1913626 - 19991211949
井尻 正二いじり しょうじ
生誕 1913年6月26日
日本の旗 日本北海道
死没 (1999-12-01) 1999年12月1日(86歳没)
研究分野 古生物学地質学
研究機関 国立科学博物館東京大学地震研究所東京経済大学
出身校 東京帝国大学
プロジェクト:人物伝
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略歴

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4[1][2][2]

19334[3]

19631969

業績

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1948調調1949Desmostylus japonicus[4]



I-IV10

2008姿




家系

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 - 182811鹿

 - 

 - 


著書

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  • 古生物学論』(平凡社、平凡社全書49)
  • 『これからの地球はどうなるか 地質の教室』(新興出版社) 1949
  • 『人間の先祖』(福村書店、中学生歴史文庫 世界史1) 1951
  • マンモス象とその仲間』(福村書店、地球の歴史文庫) 1951
  • 地質学の根本問題』(地学団体研究会、地学双書) 1952
  • 『科学論 古生物学を主題として』(理論社) 1954
  • 『ふしぎな地球』(筑摩書房、小学生全集) 1954
  • 『古生物学』(理論社) 1956
  • 『自然と人間の誕生』(学生社新書) 1956
  • 『人体の秘密 進化をたどる』(三一新書) 1957
  • 『お月さまのたんけん』(麦書房、雨の日文庫) 1958
  • 『雪おとこの足あと』(麦書房、雨の日文庫) 1958
  • 『人間の誕生』(日本評論新社) 1959
  • 『地球のすがた・地球と生物』(偕成社、目で見る学習百科) 1960
  • 『文明のなかの未開 人間はどれだけ進化したか』(三一新書) 1962
    • 『文明のなかの未開』(築地書館) 1968
  • 『人体名所案内 進化のあとをたずねて』(講談社、ブルーバックス) 1967
  • 『化石』(岩波書店) 1968
  • 『人体の矛盾』(築地書館) 1968
  • 『野尻湖のぞう』(福音館書店、福音館の科学シリーズ) 1969
  • 『ヒトの解剖』(築地書館) 1969
  • 『先祖をたずねて億万年』(新日本出版社) 1970
  • 『マンモスをたずねて 科学者の夢』(筑摩書房、ちくま少年図書館、歴史の本) 1970
  • 『生きてる化石のなぞ』(千代田書房) 1971
  • 『ドクターカックは大博士』(新日本出版社) 1971
  • 『いばるな恐竜ぼくの孫』(新日本出版) 1972
  • 『化石のつぶやき』(共立出版) 1972
  • 『剣竜のなぞ』(福音館書店、福音館の科学シリーズ) 1972
  • 『古生物学汎論』(築地書館) 1972
  • 『科学の階級性 続科学論』(築地書館) 1973
  • 『ぼくには毛もあるヘソもある』(新日本出版社) 1973
  • 『からすのカア公』(築地書館、新・どうぶつの絵本シリーズ) 1975
  • 消防犬・文』(築地書館、新・どうぶつの絵本シリーズ) 1975
  • 『ぞうの花子』(築地書館、新・どうぶつの絵本シリーズ) 1975
  • 『テルとねこの子』(築地書館、新・どうぶつの絵本シリーズ) 1975
  • ヘーゲル「精神現象学」に学ぶ』(築地書館) 1975
  • 『独創の方法』(玉川大学出版部、玉川選書) 1976
  • ナウマンゾウの夢』(共立出版) 1977.11
  • 『野尻湖参り』(共立出版) 1977.3
  • 『ヒトの直系』(大月書店、国民文庫、現代の教養) 1977.9
  • 『日本列島ものがたり』(築地書館) 1978.11
  • 『ふしぎふしぎ人のからだ』(築地書館) 1978.8
  • 『ひとの先祖と子どものおいたち』(築地書館) 1979.6
    • 『ひとの先祖と子どものおいたち』(築地書館、みんなの保育大学) 1995.8
  • 『こどもの発達とヒトの進化』(築地書館) 1980.5
  • 『ヘーゲル「大論理学」に学ぶ』(築地書館) 1980.11
  • 『やっぱりぼくらの先祖はサルだった』(KABA書房) 1980.6
  • 井尻正二選集』全10巻(大月書店) 1981 - 1983
  • 『銀の滴 金の滴』(築地書館) 1981.2
  • 『進化とはなにか』(築地書館) 1983.1
  • 『否定的精神』(築地書館) 1986.3
  • 『石狩湾 大正デモクラシーを生きた母と子の物語』(築地書館) 1988.6
  • 『胎児化の話』(築地書館) 1990.12
  • 弁証法をどう学ぶか』(大月書店) 1991.6
  • 『理論の勉強と自然保護問題』(地学団体研究会、地団研ブックレットシリーズ) 1992.9
  • 『ニワトリが先か、タマゴが先か』(大月書店) 1995.4
  • 『展開的弁証法と発展的弁証法 拙著『ニワトリが先か、タマゴが先か』の解説を中心にして』(地学団体研究会、地団研ブックレットシリーズ) 1996.4
  • 『弁証法の始元の分析』(大月書店) 1998.4
  • 『弁証法における「否定の否定の法則」について』(地学団体研究会、地団研ブックレットシリーズ) 1999.10

共著・編

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  • 『ともに学ぶよろこび 団体研究の方法』(東京大学出版会) 1953
  • 『地球の歴史』(藤田至則共著、東洋図書、図解科学大系 地球の科学) 1954
  • 『人間の歴史 猿から人間への100万年』(新堀友行, 金光不二夫共著、理論社、 私の大学・歴史の教室) 1956
  • 『化石学習図鑑』(藤田至則共著、東洋図書) 1957
  • 『地球の歴史』(湊正雄共著、岩波新書) 1957
  • 『人類の生れるまで』(青木滋共著、筑摩書房、新中学生全集) 1958
  • 『地球は生きている』(亀井節夫共著、福村書店、理科の学校) 1958
  • 『日本列島』(湊正雄共著、岩波新書) 1958
  • 『前世界の日本』(湊正雄共著、高陽書院、図説 地球の歴史) 1961
  • 『大むかしの世界』(秋山雅彦共著、偕成社、目で見る児童百科) 1963
  • 『地学入門』(新堀友行共編著、築地書館) 1963
  • 『自然界のふしぎ 自然と生命の神秘』(石井良治共著、偕成社、ジュニア博物館) 1968
  • 『ともに学ぶよろこび』(地学団体研究会著、井尻編、築地書館) 1969
  • 『地球の起源と歴史』(端山好和共著、法政大学出版局) 1970
  • 『化石のはなし』(石井良治共著、千代田書房、ぼくらの化石文庫) 1973
  • 『恐竜の世界をたずねて』(後藤仁敏共著、千代田書房、ぼくらの化石文庫) 1974
  • 『魚類の歴史』(友田淑郎共著、千代田書房、化石がかたる地球の歴史) 1974
  • 『象のいた湖 野尻湖発掘ものがたり』(野尻湖発掘調査団著、井尻編、新日本新書) 1974
  • 『詩人吉田一穂の世界』(編、築地書館) 1975.
  • 『生物の発生』(堀田進共著、千代田書房、化石がかたる地球の歴史) 1975
  • 『恐竜の全盛時代』(神谷英利共著、千代田書房、 化石がかたる地球の歴史) 1976.8
  • 『哺乳類の王国』(小沢幸重共著、千代田書房、化石がかたる地球の歴史4) 1977.2
  • 『社会科学と自然科学の方法 『資本論』の方法をめぐって』(工藤晃共著、大月書店) 1977.11
  • 『大氷河時代』(編 東海大学出版会、東海科学選書) 1979.10
  • 『地球と生物との対話』(湊正雄共著、築地書館) 1982.11
  • 『「種の起原」をどう読むか』(編著、築地書館) 1985.4
  • 『恐竜の世界をたずねて』(後藤仁敏共著、築地書館) 1986.11
  • 『たのしい化石採集』(石井良治共著、築地書館) 1986.11
  • 『絶滅した日本の巨獣』(犬塚則久共著、築地書館) 1989.10
  • 『恐竜の足あと』(真野勝友共著、築地書館) 1990.6
  • 『生きている化石』(堀田進共著、築地書館) 1991.10
  • 『化石の世界』(秋山雅彦共編著、大月書店) 1992.9
  • 『新・人体の矛盾』(小寺春人共著、築地書館) 1994.2
  • 『「新」ヒトの解剖』(後藤仁敏共著、築地書館) 1996.4
  • 『「新」文明のなかの未開 レリックの世界』(真野勝友, 堀田進共著、築地書館) 1998.3

記念論集

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  • 『古生物学各論』第1巻(井尻正二氏還暦記念出版編集委員会編、築地書館) 1973
  • 『古生物学各論』第2巻(井尻正二氏還暦記念出版編集委員会編、築地書館) 1975

論文

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  • 井尻正二, 見田石介、「矛盾と弁証法--生物学と経済学との哲学的対話」『季刊科学と思想』 第7号、p.77-94)) 1973年1月、新日本出版社、「井尻正二選集10哲学II弁証法の核心」(1983年5月12日、大月書店)所収), NAID 40000588966
  • 井尻正二, 不整合の概念的理解」『地球科学』 33巻 1号) 1979年 p.66-67, doi:10.15080/agcjchikyukagaku.33.1_66
  • 井尻正二, 秋山雅彦, 後藤仁敏, ヒトのネオテニー説批判」『地球科学』 45巻 1号) 1991年 p.1-18, doi:10.15080/agcjchikyukagaku.45.1_1
  • 舟橋三男, 石井次郎, 土屋篁, 熊野純男, 佐藤泰子, 井尻正二, 墓石探索顛末記(<特集>環境と地学)」『地学教育と科学運動』 21巻) 1992年 p.115-120, doi:10.15080/chitoka.21.0_115
  • 井尻正二, 「地質学サバイバルの道」シンポジウムのコメント(<特集>地質学サバイバルの道をさぐる)」『地学教育と科学運動』 26巻) 1996年 p.19-24, doi:10.15080/chitoka.26.0_19
  • 井尻正二「小学校時代を偲んで(<特集>応用地質の現場ではいま)」『地学教育と科学運動』第29巻、地学団体研究会、1998年、45-50頁、doi:10.15080/chitoka.29.0_45NAID 110007159902 

脚注

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  1. ^ 井尻 1998, pp. 45–46.
  2. ^ a b 井尻 1998, p. 46.
  3. ^ 井尻 1998, p. 50.
  4. ^ 井尻正二, 「Desmostylus japonicusを中心とせる哺乳動物歯牙形態発生理論に関する一考察」 九州大学 理学博士, [報告番号不明],) 1949年 ,NAID 500000491526

関連項目

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