入営
入営(にゅうえい)は、兵役義務者または志願によって兵役に編入される者がその服役のためにはじめて兵営にはいることである。
入営期日
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一般現役兵の入営期日は徴集年の翌年1月10日が通常であるが、兵種もしくは師団によって期日を異にし、あるいは期をわかちて入営させるものがある。すなわち近衛、第19、第20の各師団、台湾および独立守備隊の歩兵は12月1日と6月1日との2回に入営し、第19師団の各兵科︵歩兵、電信兵および輜重特務兵をのぞく︶は12月10日に入営する。
輜重兵特務兵は4期もしくは5期にわかちて入営し、看護兵および磨工兵は1月10日︵第19師団は12月10日︶、補助看護兵は内地各師団︵第7師団をのぞく︶は9月1日、第7師団は8月1日に入営する。
なお、入営の際に必需品を入れた袋を、陸軍では奉公袋、海軍では応召袋といった[1]。
入営延期
編集脚注
編集- ^ 北村恒信著 『戦時用語の基礎知識』 光人社NF文庫、2002年、114頁