仏堂

仏教寺院において仏像を安置し、礼拝供養するための建物

仏堂(ぶつどう)とは、仏教寺院において仏像を安置し、礼拝供養するための建物である。境内以外に単独で建てられたものは境外仏堂(けいがいぶつどう)ということがある。

境外仏堂(愛媛県)
備後地方に広く見られる辻堂

概略

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2

1

本尊仏安置の仏堂

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使西使

殿使殿

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殿

特記事項

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備後地方では江戸時代より水野藩の指導により各地区に辻堂と呼ばれる建物が多数作られ、後に地蔵菩薩や観音像が持ち込まれて仏堂として今日に残されている[1][2]。四国地方にも似たような仏堂が山間部を中心に残されている[3][4]

脚注

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  1. ^ 広島文化大百科 文化資源詳細情報「辻堂」 広島県 2017年9月27日閲覧
  2. ^ 「憩亭」100ヵ所紹介 福山の秋山さん自費出版 旅人が休息 写真、エッセーで 2017年06月23日 夕刊-03版 3頁 山陽新聞夕刊 写有 (全970字)
  3. ^ 「阿波の辻堂の習俗」文化庁 文化遺産オンライン 2017年9月27日閲覧
  4. ^ 「讃岐の茶堂の習俗」文化庁 文化遺産オンライン 2017年9月27日閲覧

出典

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  • 藤田勝也・古賀秀策『日本建築史』昭和堂、1999年4月。ISBN 4-8122-9805-9

関連項目

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