八田謹二郎

八田謹二郎︵はったきんじろう、1853年︵嘉永6年9月^[1]^[2]︶ - 1928年︵昭和3年︶6月22日^[2]︶は、明治時代の政治家、銀行家、林業家。衆議院議員︵2期︶。

経歴

安芸広島藩領佐伯郡玖島村︵広島県佐伯郡佐伯町を経て現廿日市市︶で^[1]^[3]、酒醤油醸造業・先代新七の長男として生まれる^[3]。漢学を修め^[2]、広島県下の多額納税者に列した^[1]。広島県農工銀行監査役、同頭取、八田貯蓄銀行頭取などを歴任した^[2]。1890年︵明治23年︶7月の第1回衆議院議員総選挙では広島県第2区から無所属で出馬し当選^[2]。つづく第2回選挙でも当選した^[2]。在任中は中央交渉会に属した^[2]。林業家としては、1万余町に数万株の諸苗を増植、灌漑に努めるなど郷里の農林業に貢献し、その功を賞して1900年︵明治33年︶緑綬褒章を下賜された^[4]。

栄典

勲章等

1900年（明治33年）12月28日 - 緑綬褒章^[4]

脚注

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^ ^a ^b ^c 木戸 1890, 602頁.
^ ^a ^b ^c ^d ^e ^f ^g 衆議院、参議院編 1962, 393頁.
^ ^a ^b 『大日本人物誌』は之部34頁。
^ ^a ^b 『八田謹二郎ヘ緑綬褒章下賜ノ件』 - 国立公文書館デジタルアーカイブ、明治33年12月28日。

参考文献

●木戸照陽編﹃日本帝国国会議員正伝﹄田中宋栄堂、1890年。 ●成瀬麟、土屋周太郎編﹃大日本人物誌 : 一名・現代人名辞書﹄八紘社、1913年。 ●衆議院、参議院編﹃議会制度七十年史第11﹄大蔵省印刷局、1962年。

[FOOTNOTE木戸1890602頁-1] 木戸 1890, 602頁.

[FOOTNOTE衆議院、参議院_編1962393頁-2] ^ ^a ^b ^c ^d ^e ^f ^g 衆議院、参議院編 1962, 393頁.

[jinbutsu-3] 『大日本人物誌』は之部34頁。

[jusho-4] 『八田謹二郎ヘ緑綬褒章下賜ノ件』 - 国立公文書館デジタルアーカイブ、明治33年12月28日。

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