別れの歌 (シュヴァーベン地方民謡)

ムシデンから転送)

: Abschied1: Muß i denn
1985



 

   

  

  

1901 [1]

[2] [3]

西

1827 Heinrich Wagner17831863231824

 [4]
ドイツ語歌詞 直訳

Muß i' denn, muß i' denn
Zum Städtele hinaus, Städtele hinaus,
Und du, mein Schatz, bleibst hier.
Wenn i' komm', wenn i' komm',
Wenn i' wiederum komm', wiederum komm',
Kehr i' ein, mein Schatz, bei dir.

Kann i' auch net allweil bei dir sein,
Han i' doch mein Freud' an dir.

Wenn i' komm', wenn i' komm',
Wenn I' wiederum komm', wiederum komm',
Kehr i' ein, Mein Schatz, bei dir.


 













19世紀後半にドイツ軍の軍歌としても取り入れられるようになり、今でも海軍は出港の際に、この曲を演奏する。

20世紀になってマレーネ・ディートリヒナナ・ムスクーリなどが歌っている。アメリカ合衆国エルヴィス・プレスリーも『Wooden Heart英語版(Wooden Heart)』(日本語題名:さらばふるさと)の題名で、1960年に英語・ドイツ語まじりで歌っているのでも有名である。

なお、日本語出だしが「そののさゆり、なでしこ」で始まる似たような内容の『故郷を離るる歌』も元々は『最後の晩』(Der letzte Abend)というドイツ民謡であったといわれていて、日本語歌詞では「さらばふるさと」が繰り返される。中学校の卒業式で歌われたと記憶する人々もいる。

脚注

編集
  1. ^ 我国初の女学生用教科書『女学唱歌』
  2. ^ 別れの歌=ムシデン
  3. ^ Muss i denn zum Städtele hinaus - My Favorite Lyrics
  4. ^ Muss i denn, zum Städtele hinaus (English translation) -ドイツ文学者で東北大学教授を務めた、武田昭(1916年生まれ)の訳では、「わしはこの町から出かけにゃならぬが、/お前は、恋人よ、ここにおってくれ!/わしが再びもどってくれば、/お前の許へかえってこよう。/いつもお前の許にゃおれぬが、/わしの心はお前の所。/も一度かえってくる時にゃ、/恋人、お前の所へもどろ!」。武田昭『歴史的にみた――ドイツ民謡』東洋出版 1979年1月、99-100頁。

参照項目

編集

2199  - 

 - 

U - U96

外部リンク

編集