BWV 1404

第2曲「われいずこに逃れ行かん(Wo soll ich fliehen hin)」BWV 646

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調4416301627

188BWV 188[1]Auf meinen lieben Gott

第3曲「ただ尊き御神のままに(Wer nur den lieben Gott laesst walten)」BWV 647

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ハ短調、4分の4拍子。原コラールはゲオルク・ノイマルク作詞・作曲(1657年)。

1724年7月9日の三位一体節後第5日曜礼拝で初演したカンタータ第93番『愛する神のみに従う者』(BWV 93)の第4曲(ソプラノアルト二重唱)。原曲では、ソプラノとアルトが途切れることなくメロディを掛け合い、要所で弦楽器ユニゾンがコラール旋律を挿入する。つまり、第1曲とは逆に、始終鳴り響いている旋律が歌唱パートである。ソプラノが右手、アルトが左手、コラールがペダル。

第4曲「わが魂は主をあがめ(Meine Seel erhebt den Herren)」BWV 648

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ニ短調、8分の6拍子。原コラールはグレゴリオ聖歌「マニフィカト」、ドイツ語訳は1529年以前。

1724年7月2日の聖母のエリザベト訪問日礼拝で初演したカンタータ第10番『わが心は主をあがめ』(BWV 10)の第5曲(アルトとテノールの二重唱)。これも第3曲と同じく、二重唱が伴奏でトランペット (改定稿ではオーボエ)がコラールを挿入する。高音楽器のトランペットを写すため、コラール旋律は右手に委ねられる。従って伴奏パートが低音に偏っており、曲集の中では異色の渋さをかもし出す。

第5曲「われらとともに留まりたまえ(Bleib bei uns)」BWV 649

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変ロ長調、4分の4拍子。原コラールはラテン語聖歌「時は夕暮れに及びたれば」、フィリップ・メランヒトン訳(1579年)。

1725年4月2日の復活祭2日目礼拝で初演したカンタータ第6番『わがもとにとどまれ、はや夕べとなれば』(BWV 6)の第3曲(ソプラノのアリア)。ヴィオロンチェロ・ピッコロの細かいパッセージにソプラノが歌うコラールが挿入される。チェロパートが高く記譜されており、原曲に漂う翳りは消されている。この曲だけは2分の2拍子から4分の4拍子に変更されているほか、原曲のリフレインも抹消されており、最も変更点が多い。

第6曲「主を頌めまつれ(Lobet den Herren)」BWV 650

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調89 (16801665

172581912137BWV 13725

脚注

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外部リンク

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