ルグロリュー

ルグロリュー (Le Glorieux) は、イギリスで生産されたサラブレッドの競走馬。フランスを拠点にドイツ・アメリカ・日本・オーストラリアで走り、19戦6勝の成績を挙げた。1987年の第7回ジャパンカップ優勝馬。

ルグロリュー
欧字表記	Le Glorieux
品種	サラブレッド
性別	牡
毛色	鹿毛
生誕	1984年2月18日
死没	2010年8月19日（26歳没）
父	Cure the Blues
母	La Mirande
母の父	Le Fabuleux
生国	イギリス
生産者	Petra Bloodstock Agency Ltd.
馬主	Sieglinde Wolf
調教師	ロベール・コレ（フランス）
競走成績
生涯成績	19戦6勝
勝ち鞍 GI ベルリン大賞 1987年 GI ワシントンDC国際 1987年 GI ジャパンカップ 1987年

ジャパンカップにはサジード︵Sadjiyd。フランス︶の参加辞退による代替で選出され出走した。道中では逃げを打とうとするレジェンドテイオーを抑えて逃げたムーンマッドネスの2番手に付けた。最後の直線残り200メートルあまりで先頭に立ち、サウスジェット、ダイナアクトレスらの追い込みを抑えて、当時の日本レコードタイムで勝利した。

引退後はフランスのメズレー牧場で種牡馬となり、種牡馬引退後は馬主が所有するロジサンジェルマン牧場で2010年に死亡するまで余生を送った。平地競走の種牡馬としてはG2勝ち馬を1頭出すにとどまったが、障害競走ではワールドハードル4連覇など、イギリスハードルG1を9勝したビッグバックス (Big Buck's) の母の父としてその名を残した。

戦績

※馬齢表記は現在の馬齢表記に換算する。

●2歳時︵1986年︶‥7戦1勝

●3歳時︵1987年︶‥11戦5勝
●おもな勝ち鞍…シュタイゲンバーガー・ホテル大賞︵ドイツ・G3︶、ヘルティー国際大賞︵ドイツ・G2︶、ベルリン大賞︵ドイツ・G1︶、ワシントンDCインターナショナル︵アメリカ合衆国・G1︶、ジャパンカップ︵日本・GI︶。ほかオイロパ賞、マンノウォーステークスで2着。

●4歳時︵1988年︶‥1戦0勝

血統表

ルグロリューの血統ヘイルトゥリーズン系 / Variete (Vanille) 5×5=6.25%			（血統表の出典）
父 Cure the Blues 1978 鹿毛	父の父 Stop the Music 1970 鹿毛	Hail to Reason	Turn-to
			Northirdchance
		Babopper	Tom Fool
			Bebop
	父の母 Quick Cure 1971 栗毛	Dr. Fager	Rough'n Tumble
			Aspidistra
		Speedwell	Bold Ruler
			Imperatrice
母 La Mirande 1972 鹿毛	母の父 Le Fabuleux 1961 栗毛	Wild Risk	Rialto
			Wild Violet
		Anguar	Verso
			La Rochelle
	母の母 La Magnanarelle 1961 鹿毛	Herbager	Vandale
			Flagette
		La Malaguena	Migoli
			La Mirambule F-No.11-d

参考文献

• 「今月の記録室『第7回ジャパンC (GI)』」『優駿』、日本中央競馬会、1988年1月、136-139頁。 

外部リンク

• 競走馬成績と情報 netkeiba、スポーツナビJBISサーチ
• Le Glorieux | Details - レーシング・ポスト （英語）