久保ケ丘
久保ケ丘(くぼがおか)は、茨城県守谷市の地名。一丁目から四丁目まである。土地区画整理事業により立沢、大山新田の一部から新設された。郵便番号は302-0104。
久保ケ丘 | |
---|---|
久保ケ丘三丁目 | |
北緯35度58分16.06秒 東経139度58分19.68秒 / 北緯35.9711278度 東経139.9721333度 | |
国 |
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都道府県 |
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市町村 |
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人口 | |
• 合計 | 3,110人 |
等時帯 | UTC+9 (日本標準時) |
郵便番号 |
302-0104 |
市外局番 | 0297[2] |
ナンバープレート | つくば |
地理
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守谷市北部、常総ニュータウン北守谷地区の北東部に位置する閑静な住宅街である。北部は常総ニュータウン絹の台地区と接し、地区の境に小川の流れる遊歩道﹁せせらぎの小路﹂が整備されている。南部は新守谷の駅前へ通じる北守谷地区のメイン通り︵北守谷板戸井線︶、地域の西部は常総ふれあい道路が通る。
一丁目に久保ケ丘交番・守谷市文化会館・伊藤ハム中央研究所、二丁目にサンテラス守谷がある。
東、南は御所ケ丘、西は松前台、北はつくばみらい市絹の台と接している。
地価
編集住宅地の地価は、2014年(平成26年)1月1日の公示地価によれば、久保ケ丘2丁目10番2の地点で7万8800円/m2となっている。[3]
歴史
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元は立沢・大山新田の一部で、山林を中心とした地域となっていた。1949年︵昭和24年︶6月になると、満州より引き上げてきた大八洲開拓団により入植が行われ、地域の大部分は新興開拓地域﹁素住台﹂︵全21戸︶へと変貌した。その後、日本住宅公団︵現:都市再生機構︶によってニュータウン開発の計画が浮上し、1972年︵昭和47年︶末までに素住台住人の立ち退きが完了。その後、区画整理事業が行われ、1982年︵昭和57年︶に常総ニュータウン北守谷の街びらきが行われ、その後は住宅街となっている。素住台の名は現在では北守谷遊歩道の﹁素住台歩道橋﹂にその名が残るのみである。
地名の由来
編集従前の大字立沢の小字に「久保」が付くものが複数あったことによる。また、大八洲開拓団開発地の名称「素住台」は、1949年(昭和24年)当時の北相馬地方事務所主事の命名による。
沿革
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●1948年︵昭和23年︶ 北相馬郡大井沢村立沢地区の山林開放が具体化し、開拓計画を樹立。大井沢村を主体に、︵旧︶守谷町、内守谷村の各一部を含めた地域において開拓計画が行われる。
●1949年︵昭和24年︶
●5月 素住台地区︵現在の守谷市久保ケ丘周辺︶鍬入れ。
●6月 素住台地区開墾鍬入式。
●1950年︵昭和25年︶春 守谷町大原地区︵現在の守谷市松並北部︶に別れて開墾が行われる。
●1972年︵昭和47年︶12月30日 常総ニュータウン北守谷の開発に伴う立ち退きがほぼ完了する。
●1982年︵昭和57年︶4月 常総ニュータウン北守谷の街びらきが行われる。
町名の変遷
編集実施後 | 実施年月日 | 実施前(各大字ともその一部) |
---|---|---|
久保ケ丘一丁目 | 昭和末期 | 立沢 |
久保ケ丘二丁目 | 立沢 | |
久保ケ丘三丁目 | 立沢 | |
久保ケ丘四丁目 | 立沢、大山新田 |
世帯数と人口
編集2017年(平成29年)8月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[1]。
丁目 | 世帯数 | 人口 |
---|---|---|
久保ケ丘一丁目 | 287世帯 | 666人 |
久保ケ丘二丁目 | 160世帯 | 443人 |
久保ケ丘三丁目 | 274世帯 | 676人 |
久保ケ丘四丁目 | 470世帯 | 1,325人 |
計 | 1,191世帯 | 3,110人 |
交通
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首都圏新都市鉄道つくばエクスプレス・関東鉄道常総線守谷駅から新守谷駅、小絹駅、北守谷公民館などを結ぶ路線バスが地域内を走っている。
路線バス
地域内には﹁久保ケ丘一丁目﹂、﹁立沢公園﹂、﹁久保ケ丘東﹂、﹁久保ケ丘三丁目﹂、﹁素住台歩道橋﹂、﹁久保ケ丘﹂、﹁せせらぎの小路﹂、﹁御所ケ丘﹂、﹁文化会館前﹂の9つの停留所がある。
系統 | 主要経由地 | 行先 | 運行会社 |
---|---|---|---|
久保ケ丘三丁目・立沢公園・久保ケ丘一丁目・北守谷橋 | 新守谷駅 | ■関鉄 | |
深夜 | 久保ケ丘・せせらぎの小路・絹の台 | 小絹中学校 | |
急行 | 素住台歩道橋・久保ケ丘・せせらぎの小路・きぬの里・自然博物館入口 | 岩井バスターミナル | |
急行 | 素住台歩道橋・久保ケ丘・せせらぎの小路・きぬの里・自然博物館入口 | 猿島バスターミナル | |
急行 | 文化会館前・御所ケ丘・第一病院前・松前台五丁目 | 北守谷公民館 | |
久保ケ丘一丁目・立沢公園・久保ケ丘三丁目・松前台五丁目 | 守谷駅西口 | ||
せせらぎの小路・久保ケ丘・素住台歩道橋・前川製作所前 | |||
急行 | 御所ケ丘・文化会館前・新守谷駅入口 | ||
備考 深夜は23時以降・料金5割増。 |
また、地域内の一部のバス停留所は、当初の名称より変更が行われている。
- 文化会館前←ショッピングセンター
小・中学校の学区
編集市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる。
丁目 | 番地 | 小学校 | 中学校 |
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一丁目 | 全域 | 御所ケ丘小学校 | 御所ケ丘中学校 |
二丁目 | 全域 | ||
三丁目 | 全域 | ||
四丁目 | 全域 |
施設
編集参考文献
編集- 大八洲開拓史(大八洲農業共同組合)
- 大八洲開拓史(続編)(大八洲農業共同組合)
関連項目
編集参考サイト
編集脚注
編集- ^ a b “平成29年(2017年)の人口 - 常住人口 町丁別”. 守谷市 (2017年8月3日). 2017年8月24日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2017年5月29日閲覧。
- ^ 国土交通省地価公示・都道府県地価調査