ディップ (企業)
日本の東京都港区にあるウェブサービス企業
ディップ株式会社 (dip) は、日本のウェブサービス企業。JPX日経インデックス400の構成銘柄の一つ。
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種類 | 株式会社 |
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市場情報 | |
本社所在地 |
![]() 〒106-6231 東京都港区六本木3丁目2-1 六本木グランドタワー31F |
設立 | 1997年3月14日 |
業種 | サービス業 |
法人番号 | 6010401050785 |
事業内容 | インターネットによる求人情報サービス |
代表者 | 冨田英揮(代表取締役社長兼CEO) |
資本金 |
10億8500万円 (2024年2月末日現在) |
売上高 |
537億82百万円 (2024年2月期) |
営業利益 |
127億61百万円 (2024年2月期) |
従業員数 | 2,964名(2024年4月1日時点の正社員)※派遣・アルバイト・役員除く |
決算期 | 2月末日 |
主要子会社 | DIP America, Inc. |
外部リンク | https://www.dip-net.co.jp/ |
概要
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1997年3月14日、代表取締役社長である冨田英揮が設立。﹁私たちdipは夢とアイデアと情熱で社会を改善する存在となる﹂の企業理念のもと、”Labor force solution company”をビジョンに掲げ、﹃労働力の総合商社﹄として、人材サービス事業とAI・RPA事業を提供。2020年2月期売上高は464億円。2013年12月には東証一部への上場を果たした。
サービス
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アルバイト、派遣、社員の求人サービスや看護師人材紹介などの人材サービスと、AI・RPAサービスを展開。
●バイトル︵アルバイト・パート求人情報サイト︶
●バイトルNEXT︵正社員・契約社員求人情報サイト︶
●バイトルPRO︵専門職の総合求人メディア︶
●はたらこねっと︵社員・派遣・パートの総合求人サイト︶
●ナースではたらこ︵看護師人材紹介サービス︶
●コボット︵“誰でも・手軽に・すぐに”導入できることをコンセプトとしたFAST RPA︶
●AINOW︵日本最大のAI専門メディア︶
●スタートアップタイムズ︵スタートアップ専門メディア︶
●聖地巡礼マップ︵アニメ聖地の検索サービス︶
過去には求人情報の検索エンジン﹁ジョブエンジン﹂を、同様の求人情報検索エンジン﹁indeed﹂日本進出に5年余り先行する2004年から2014年まで[1]展開していた。
沿革
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●1997年3月 - 愛知県名古屋市で設立。
●2000年10月 - 求人広告業界初のポータルサイト﹁はたらこねっと﹂開始
●2000年12月 - 全国のローソン7,600店舗の店頭端末ロッピーおよびモバイルにて﹁はたらこねっと﹂を配信開始
●2001年2月 - 人材派遣に続き、アルバイト・請負情報の提供を開始
●2002年10月 - ﹁バイトル﹂が﹁はたらこねっと﹂より独立し、新サイトとして情報提供開始
●2003年3月 - 本社を港区六本木に移転
●2003年9月 - ﹁バイトル﹂i-mode公式サイトオープン
●2003年10月 - ﹁はたらこねっと﹂i-mode公式サイトオープン
●2004年5月 - 東京証券取引所マザーズ市場へ株式上場
●2004年10月 - ﹁ジョブエンジン﹂サービス開始
●2006年 - 初のTVコマーシャル開始
●2009年9月 - 看護師専門の転職情報サイト﹁ナースではたらこ﹂を開始
●2010年 - ﹁動画情報サービス﹂﹁応募バロメーター﹂搭載
●2013年5月 - ﹁レイズ・ザ・サラリーキャンペーン﹂開始
●2013年7月 - 毎年8月10日が﹁バイトルの日﹂として、日本記念日協会より正式認定
●2013年12月 - 東京証券取引所第一部に市場変更。
●2014年9月 - 女性のための求人情報サイト﹁はたらこindex﹂開始
●2015年3月 - ﹁ナースではたらこ﹂ が職業紹介優良事業者の第1期事業者に認定
●2016年5月 - ﹁バイトル社員﹂を﹁バイトルNEXT﹂に変更
●2016年6月 - AI専門メディア﹁AINOW︵エーアイナウ︶﹂の運営を開始
●2016年12月 - ﹁現代用語の基礎知識﹂選 ユーキャン新語・流行語大賞2016で﹃聖地巡礼﹄がトップテン入り、受賞
●2017年3月 - 設立20周年/本社オフィスを六本木グランドタワーへ移転
●2017年4月 - AI・人工知能ベンチャー支援制度﹁AI.Accelerator﹂を開始
●2017年6月 - ﹁LIMEX﹂事業スタート
●2017年11月 - 株式会社ジョリーグッドの株式を取得し、持分法適用関連会社化
●2017年11月 - 株式会社 GAUSSの株式を取得し、持分法適用関連会社化
●2018年3月 - ﹁しごと体験・職場見学﹂リリース
●2018年7月 - ﹁iスカウト﹂リリース
●2018年5月 - 米国子会社 DIP America, Inc. を設立
●2018年8月 - hachidori株式会社の株式を取得し、持分法適用関連会社化
●2018年9月 - 米Forbes誌発表の﹁Asia's 200 Best Under A Billion﹂に4年連続で選出
●2019年1月 - Marketing-Robotics株式会社の株式を取得し、持分法適用関連会社化
●2019年3月 - TRUNK株式会社の株式を取得し、持分法適用関連会社化
●2019年3月 - ﹁日経500種平均株価﹂の構成銘柄に選出
●2019年3月 - AI・RPA領域で新事業開始
●2019年5月 - appArray株式会社の株式を取得し、持分法適用関連会社化
●2019年8月 - ﹁JPX日経インデックス400﹂の構成銘柄に4年連続で選出、﹁JPX日経中小型株指数﹂の構成銘柄に初選出
●2019年9月 - FAST RPA﹁コボット﹂提供開始
●2019年10月 - コーポレートロゴを刷新
●2020年2月 - 新オフィス﹁デジレバ﹂を東京・渋谷に開設
●2020年3月 - 新型コロナウイルス感染による休業時の経済支援を有期雇用のユーザー向けに開始
●2021年5月 - 専門職の総合求人メディア﹁バイトルPRO﹂開始
イメージキャラクター
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●広末涼子︵2003年6月に起用︶
●小雪︵2005年6月に起用︶
●篠原涼子︵2007年5月に起用。﹃はたらこねっと﹄TVCMにも出演︶
●上戸彩︵2008年9月より、﹃バイトル﹄TVCMにも出演。︶
●オードリー︵2010年6月に起用。﹃バイトル﹄TVCMで上戸と共演︶
●木佐彩子︵2010年7月に﹃はたらこねっと﹄のイメージキャラクターとして起用。︶
●上戸彩・菊川怜・忽那汐里︵2011年9月に起用。三姉妹という設定でCMを放映︶
●鈴木奈々︵2013年9月に起用︶
●AKB48・SKE48・NMB48・HKT48︵2014年6月23日よりグループメンバー計305人と契約、各地域限定CMおよび単独提供番組<企画ネット番組。系列局が異なる>を放送︶
●ラグビーワールドカップ2015 日本代表選手 リーチマイケル・五郎丸歩・田中史朗・畠山健介・松島幸太朗︵2014年3月より随時契約、﹁バイトル﹂CMキャラクターに起用︶
●ピコ太郎︵2016年12月イメージキャラクターに起用︶
●乃木坂46︵2017年、バイトルのCMキャラクターに起用、同グループが出演する番組の一社提供もしている[注1]。︶
●欅坂46︵2017年からCMキャラクターに起用[2]。︶
●岩田剛典︵2018年6月、﹁バイトルNEXT﹂CMキャラクターに起用。︶
●白井健三︵2018年10月、﹁バイトル﹂TVCMに出演︶
●霜降り明星︵2020年3月、﹁面接コボット﹂のCMキャラクターに起用。︶
提供番組
編集- 現在
- フジテレビ系
- 乃木坂46とダンスバトルズ(2022年4月 - )
テレビ東京系
編集- 日経スペシャル ガイアの夜明け(2021年4月 - )
- ワールドビジネスサテライト(中盤PT)
- 過去
- フジテレビ系
- My first baito(2017年4月 - 2018年3月)
- 欅坂46のあっぷっプリ(2018年4月 - 9月)
- 火曜23時30分枠(2018年4月 - )
- 私の働き方〜乃木坂46のダブルワーク体験!〜
- 乃木坂46のザ・ドリームバイト!〜働き方改革!夢への挑戦!〜(2019年4月 - 2022年3月)
脚注
編集注釈
編集出典
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(一)^ “︻ジョブエンジンサービス終了とサイト閉鎖のお知らせ︼”. 2014年9月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年11月29日閲覧。
(二)^ “欅坂46、﹁バイトル﹂新イメージキャラクターに。12日から新CM”. BARKS (ジャパンミュージックネットワーク). (2017年9月6日) 2017年9月6日閲覧。
関連項目
編集- 漫画『働きマン』(2006年『はたらこねっと』イメージキャラクターに起用)
- 埼玉西武ライオンズ(2008年シーズンより打者のヘルメットに「バイトル」広告ステッカーが貼付されている)
- セレブと貧乏太郎(2008年10月から放送された連続ドラマの筆頭スポンサー。番組に協力しているほかに『バイトル』とのコラボレーション企画を展開している)
- 東京ヤクルトスワローズ(2009年シーズンより打者のヘルメットに「バイトル」広告ステッカーが貼付されている)
- dip BATTLES (D.LEAGUEのチーム)