三宅康夫
日本のギタリスト (1955-)
概要
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桜井賢らが中心になって結成したフォーク・グループ﹁コンフィデンス﹂のギタリストとしてバンドに参加。1974年にデビューしたが、1975年に脱退。脱退理由については明らかにされていないが、アルフィーの証言・エッセイ等をベースに描かれた漫画﹃ドリーム・ジェネレーション﹄︵吉岡つとむ・著︶の中で﹁南ゆうじ﹂という人物として登場。作中では﹁父親が病気で倒れ、長男であるために家業を継ぐ﹂ために脱退したことになっている。別れのシーンはアルフィーのアルバム﹃讃集詩﹄に収録されている﹁坂道﹂︵坂崎幸之助・作詞︶の歌詞を彷彿とさせる。
1stシングルアルバム﹃青春の記憶﹄の ﹁一年目の春﹂では、作詞を担当している。演奏楽器は、ギターの他にベースも担当していたことが、﹁夏しぐれ﹂後面の歌詞カードに記載されている。
現在のアルフィー︵THE ALFEE︶のメンバーが彼について語ることはほとんどないため、彼のことを知らないファンも少なくない。﹁メンバーチェンジを行っていない﹂とされているが、デビュー当時は4人であった。
1994年に行われた夏のイベント﹁KING'S NIGHT DREAM﹂で彼らのデビュー曲である﹁夏しぐれ﹂を演奏した際、坂崎はMCで﹁今のメンバーでお送りします﹂と、三宅やバックバンドの存在を感じさせるような発言をしている。
現在の彼についての詳細は不明だが、家業を営んでいる模様。THE ALFEEの歴史を取り上げた番組でも彼について触れられることは無く、三宅本人が映っているアルバム﹃青春の記憶﹄、シングル﹁夏しぐれ﹂等のジャケットがテレビ画面に映される際、たびたび三宅の姿が出ることもある。
2014年12月17日にTHE ALFEEデビュー40周年を記念して1stアルバムが﹃青春の記憶 [+2]﹄として再発売されたが、ジャケットやブックレットにはカメラマン・おおくぼひさこが撮影していた三宅以外の3人の写真が使用され新たにデザインされた。