使使使mmkm2004517(Civilian Space Exploration Team:CSXT)GoFast106,800km100(115.87)
大型モデルロケット発射の様子

ロケットモーター

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黒色火薬を用いた小型ロケットモータの断面図。1. ノズル; 2. ケース; 3. 推進剤 ; 4. 延時薬[注 1]; 5. 放出薬[注 2]; 6. エンドキャップ
 
小型ロケットモータ
 
Aerotech社の中型ロケットモーター用アルミ製モーターケース

使使使

H-IIA使

ABCJA,B,C,D使使H使2022

使P820Kgf(8000N)使CFRP

CD使D

CATO

歴史

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1954Orville Carlisleen:Orville CarlisleRobertRobert使

OrvilleG. Harry Stineen:G. Harry StinePopular MechanicsOctober Sky:Rocket Boys (October Sky)OrvillePopular MechanicsStine19571[3]Stinea range safety officer



1957

1990 

日本における活動

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モデルロケット全国大会

年に一回日本モデルロケット協会(JAR)が茨城県の筑波宇宙センターで全国大会を開いているほか、定期的にライセンス取得の講習会も行っている。またいくつかの有志の団体が定期的に打ち上げ会も行っている。首都圏では、東京都にある武蔵野ロケットクラブが千葉県野田市のスポーツ公園で定期的にG型クラスまで、富士山のふもとにある高原でI型までの打ち上げ会を行っているほか、年に一回程度アメリカのブラックロック砂漠に遠征して、日本では法律的、環境的に打ち上げが不可能な大型ロケットを打ち上げている。

教育機関および研究機関における活動

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モデルロケットは、そのエンジンの高性能さから日本や欧米を含めた各国の教育および研究機関で使用されている。しかし、日本では戦後、アメリカに航空宇宙研究を禁止されていたり、適した環境がなかったため航空宇宙自体の規模が小さく、また火薬取締法の拘束が強いため欧米に比べて活動規模は非常に小さい。特にアメリカでは液体燃料ロケットを製作する大学もあれば、モデルロケットを製作する大学もあるが、その活動規模は日本とは比べ物にならない。日本の大学では、日本大学や早稲田大学、東北大学など、航空宇宙工学部等がある大学で、サークルとしてモデルロケット活動を行っているにとどまり、研究材料としてモデルロケットを用いている日本の大学はほとんどない。

アメリカ合衆国国内で62.5g以上の火薬を扱う場合には2003年5月24日から発効した爆発物安全法によるアルコール・タバコ・火器及び爆発物取締局のリストに含まれるため、特別な許可が無い限り、アメリカ国籍を有しない者は扱えない[1][2]

また、NASAにおいても宇宙教育用の教材としてモデルロケットを用いている。

モデルロケットの構造と取扱

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モデルロケットは「作る」ことと「打ち上げる」ことの2つの楽しみ(あるいは学習)法がある。ここでは、モデルロケットの構造と打上げ方を概観する。

モデルロケットは主に以下のパーツから構成される。また、低推力エンジンを使用するロケットの製作は極めて容易である。

  • ボディチューブ(モデルロケット本体の筒になる部分。主に紙、FRP、ポリビニル管製。アメリカではアルミなどの金属も使用される)
  • ノーズコーン(モデルロケットの先端部分)
  • ショックコード(ボディチューブとノーズコーンをつなぐコード(主にナイロン、ゴム、ケブラー製))
  • 回収装置(パラシュート、ストリーマーなど)
  • エンジンマウント(ボディチューブに内蔵し、エンジンを固定するパーツ)
  • ランチラグ(発射台の誘導棒を差し込むためのパーツ)
  • フィン(尾翼。主に木、FRP製)

打上手順

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モデルロケットは動力として火薬を使う。原理はロケットと同じで、イグナイターと呼ばれる点火具で推進薬としての火薬(エンジン)に点火し、打ち上げる。ただしエンジンへの点火には電気的な方法を用いる。電源は小型のロケットであれば乾電池で十分であるが、同時に複数エンジンを点火したり、E型以上のコンポジットエンジンを点火する場合は、自動車用の12Vバッテリーを用いるのが主流となっている。

モデルロケットの回収

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モデルロケットは、入門機であっても、100メートル程度の高さに打ち上げられるため、安全に落下させる仕組みとして回収装置が組み込まれる。原理はいずれも空気抵抗を利用する方法で、次のようなものがある。中型・大型ロケットは重量が重いため、通常は減速効果の高いパラシュートを用いる。

  • パラシュート
  • ストリーマ(抵抗ヒモ)
  • パラグライダー方式
  • タンブル
  • フェザーライト
  • グライダー
  • ヘリコプター

姿勢制御

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本物のロケットでは、噴射の方向を変えて姿勢制御

を行うが、モデルロケットのような小型のロケットでは、空気の力が重心の後方に離れたところで働くように後部にフィンを取り付けることで安定させることができる。また、モデルロケットを自作する場合はより安定性を高めるため、全長は直径の10倍以上、フィンの面積は直径の1.2倍×1.2倍が望ましい。

日本におけるモデルロケットの現状と課題

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日本では、モデルロケットはいまだ発展途上にある。その理由として、モデルロケットを打ち上げられるような十分に広い土地が少ないことや、国内での認知度が非常に低いこと、火薬が学生運動などの事件で使用されたことから、日本ではアメリカに比べて法律による火薬の規制が厳しく、火薬の保管、取扱いが面倒であること、日本モデルロケット協会が販売するアメリカ製ロケットモーターの価格が、アメリカでの現地価格の数倍も高いことが挙げられる。日本モデルロケット協会が販売するこれらのエンジンには、日本での国内検査料や保管料のほかに、PL保険料が掛かっているので事故の際の補償がある。しかし、国内検査を行っているとはいえ、実際には国内検査を行っていないエンジンと品質は全く変わらないため、モデルロケットを打ち上げる多くの消費者は協会の検査を通さない、協会が販売しているものよりも安価なエンジンを使用している。

打ち上げ場所の確保

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200501,2

250150

H

上級ライセンス取得の難しさと行政側の対応

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3HI22214HIJ17

HIK使



4A8-31/2A6-23

3380

2D,E,F,G3G6

1H,I31


モデルロケットエンジンのクラス分け

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  Class トータルインパルス
(Metric Standard)
トータルインパルス
(Imperial Standard)
A 1.26-2.50 N·s 0.29-0.56 lbf·s
B 2.51-5.00 N·s 0.57-1.12 lbf·s
C 5.01-10.00 N·s 1.13-2.24 lbf·s
D 10.01-20.00 N·s 2.25-4.48 lbf·s
E 20.01-40.00 N·s 4.49-8.96 lbf·s
F 40.01-80.00 N·s 8.97-17.92 lbf·s
G 80.01-160.00 N·s 17.93-35.96 lbf·s
H 160.01-320.00 N·s 35.97-71.92 lbf·s
I 320.01-640.00 N·s 71.93-143.83 lbf·s
J 640.01-1280.00 N·s 143.84-287.65 lbf·s
K 1,280.01-2,560.00 N·s 287.66-575.30 lbf·s
L 2,560.01-5,120.00 N·s 575.31-1150.60 lbf·s
M 5,120.01-10,240.00 N·s 1150.61-2301.20 lbf·s
N 10,240.01-20,480.00 N·s 2301.21-4602.40 lbf·s
O 20,480.01-40,960.00 N·s 4602.41-9204.80 lbf·s
P 40,960.01-81,920.00 N-s 9204.81-19409.60 lbf·s
Q 81,920.01-163,840.00 N-s 19409.61-38819.20 lbf·s
R 163,840.01-327,680.00 N-s 38819.21-77638.40 lbf·s
S 327,680.01-655,360.00 N-s 77638.41-155276.80 lbf·s
T 655,360.01-1,310,720.00 N-s 310553.81-621107.2 lbf·s
U 1,310,720.01-2,621,440.00 N-s 621107.21-1242214.40 lbf·s
V 2,621,440.01-5,242,880.00 N-s 1242214.41-2484428.80 lbf·s
W 5,242,880.01-10,485,760.00 N-s 2484428.81-4968857.60 lbf·s
X 10,485,760.01-20,971,520.00 N-s 4968857.60-9937715.2lbf·s

航空法

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日本国内では航空法に基づき、ロケットを打ち上げる空域によっては、打ち上げる事が禁止される場合、または打ち上げる場合に事前に国土交通大臣への届出が必要な場合がある。


参考文献

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  • 久下洋一『アマチュア・ロケッティアのための手作りロケット完全マニュアル』日本モデルロケット協会監修、誠文堂新光社、2000年。ISBN 4-416-30000-X 

出典

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  1. ^ Safe Explosives Act Damages American Aerospace Engineering Courses
  2. ^ OPEN LETTER TO BLASTING/MINING EDUCATORS


(一)^ 

(二)^ 

(三)^ 1

関連項目

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外部リンク

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