ロクス
聖ロクス ︵ラテン語:Rochus、イタリア語:Rocco、フランス語:Roch、スペイン語及びポルトガル語:Roque、1295年 - 1327年8月16日︶は、カトリック教会の聖人。ペスト︵黒死病︶に対する守護聖人とされたことから、古くからヨーロッパで崇敬の対象となってきた。絵画や肖像では、裂傷を負った脚を見せて立ち、傍らにはパンをくわえたイヌが描かれている。犬が食べ物を運び、ロクスの傷を舐めて治してくれたという伝説がある[1]。
聖ロクス | |
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崇敬する教派 | カトリック教会 |
記念日 | 8月16日 |
象徴 | 裂傷を負った脚を見せて立ち、傍らにはパンをくわえたイヌ |
守護対象 | ペスト、伝染病よけ |
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/5/54/San_Rocco_Venezia_%28Interno%29_-_%E2%80%9CTomba_con_pala_d%E2%80%99altare%E2%80%9D_di_San_Rocco.jpg/220px-San_Rocco_Venezia_%28Interno%29_-_%E2%80%9CTomba_con_pala_d%E2%80%99altare%E2%80%9D_di_San_Rocco.jpg)
来歴
編集脚注
編集- ^ “聖人カレンダー 聖ロクス”. Laudate. 2020年4月26日閲覧。
- ^ “St. Roch”. Catholic Encyclopedia. 2020年4月26日閲覧。