三石駅
岡山県備前市三石にある西日本旅客鉄道の駅
三石駅(みついしえき)は、岡山県備前市三石にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)山陽本線の駅である。駅番号はJR-S11。
三石駅 | |
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駅舎(2019年9月) | |
みついし Mitsuishi | |
◄上郡 (12.8 km) (7.1 km) 吉永 JR-S10► | |
所在地 |
岡山県備前市三石3168 北緯34度48分16.30秒 東経134度16分31.53秒 / 北緯34.8045278度 東経134.2754250度座標: 北緯34度48分16.30秒 東経134度16分31.53秒 / 北緯34.8045278度 東経134.2754250度 |
駅番号 | JR-S11 |
所属事業者 | 西日本旅客鉄道(JR西日本) |
所属路線 | 山陽本線 |
キロ程 | 102.4 km(神戸起点) |
電報略号 | ミイ |
駅構造 | 地上駅(盛土上) |
ホーム | 1面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
141人/日(降車客含まず) -2021年- |
開業年月日 | 1890年(明治23年)12月1日[1] |
備考 | 無人駅(自動券売機 有) |
三石駅 配線図[2] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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概要
編集歴史
編集当駅が仮開業した際、兵庫県内に駅があった。翌年に岡山駅まで路線が延伸されると同時に、現在の場所へ駅が移転した。
年表
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●1890年︵明治23年︶12月1日‥山陽鉄道の仮駅として兵庫県内に開設[3]。船坂隧道東口︵現在地より神戸寄り約3.2km︶[4]にあった。
●1891年︵明治24年︶3月18日‥山陽鉄道当駅 - 岡山駅間延伸。同時に岡山県の現在地に移転、本開業[1]。旅客・貨物取扱開始[1]。
●1906年︵明治39年︶12月1日‥山陽鉄道の国有化[1]、官設鉄道の駅となる。
●1909年︵明治42年︶10月12日‥線路名称制定。山陽本線の所属となる。
●1983年︵昭和58年︶12月25日‥貨物取扱廃止[1]。駅西側にある三石耐火煉瓦工場へ専用線が続き、製品発送を行っていた。
●1984年︵昭和59年︶2月1日‥荷物扱い廃止[1]。
●1987年︵昭和62年︶4月1日‥国鉄分割民営化に伴い、JR西日本の駅となる[1]。
●2016年︵平成28年︶6月1日‥終日無人駅化[5]。
●2018年︵平成30年︶9月15日‥ICOCA対応簡易型自動改札機導入。ICOCAの利用が可能となる[6]。
●2020年︵令和2年︶9月‥駅ナンバリング導入、使用開始[7][8]。
駅構造
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島式ホーム1面2線を有する地上駅で、その他にも何本か側線がある。傾斜面上にあるため、駅舎に入るには正面階段か上郡寄りにある坂道を上る必要があり、駅舎からホームへは上り階段がある。
山陽本線岡山支社管内区間はCTC未導入の状態が続いたため、運転業務を行う関係上駅員が配置されていた。東岡山駅が管理する直営駅であり、窓口が設置されていた。2016年5月の運行管理システム稼働に伴い、吉永駅と共に同年5月31日で窓口営業を終了し翌6月1日より無人駅となり[5]、2018年には乗務員宿泊所の改築に伴い駅舎上郡寄りが減築されたが、窓口スペースは存置されている。
ICOCAは2018年9月のエリア拡大・統合に伴い、当駅にも簡易型自動改札機︵乗車券と磁気定期券は入場のみ対応︶が導入されICOCAが利用可能となった。自動券売機は1000円札と硬貨のみ対応の物が設置されていたが、ICOCA利用開始までに高額紙幣とICカードチャージ対応に改修されている。
夜間滞泊設定もあり、構内に乗務員宿泊所が設置されている。
のりば
編集のりば | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
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1 | 山陽本線 | 上り | 相生・姫路方面 | |
2 | 下り | 岡山・三原方面 | 一部1番のりば |
利用状況
編集乗車人員推移 | |
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年度 | 1日平均人数 |
1997 | 379 |
1998 | 373 |
1999 | 364 |
2000 | 339 |
2001 | 313 |
2002 | 289 |
2003 | 280 |
2004 | 271 |
2005 | 256 |
2006 | 255 |
2007 | 246 |
2008 | 249 |
2009 | 223 |
2010 | 214 |
2011 | 212 |
2012 | 196 |
2013 | 194 |
2014 | 187 |
2015 | 195 |
2016 | 176 |
2017 | 187 |
2018 | 180 |
2019 | 174 |
2020 | 127 |
2021 | 141 |
駅周辺
編集バス路線
編集- 東備西播定住自立圏圏域バス「ていじゅうろう」備前ルート
- 備前市営バス三石線
隣の駅
編集脚注
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(一)^ abcdefg石野哲 編﹃停車場変遷大事典 国鉄・JR編II﹄︵初版︶JTB、1998年10月1日、220-221頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
(二)^ ﹃︻図説︼日本の鉄道 山陽・山陰ライン 全線・全駅・全配線 第3巻 京都北部・兵庫エリア﹄川島令三、講談社、2012年、p.13、ISBN 9784062951531
(三)^ ﹁汽車運転並ニ発着時刻及賃金﹂﹃官報. 1890年11月29日﹄ - 国立国会図書館デジタルコレクション
(四)^ 長船友則、﹃山陽鉄道物語﹄、2008年、JTBパブリッシング、ISBN 9784533070280、P.56 - P.57
(五)^ abJRおでかけネット︵三石駅・吉永駅︶に告知を掲載。
(六)^ 2018年9月15日から近畿から北陸・岡山へ!ICOCAがご利用可能に - 西日本旅客鉄道
(七)^ 岡山・福山エリア8路線82駅への﹁駅ナンバー﹂の導入について - 西日本旅客鉄道、2020年7月28日、2020年7月28日閲覧。
(八)^ 広島エリア5路線79駅への﹁駅ナンバー﹂の導入について - 西日本旅客鉄道、2020年7月28日、2020年7月28日閲覧。
(九)^ “岡山県統計年報”. 岡山県. 2023年3月29日閲覧。
(十)^ “備前市の統計︵令和3年度版︶9建設・住宅・交通 ~ 快適な生活が送れるまち ~” (PDF). 備前市. 2023年4月3日閲覧。
関連項目
編集外部リンク
編集- 三石駅|駅情報:JRおでかけネット - 西日本旅客鉄道