パンチェン・ラマ

チベット仏教ゲルク派においてダライ・ラマに次ぐ高位の化身ラマへの称号

: pan chen bla ma: Panchen Lama:  () 

2[1]

111411 11

語源

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パンチェンとは、サンスクリット語のパンディタ(学匠)とチベット語のチェンポ(偉大)の合成語。ラサ方言に基づく現代標準チベット語ではペンチェン (Pänchen) と発音し、ペンチェン・リンポチェあるいはタシ・ラマ(タシルンポ寺の座主であることから)と呼ばれることが多い。モンゴル語ではパンチェン・エルデニ(班禪額爾德尼)と呼ぶ。

歴史

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1252



19051910139

1911139919231937

===9919496

194910195110

141962西196414

歴代パンチェン・ラマ

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代数 追贈を除く代数[注 2] 名前 生没年 備考
01世 n/a ケドゥプ・ゲレク・ペルサンポ 1385年1438年 追贈
02世 n/a ソナム・チョクラン 1439年1504年 追贈
03世 n/a エンサパ・ロサン・トンドゥプ 1505年1566年 追贈
04世 01世 ロサン・チューキ・ゲルツェン 1570年1662年
05世 02世 ロサン・イェシェー 1663年1737年
06世 03世 ロサン・ペルテン・イェシェー 1738年1780年
07世 04世 テンペー・ニマ 1782年1854年
08世 05世 ペルテン・チューキ・タクパ 1855年1882年
09世 06世 トゥプテン・チューキ・ニマ 1883年1937年
10世 07世 ロサン・ティンレー・ルンドゥプ・チューキ・ギャルツェン 1938年1989年
11世 08世 ゲンドゥン・チューキ・ニマ(テンジン・ゲンドゥン・イェシェー・ティンレー・プンツォク・ペルサンポ) 1989年 ダライ・ラマ14世認定
対立11世 対立8世 ギェンツェン・ノルブ 1990年 中国政府認定

パンチェン・ラマ11世問題

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2人のパンチェン・ラマ11世

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1410調101989128

101414141995514146

611

ゲンドゥン・チューキ・ニマ少年の失踪

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199551414115171996528

2020517518[1]519[2]

パンチェン・ラマ問題の政治的背景

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1419491959141114

112

脚注

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注釈

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(一)^ 1420113退

(二)^ 3318

出典

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関連項目

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参考文献

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12: -西調2009ISBN 978-4863300248

2006ISBN 4270100540
 2001ISBN 4418015167

外部リンク

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