Moses und Aron

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作曲の経過

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3

台本

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3432

曲の構成

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第1幕

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第1幕は4場からなる。前奏は始めから合唱の声が入っていて、音楽としては非常に大胆な設計をしている。

第1場

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神が燃える柴を通してモーゼに、神の預言者となり、エジプトでファラオの奴隷になっているイスラエルの民を解放せよと伝える。モーゼは、自分は年老いているし、誰も自分を信じようとはしないだろうと言う。しかし、神はそれを否定する。重ねてモーゼは、自分には、民衆を説得するだけの弁舌の才がないことを訴える。神は、モーゼの口の代わりになる人物として、モーゼの弟、アロンを挙げる。そして、イスラエルの民は唯一の神によって選ばれたる民であり、ゆえに神を知り、ただ一つの神を崇拝すべきである、イスラエルの民は今後数千年にわたって多くの辛苦に耐えねばならない、しかし、その末に、イスラエルの民は神と一体となり、全人類のモデルとなるであろう、と約束する。

第2場

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第3場

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2

第4場

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宿宿

間奏曲

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合唱つきの短い間奏曲。シナイ山へ上ったまま40日待っても戻らないモーゼを待つ民衆の不安がモティーフとなっている。

第2幕

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第2幕は全5場からなる。(以下、準備中)

第1場

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70 40

第2場

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70

第3場

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第4場

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第5場

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第3幕

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楽器編成

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フルート3(全員がピッコロ持ち替え)、オーボエ3(第3奏者はコーラングレ持ち替え)、E♭クラリネットクラリネット2、バス・クラリネットファゴット2、コントラファゴットホルン4、トランペット3、トロンボーン3、チューバ、打楽器:奏者6(トライアングルグロッケンゴングシンバルタムタムタンブリンテナードラム小太鼓大太鼓フレクサトーンラチェットグロッケンシュピールシロフォン)、ハープピアノチェレスタマンドリン2、弦五部(14型)

舞台上にピッコロ、フルート1、コーラングレ、クラリネット、ホルン1、トランペット2、トロンボーン2、打楽器(ゴング、シンバル、、大太鼓、シロフォン)、ピアノ、ギター2、マンドリン2

登場人物

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  • モーセ(語り手)
  • アロン(テノール
  • 若い娘(ソプラノ
  • 病気の女(アルト
  • 若い男(テノール)
  • 裸の若者(テノール)
  • もう一人の男(バリトン
  • エフライム(バリトン)
  • 司祭(バス
  • 4人の裸の少女(ソプラノ2、アルト2)
  • 草むらの声(ソプラノ、児童、アルト、テノール、バリトン、バス)
  • 物乞い(アルト6~8、バス6~8)
  • 数人の老人(テノール複数)
  • 70人の長老(バス約25、他はエキストラ)
  • 12人の支族長(テノール複数、バス複数)
  • 合唱(ソプラノ、メゾソプラノ、アルト、テノール、バリトン、バス)
  • オーケストラ内の6人の独唱(ソプラノ、メゾソプラノ、アルト、テノール、バリトン、バス)
  • 男女の舞踊手(複数)
  • エキストラ

以上はショット社による。

演奏時間

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1時間40分(各幕50分)

演奏形式

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劇場用オペラとして作曲されたが、演奏会形式のオペラや一種のオラトリオとして演奏されることもある。完成された第2幕まで演奏して終了する形態と、その後第3幕のセリフのみをモーゼアロンの対話として語らせて終了する形態の2種類がある。

初演

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19505219517221954312195766International Society of Contemporary Music

19703282

出版

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楽譜は、ショット社マインツ)、オイレンブルク社から出版されている。

参考文献

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  • A.Schoenberg, Moses und Aron, Edition Eulenburg No.8004.