動物繊維

繊維の区分の一つ

動物繊維(どうぶつせんい)とは、動物から採取される繊維。代表的なものに獣毛や羽毛などがある[1]

刈り取ったウール

概要

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使






分類

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獣毛

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動物繊維のうち哺乳類の体毛のことを獣毛という[1]

カイコガ科の昆虫が作る繭からとる繊維を(シルク)という[1]。 蚕には家蚕と野蚕があり、野蚕には柞蚕やヤママユ(山繭)からとれる天蚕糸などがある[1]

その他の動物繊維

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JISによる動物繊維の種類

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JIS L 0204-1 : 1998「繊維用語(原料部門)-第1部:天然繊維」に記載されている動物繊維には以下のようなものがある(括弧内は英語表記)[2]

絹せんからの繊維

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毛もうからの繊維

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動物繊維の長所・短所

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19[3]


脚注

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  1. ^ a b c d 下村 寿「繊維の分類」『繊維製品消費科学』第8巻第5号、1967年、271-278頁、2020年6月21日閲覧 
  2. ^ 規格票はJISC 日本産業標準調査会のサイトを参照した。2023年6月20日閲覧。
  3. ^ 『世界の服飾1民族衣装』原著:A.ラシネ/日本語版監修:石山彰・マール社

関連項目

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