体力
概要
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個人の体力は、2つの要因によって決定される。一方は、筋線維の断面積であり、他方は、筋繊維の強度である。タイプIの遅い筋繊維の割合が高い個人は、タイプIIの速い筋繊維の割合が高い同様の個人より、筋力は小さくなる一方、持久力は高くなる。
分類
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体力は様々な基準に基づいて分類される。以下はその一例である。
●行動体力︵こうどうたいりょく︶: 行動の基礎となる身体的能力[3]
●行動を起こす能力‥筋力・瞬発力。測定例として垂直跳び・立ち幅跳び
●行動を持続する能力‥筋持久力・全身持久力
●行動を調節する能力‥敏捷性・平衡性・巧緻性・柔軟性。測定例として反復横とび・目隠し片脚立ち・ジグザグ走・伏臥上体反らし
●防衛体力︵ぼうえいたいりょく︶: 病気・ストレス・環境に適応する能力[4]
脚注
編集- ^ “朝日新聞デジタル:体力測定、過去と未来つなぐ”. 朝日新聞デジタル (2019年10月9日). 2021年9月17日閲覧。
- ^ 東大生と学ぶ“運動音痴”の治し方 - 日経ビジネスオンライン 2009年5月13日
- ^ "行動体力(こうどうたいりょく)体力を大きくふたつに分類したもののひとつ。... 行動の基礎となる身体的能力のこと。" e-ヘルスネット. 行動体力. 2023-09-12閲覧.
- ^ "もう一方は「防衛体力」といい、病気やストレスに対する免疫力や抵抗力、環境に適応する能力などを指しています。" e-ヘルスネット. 行動体力. 2023-09-12閲覧.