ホップ (ネットワーク)

ホップ数から転送)

(hop)(hop count)
2


ホップ数

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(hop count)2 n n

Internet Protocol(IP)3Routing Information Protocol(RIP)使[1]

time to live(TTL)1TTL0

hop limit

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IPv4におけるtime to live(TTL)は、IPv6ではhop limit(ホップリミット、ホップ制限)と呼ばれ、パケットが廃棄されるまでに通過することができるホップ数の制限を指定する。ルータは受信したパケットのhop limitフィールドを減算してから転送する。ルータはhop limitフィールドが0以下のパケットを転送しない。これにより、パケットが永久にネットワーク内で転送され続けるのを防ぐ。

next hop

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next hop(ネクストホップ)は、パケットが最終的な送信先へのパスに沿って転送される次のゲートウェイである。ルーティングテーブルには通常、最終的な送信先のIPアドレスと、そこへ到達するためのパスに沿った次のゲートウェイのIPアドレスが含まれている。与えられたゲートウェイは、目的地への完全なパスではなく、パスに沿った次の1つのゲートウェイだけである。これにより、ルーティングテーブルのサイズを縮小することができる。

診断

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pingコマンドやtracerouteコマンドを使用して、あるホストから別のホストに到達するために必要なホップ数を確認できる。

ホップ数は、ネットワーク内の障害を発見したり、ルーティングが本当に正しいかどうかを発見するのに使用することができる。pingなどのネットワークユーティリティを使用して、特定の宛先へのホップ数を判断できる。pingは、ホップ数用に予約されたフィールドを含むパケットを生成する。

関連項目

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脚注

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  1. ^ RFC 1058, Routing Information Protocol, C. Hendrik, The Internet Society (June 1988)

参考文献

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  • Comer, Douglas E. Internetworking with TCP/IP, fifth edition. Pearson Prentice Hall,2006. ISBN 0-13-187671-6