中津川 (相模川水系)

神奈川県を流れる相模川水系の支流

中津川(なかつがわ)は、神奈川県を流れる河川相模川水系の支流である。

中津川
愛川町内の中津川
2011年平成23年)3月撮影)
水系 一級水系 相模川
延長 32.8 km
平均流量 -- m³/s
流域面積 -- km²
水源 丹沢山地秦野市
水源の標高 -- m
河口・合流先 相模川厚木市
流域 神奈川県
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地理

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源流域

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丹沢山地・ヤビツ峠周辺の山々
相模川(奥)・小鮎川(右側の土手の間)との合流地点

761m4km3km70沿1km

上流域

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中・下流域

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姿


中津渓谷

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中津渓谷宮ヶ瀬ダム石小屋ダムが建設され、面影はほとんど無くなった。


流域の自治体

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神奈川県
秦野市愛甲郡清川村相模原市、愛甲郡愛川町厚木市

流域の山々

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丹沢山地中央部の丹沢主脈と呼ばれる稜線と表尾根大山山塊中津山地に囲まれた東丹沢地域を流域とする。

山容 名称 標高m 山塊 中津川に流出する河川 備考
  大山 1,252 大山山塊 藤熊川、唐沢川
  大山三峰山 935 大山山塊 唐沢川
  新大日 1,340 表尾根 タライゴヤ沢
  塔ノ岳 1,491 丹沢主脈 本谷川
  丹沢山 1,567 丹沢主脈 本谷川塩水川、早戸川
  蛭ヶ岳 1,673 丹沢主脈 早戸川 中津川流域の最高峰
  黍殻山 1,273 丹沢主脈 早戸川(中津川に流入する大きな支流のひとつであるが、現在は宮ヶ瀬湖に流入する形となっている。 渓流釣りでも結構有名な川で、休日は釣り客で賑わう。源流域には日本の滝百選で有名な早戸大滝がある。)記事ができれば削除願います。)
  仏果山 747 中津山地 川弟川

東丹沢県民の森

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丹沢山地中部の丹沢山北麓に広がる森林であり、丹沢大山国定公園の区域内にあたり、かながわの美林50選東丹沢県民の森として水源の森百選に指定されている[1]

山岳 面積(ha) 標高(m) 人工林(%) 天然林(%) 主な樹種 制限林 種類
118 620 ~940 48 52 スギマツケヤキコナラ 水源かん養保安林、土砂流出防備保安林、保健保安林 流水(中津渓谷)、ダム貯水池(宮ヶ瀬ダム

中津渓谷周囲の森であり、水源林により貯えられた水は宮ヶ瀬ダムへ流れ上水道発電の水源として利用されている。また、クマタカを始め多くの動物や広葉樹林の群生林など多くの生き物を育む森である。

  • 所在地:神奈川県愛甲郡清川村宮ヶ瀬字丹沢山 他(データは指定年1995年平成7年)7月)
 
 
丹沢山北麓に広がる東丹沢県民の森 丹沢山付近のブナ林

[中津渓谷.JPG

その他支流

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(河川に直接に流入支流(沢や渓流は除く国土地理院国土交通省河川整備計画に明記されるもの)

河川施設

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ギャラリー

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座標: 北緯35度27分0秒 東経139度22分13.5秒 / 北緯35.45000度 東経139.370417度 / 35.45000; 139.370417

関連項目

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脚注

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外部リンク

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