レーニン (原子力砕氷艦)

レーニンЛенин)は、ソビエト連邦(現在のロシア)が1959年に就役させた世界初の原子力砕氷船原子力船)である。

レーニン
ムルマンスクに係留されているレーニン(2009年)
基本情報
船種 原子力砕氷艦
建造所 アドミラルティ造船所
経歴
起工 1956年8月25日
竣工 1959年9月12日
引退 1989年
要目
総トン数 19,240 t
長さ 134.0 m
26.8 m
深さ 16.7m
喫水 10.5m
主機関 新造時:OK-150原子炉(出力90 MW) 3基
改装時:OK-900原子炉(出力171 MW) 2基
最大速力 19.7 ノット (33 km/h)
テンプレートを表示

船名は、ソ連の指導者ウラジーミル・レーニンにちなんだものであった。

建造

編集
 
レニングラード(現・サンクトペテルブルク)における新造時のレーニン(1959年)

19321970[1]

19541956825[2]1959912[2][1]

設計

編集

主機

編集
 
展示されるレーニンの主機。原子炉点検の様子を再現している。



3OK-15044,000VM-A231[2][3][3]

196519676[3]19702OK-900

船体

編集

1230t86t1.5m[3]

艤装

編集

船内は温水による暖房が完備されていた[3]ほか、ヘリコプター1機も搭載されていた。

運用

編集

19591965230[2]

19651970OK-150

19661972

19715-61970-1980[1]19744101989退

2005[3]

事故

編集

OK-150 5

(一)1965 2260

(二)19659313,000

(三)19663

(四)1966 

(五)(Bellona Foundation)1967 1966 

OK-900148-621967218

登場作品

編集

切手

編集

ソ連建国の父であるレーニンの名を冠した船であり、ソ連の科学力の高さを誇る船でもあることから、ソ連時代には頻繁に切手の図案になった。ソビエト連邦の崩壊後も何度か切手が発行されている。

テレビ番組

編集

出典

編集
  1. ^ a b c 『世界の砕氷船』 P.41
  2. ^ a b c d 『ソ連海軍事典』 P.484
  3. ^ a b c d e f 『世界の砕氷船』 P.93-94

参考文献

編集

外部リンク

編集