上野原遺跡

鹿児島県霧島市にある遺跡

鹿鹿鹿鹿 
上野原遺跡
上野原縄文の森にある復元集落 地図
上野原遺跡の位置(鹿児島県内)
上野原遺跡

鹿児島県における位置

上野原遺跡の位置(日本内)
上野原遺跡

上野原遺跡 (日本)

所在地 鹿児島県霧島市国分上野原縄文の森
座標 北緯31度42分44.9秒 東経130度48分04.1秒 / 北緯31.712472度 東経130.801139度 / 31.712472; 130.801139
種類 集落遺跡、複合遺跡
面積 36ha(公園用地)
歴史
時代 縄文時代早期、弥生時代中世
追加情報
発掘期間 1986年(昭和61年)~
状態 保存、一部盛土の上遺構を復元し公園化
管理者 公益財団法人鹿児島県文化振興財団
一般公開 公開
文化財指定 1999年(平成11年)、国の史跡

概要

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出土した壺形土器

19866119968鹿調[1]199810199911西調1

調査

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発掘の詳細

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上野原遺跡の土層

調17調19

1 P1- P3

2 6

3 1

4 P5

5 P7

6 P11

7 563

8 P13

9 1052109500103919[2]

10 P14

P1446調39151252

調

10P13P14P13950015,000

年代再測定

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加速器質量分析装置による年代測定法の精度向上により、2020年までに中央大学と鹿児島県埋蔵文化財センターのチームが測定し直した結果、約9500年前の集落跡の遺物とされたものは約1万700~1万400年前のものと分かった[3]。また双子壺など7500年前のものとされた遺物群も再測定により8800~8550年前とされている[3]

発掘後の状況

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遺跡は保護のために埋め戻され、その上に縄文時代の竪穴建物などが復元され、公益財団法人鹿児島県文化振興財団が管理する歴史公園鹿児島県上野原縄文の森」になっている。遺跡から出土した遺物は、園内の「縄文の森展示館」にて見ることが可能である。

アクセス

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所在地等

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上野原遺跡

上野原遺跡の位置
  • 鹿児島県上野原縄文の森
  • 〒899-4318 霧島市国分上野原縄文の森1-1
  • 鹿児島県立埋蔵文化財センター
  • 〒899-4318 霧島市国分上野原縄文の森2-1

交通

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脚注

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  1. ^ 鹿児島県立埋蔵文化財センター 2002年 p.54
  2. ^ 新東2007年4月
  3. ^ a b 縄文時代の大集落跡、実は1000年古かった 鹿児島・上野原遺跡 年代再測定で1万年超前と判明”. 南日本新聞 (2022年5月25日). 2022年5月25日閲覧。

参考文献

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  • KTS鹿児島テレビ経営企画局編 1997年『鹿児島の縄文文化』国分上野原シンポジウム実行委員会
  • 国分郷土誌編纂委員会編 1998年『国分郷土誌 下巻』国分市
  • 鹿児島県立埋蔵文化財センター 2002年10月5日『上野原縄文の森 常設展示図録』鹿児島県上野原縄文の森 p.54 NAID BB06524049

外部リンク

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座標: 北緯31度42分49秒 東経130度48分5秒 / 北緯31.71361度 東経130.80139度 / 31.71361; 130.80139