刑事ガンさんシリーズ
概要・特色
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●はみ出しの中年デカ “ ガンさん ” ことベテラン刑事・草野岩平︵山城新伍︶が事件を解決していき活躍するコメディーサスペンスシリーズドラマ。ガンさんの妻・愛子︵岡江久美子︶などがレギュラー助演して脇を固める。
●舞台は京都である。草野の所属は府警本部刑事部の窓際部署である﹁特捜課﹂。捜査一課の刑事たちからは日々蔑まれる部署だが、その逆境をばねに独自の捜査で事件を解決に導く。
備考
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●1992年︵平成4年︶7月6日の月曜ドラマスペシャル枠で本放送された﹁京都葵祭り失跡事件・刑事ガンさん新登場!﹂が好評を受けシリーズ化された[1]。
●シリーズ第7作目も制作される予定であったが、諸事情により中止となり、1995年︵平成7年︶7月17日放送の第6作目で終了となった。
●同じTBSの2時間ドラマで三波伸介主演のサスペンスシリーズドラマ﹁刑事ガモさん﹂シリーズと混同される場合がある。
レギュラー出演者
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●草野岩平︵はみ出し刑事︶…山城新伍︵第1弾 ‐ 第6弾︶婿養子だが女癖が悪く愛子とは別居中。旧知のマッサージ店の女将の所に居候をしている。
●草野愛子︵岩平の妻︶…岡江久美子︵第1弾 ‐ 第6弾︶女癖の悪い岩平に愛想を尽かしているが、内心は信頼している模様
●草野文子︵愛子の母︶…丹阿弥谷津子︵第1弾 ‐ 第6弾︶
●草野小百合︵岩平の娘︶…瀬戸口真由︵第1弾 ‐ 第6弾︶
●草野太輔︵岩平の息子︶…西尾塁︵第1弾 ‐ 第6弾︶
●野崎六助︵食い逃げの六助︶…火野正平 高級料亭専門の常習食い逃げ犯。検挙される代わりにガンさんの捜査に協力させられる羽目に
●横須賀昌美→芦川よしみ
●鶴田忍
●栗原悠
●逢坂じゅん
●柴田理恵
●斉藤隆治
●加藤正記
●東田達夫
ゲスト出演者・サブタイトル・放送年月日
編集話数 | 放送日 | サブタイトル | ゲスト出演者(メイン) |
---|---|---|---|
1 | 1992年7月6日 | 京都葵祭り失跡事件 | 萩尾みどり、本田博太郎、中丸新将、牧冬吉、西山嘉孝、川村一代、北見唯一、須永克彦、有川正治、阿波地大輔、荻原郁三、山本弘 |
2 | 1993年3月15日 | 京都嵐山紅葉祭り殺人事件 | 南條玲子、河原崎建三、天田俊明、川口敦子、大木聡、武田京子、五味龍太郎、楠年明、溝田繁、大木晤郎、白川浩二郎、松尾勝人、武井三二 |
3 | 1993年8月16日 | 京都祇園祭り殺人事件 | 原日出子 梅宮辰夫、有川博、高峰圭二、荒木雅子、田中弘史 |
4 | 1994年7月18日 | 京都花の祭殺人事件 | 川島なお美、池畑慎之介、金田龍之介、金田賢一、高峰圭二、原哲男、下元年世 |
5 | 1994年12月12日 | 京都鞍馬祭り殺人事件 | 久野綾希子、西田健、中島ゆたか、織本順吉、鷲生功、芝本正 |
6 | 1995年7月17日 | 京都平安絵巻殺人事件 | 麻丘めぐみ(星野志保)、北村和夫(宗像紅雲)、桂ざこば、中島久之(鶴島幸雄)、石田登星、林家ペー、林家パー子、青木卓司、楠年明、川崎あかね |
スタッフ
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※( )の数字は、担当した話数。
●原作…保利吉紀(1)~(6)
●脚本…石村嘉子(1)~、ほか
●音楽…藤野浩一(1)~、ほか
●監督…原田雄一(1)~(3)、(5)~(6)工藤栄一(4)
●制作…TBS、松竹︵京都映画株式会社・現松竹京都撮影所︶
脚注
編集- ^ サブタイトルからして元々シリーズ化を前提としていたと言う説もある。