吉沢久子
日本の評論家、随筆家
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人物
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●夫は文芸評論家の古谷綱武で、義弟はニュースキャスターの古谷綱正である。
●1941年に速記者から始まり[2]、古谷綱武の秘書を務めてから出会ったことをきっかけに1951年に結婚した。
●生活に関することを経験に生かし評論家となったが、1969年に﹁“家事評論家”廃業宣言﹂と書き話題となる。夫と共に立ち上げた勉強会の記録誌﹁むれ﹂は現在も続いている。最近はシニアライフについて評論を執筆している。夫の死後から一人暮らしである[3]。
●秘書時代は文化学院、東京栄養学院、東京学院に学んだ[2]。
●2018年1月21日に100歳になった。2017年2月から10月まで7冊出版した[4]。
●2019年3月21日、心不全により101歳で死去[5]。
著書
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●﹃美しい日々のために 少女の日の生活設計﹄鈴木悦郎絵. 三十書房 1953
●﹃生活のけいかく﹄ (みつばち文庫) 木村鉄雄絵. 国土社 1954
●﹃わが家の食生活 食卓プランの考え方﹄ (生活ライブラリー)東京創元社 1957
●﹃ともかせぎ読本﹄実業之日本社 1959
●﹃奥さま一年生 家庭管理のコツ﹄やしま書房 1961
●﹃くらしの365日﹄ (ライフブックス)青春出版社 1962
●﹃ひとり暮しの生活設計﹄ (ホームブックス) 鎌倉書房 1964
●﹃暮らしのカレンダー﹄ (家の光生活シリーズ 生活編) 家の光協会 1964
●﹃生活のくふう﹄ (みつばちぶっくす) 小薗江圭子 絵. 国土社 1964
●﹃わたしたちの生活のくふう﹄ (新版・みつばちぶつくす) 梶鮎太, 加藤佳子 え. 国土社 1975
●﹃私の冠婚葬祭ノート﹄ (東書選書 東京書籍 1980
●﹃暮らしを守るお金の知識 年金・貯蓄・保険・ローン・税金ガイド﹄ (銀河選書)大和書房 1981
●﹃ごはんを美味しく食べる本 おいしさは我家の食卓にあり﹄じゃこめてい出版 1984
●﹃美しいくらしをあなたに94のおはなし﹄じゃこめてい出版 1985
●﹃吉沢久子の家計簿拝見 週刊朝日連載﹁私の家計簿﹂から﹄ (朝日ブックレット) 朝日新聞社 1986
●﹃愉しく老いる女の心支度﹄海竜社 1986
●﹃美しく老いる﹄講談社 1986
●﹃女の気働き﹄ (知的生きかた文庫) 三笠書房 1987
●﹃家事をたのしむ私の方法﹄三笠書房 1987 のち知的生きかた文庫
●﹃花の家事ごよみ 草木に教えられたこと﹄じゃこめてい出版 1989 のち集英社文庫
●﹃老いをたのしむ暮らし上手﹄講談社 1989
●﹃素敵な女のしまつな暮らし方﹄海竜社 1989
●﹃料理をたのしむ私の方法﹄三笠書房 1989
●﹃老いのしあわせ食卓づき合い﹄講談社 1990
●﹃美しく生きる美しく暮らす﹄海竜社 1992
●﹃伝え残しておきたいこと﹄青木太郎編 じゃこめてい出版 1994
●﹃老いをたのしんで生きる方法 私の老いの旅支度﹄海竜社 1995 のち集英社文庫
●﹃年を取っても楽しく生きなくっちゃ﹄労働旬報社 1995
●﹃ふるさとの詩﹄石川千代子絵 ほおずき書籍 1997
●﹃ひとりで暮らして、気楽に老いる 夫のいない自由な生き方﹄講談社 1998 のち講談社+α文庫
●﹃老いて﹁新しい自分﹂と出会う ひとりで元気に楽しく生きる﹄講談社 1998
●﹃吉沢久子の簡素のすすめ こころ豊かに生きる知恵﹄海竜社 1999
●﹃ひとり暮らしのおいしい食卓 自分のためにしっかり食べる﹄講談社 1999
●﹃老いてしあわせに生きる知恵﹄海竜社 1999
●﹃暮らし上手は生きかた上手 小さな工夫で幸せいっぱい﹄PHP文庫 1999
●﹃私の気ままな老いじたく 自分らしく元気に楽しく生きる﹄主婦の友社 1999
●﹃素敵な老いじたく 姑の残してくれたもの﹄集英社 2000 のち文庫
●﹃吉沢久子の簡素生活 ものを生かす技術、使いきる知恵﹄海竜社 2000
●﹃季節感のある暮らし方幸せ感のある生き方﹄講談社+α文庫 2001
●﹃老いのさわやかひとり暮らし ムリなく、元気に、気持ちよく生きる﹄大和書房 2001 のち集英社文庫
●﹃私の気ままな老いじたく 続﹄主婦の友社 2001
●﹃老いかた上手﹄経済界 2002
●﹃毎日が﹁今日が一番いい日!﹂です 一人ぐらしの老いをたのしむ知恵﹄海竜社 2003
●﹃吉沢久子のおいしい和菓子みつけました﹄二見書房 2003
●﹃心ゆたかに老いる﹁おつきあい術﹂ みんなと楽しく生きる秘訣﹄二見書房 2003
●﹃八十五歳、老いを楽しむ人づきあい﹄講談社 2003
●﹃心ゆたかな四季ごよみ﹄集英社 2006
●﹃ていねいな暮らし ここちよい生活歳時記﹄清流出版 2006
●﹃90歳。一人暮らしをたのしんで生きる﹄海竜社 2008
●﹃楽しいおつきあいこころゆたかな老いじたく﹄日本評論社 2008
●﹃老い方上手の楽しい台所﹄海竜社 2009
●﹃91歳。今日を悔いなく幸せに﹄海竜社 2009
●﹃幸せになる長寿ごはん﹄朝日新聞出版 2010
●﹃92歳。小さなしあわせを集めて生きる﹄海竜社 2010
●﹃93歳。ひとりごとでも声に出して﹄海竜社 2011
●﹃私の快適、気ままな老いじたく﹄ (知的生きかた文庫)三笠書房 2011
●﹃前向き。93歳、現役。明晰に暮らす吉沢久子の生活術﹄マガジンハウス 2011
●﹃老いの達人幸せ歳時記﹄集英社文庫 2012
●﹃94歳、私が実践してきた﹁人生を元気に愉しむ﹂コツ﹄ (知的生きかた文庫 [わたしの時間シリーズ])三笠書房 2012
●﹃達人吉沢久子老けない生き方、暮らし方 軽やかに、自由に、自分らしく﹁ひとり﹂を楽しみ、慎む﹄主婦の友社 2012
●﹃94歳。寄りかからず。前向きにおおらかに﹄海竜社 2012
●﹃94歳から10代のあなたへ伝えたい大切なこと﹄海竜社 2012
●﹃あの頃のこと 吉沢久子、27歳。戦時下の日記﹄清流出版 2012 ﹁吉沢久子、27歳の空襲日記﹂文春文庫 2015
●﹃今日をほがらかに生きる 暮らし上手は生きかた上手﹄PHP文庫 2012
●﹃老いてしあわせ﹄河出書房新社 2013
●﹃95歳。今日をたのしく。もっと前向きに﹄海竜社 2013
●﹃吉沢久子の旬を味わう献立帖﹄早川茉莉編 筑摩書房 2013
●﹃年を重ねることはおもしろい。 苦労や不安の先取りはやめる﹄さくら舎 2013
●﹃心を届ける。和菓子と暮らしの歳時記﹄主婦の友社 2014
●﹃96歳いまがいちばん幸せ﹄大和書房 2014
●﹃明日も前へ 歳を重ねても楽しいことがいっぱいある﹄PHP研究所 2014 ﹃明日も前へ 何があってもクヨクヨしない生き方﹄PHP文庫 2018
●﹃96歳。今日を喜ぶ。一人をたのしむ﹄海竜社 2014
●﹃いきいき96歳!ひとり暮らしの妙味﹄新日本出版社 2014
●﹃96歳のらくらく家事暦﹄朝日新聞出版 2014
●﹃人間、最後はひとり。﹄さくら舎 2014
●﹃ほんとうの贅沢﹄あさ出版 2015
●﹃100歳になっても!これからもっと幸せなひとり暮らし﹄KADOKAWA 2015
●﹃もうすぐ百歳、ふり返らず。﹄河出書房新社 2015
●﹃今日をいっしょうけんめいで生きる﹄海竜社 2015
●﹃吉沢久子97歳のおいしい台所史 大正・昭和・平成をかけぬけた半生﹄集英社 2015
●﹃97歳。いくつからでも人生は考え方で変わります﹄海竜社 2015
●﹃今日を限りに生きる。 人間、明日のことはわからない﹄さくら舎 2015
●﹃自分のままで暮らす﹄あさ出版 2016
●﹃99歳、いくつになってもいまがいちばん幸せ﹄だいわ文庫 大和書房 2016
●﹃98歳。心して﹁一人﹂を楽しく生きる﹄海竜社 2016
●﹃おいしい、楽しい私の台所﹄知的生きかた文庫 三笠書房 2016
●﹃もうすぐ100歳、前向き。 豊かに暮らす生活術﹄文春文庫 2016
●﹃一人暮らしをたのしんで生きる﹄中公文庫 2016
●﹃ふつうで素敵な暮らし方﹄海竜社 2016
●﹃人はいくつになっても生きようがある。 老いも病いも自然まかせがいい﹄さくら舎 2016
●﹃まいにちを味わう﹄あさ出版 2017
●﹃100歳の生きじたく﹄さくら舎 2017
●﹃100歳まで生きる手抜き論 ようやくわかった長寿のコツ﹄幻冬舎新書 2017
●﹃人生のぜいたく 達人吉沢久子﹄主婦の友社 2017
●﹃さっぱりと欲ばらず﹄中央公論新社 2017
●﹃99歳からあなたへ いつまでも変わらない大切なこと﹄海竜社 2017
●﹃ゆっくり気ままな老いじたく﹄PHPエディターズ・グループ 2017
●﹃春夏秋冬しあわせを呼ぶ生き方﹄海竜社 2018
●﹃今日を悔いなく幸せに﹄中公文庫 2018
●﹃100歳。今日も楽しい 達人吉沢久子﹄主婦の友社 2018
●﹃100歳のほんとうの幸福﹄PHP研究所 2018
●﹃100歳の100の知恵﹄中央公論新社 2018
●﹃吉沢久子100歳のおいしい台所﹄集英社文庫 2018
●﹃楽しく百歳、元気のコツ﹄新日本出版社 2018
共著・監修
編集- 『ひとり暮しを楽しく』暮しの研究会共著 (知性ライフブックス) 知性社 1958
- 『若い女性の生き方』古谷綱武共著 (青春新書) 青春出版社 1959
- 『人を魅きつける秘訣 若い日の生活設計』古谷綱武共著 (青春新書) 青春出版社 1960
- 『お茶漬けとおにぎり』酒井佐和子, 河野貞子共著 中央公論社 1960
- 『月収3万円前後の家庭の食事』東畑朝子, 田伏中子共著 鎌倉書房(ホームブックス) 1962
- 『共かせぎの生活設計』編 (ホームブックス 鎌倉書房 1963
- 『まな板修業 料理道一筋に生きる人びと』編 柴田書店 1971
- 『いざというときの生活事典 ホーム・コンサルタント』著者代表 小学館 1971
- 『おつき合いのマナー 冠婚葬祭に役立つアドバイス集』佐佐木由幾, 田中仙翁共著 朝日ソノラマ 1976
- 『ひとり暮らしの知恵 衣・食・住・交際百科』佐藤順子共著 (銀河選書) 大和書房 1979
- 『素敵な暮らしをあなたに 新鮮な365日の生き方』佐藤順子共著 (銀河選書) 大和書房 1979
- 『新おつきあい読本』佐藤順子共著 白石書店 1982
- 『銀の杖』早川一光共編. 自由企画・出版 1982
- 『当世おつきあい心得帖』高見沢たか子共著(エスカルゴ・ブックス) 日本実業出版社 1983
- 『ひとり暮らしの知恵』佐藤順子共著 (銀河ブックス) 大和書房 1984
- 『さわやか暮らしの知恵ノート』編 (ヒューマン・ネットワーク・シリーズ 労働旬報社 1987
- 『きちんと食べる美しく食べる 食卓を大切にする暮らし方』高見沢たか子共著 大和書房 1988
- 『おつきあいの常識が身につく本 結婚している人、これから結婚する人に贈る』佐藤順子共著 (知的生きかた文庫) 三笠書房 1990
- 『おいしく食べて元気に老いる』高見澤たか子共著 大和書房 2001
- 『ひとり暮らし名人のしあわせ術』阿部絢子共著 講談社 2002
- 『年をとる楽しみ まぁるく生きるかトンガッて生きるか』上坂冬子共著 清流出版 2002
- 『八十歳をすぎてわかってきた人生の大切なこと』清川妙共著 海竜社 2004
- 『生き方の知恵』清川妙共著 海竜社 2006
- 『八十八歳と八十五歳。 ひとりを楽しむ手紙友達、食べ友達』清川妙共著 海竜社 2007
- 『ばぁばに教わる役立つ家事の知恵311』森南海子, 阿部絢子, 佐橋慶女共監修 日本ヴォーグ社 2008
- 『ひとりの老後は大丈夫?』岸本葉子共著 清流出版 2011 のち文春文庫
- 『はつらつ! 恒子さん98歳、久子さん95歳楽しみのおすそ分け』笹本恒子共著 清流出版 2013
脚注
編集- ^ さくら舎(書籍情報)
- ^ a b c d 歴史が眠る多磨霊園
- ^ ブックサービス
- ^ J-CASTニュース(2018年1月19日)
- ^ エッセイスト吉沢久子さん死去 「家事評論家第1号」 共同通信 2019年3月24日閲覧