因幡万葉歴史館
鳥取県鳥取市にある博物館
因幡万葉歴史館(いなばまんようれきしかん)は、鳥取県鳥取市国府町にある歴史系博物館である。
![]() Man-yo History Pavilion | |
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施設情報 | |
専門分野 | 万葉集、民俗、歴史、考古学 |
事業主体 | 鳥取市 |
管理運営 | 財団法人鳥取市文化財団 |
延床面積 | 1837m2 |
開館 | 1994年10月 |
所在地 |
〒680-0146 鳥取県鳥取市国府町町屋726番地 |
位置 | 北緯35度28分22.109秒 東経134度16分29.05秒 / 北緯35.47280806度 東経134.2747361度座標: 北緯35度28分22.109秒 東経134度16分29.05秒 / 北緯35.47280806度 東経134.2747361度 |
外部リンク | 公式サイト |
プロジェクト:GLAM |
概要
編集因幡万葉歴史館の建築設計等
編集- 基本構想・計画策 - 地域デザイン研究所(所長 吉田幹男)
- 建築実施設計・監理 - 山本浩三都市建築研究所(所長 山本浩三)
- 展示計画設計・施工 - 丹青社
展示施設
編集大伴家持ホール
編集758年(天平宝字2年)に因幡国司として当地に移住し、759年(天平宝字3年)1月に万葉集の最後の歌を詠んだ大伴家持の生涯と芸術を紹介する。
- ミラービジョン
- 万葉歌人と花・鳥
- 等身大家持像
- 家持自署の歌
- 家持の人物像と生涯
など
常設展示室
編集因幡国国府や古墳の大型模型を展示し、古代の因幡国を再現する。
など
伊福吉部徳足比売ホール
編集因幡の豪族伊福吉部氏(いほきべし)の娘の伊福吉部徳足比売(とこたりひめ)に関する資料を展示する。徳足比売の墓跡は国の史跡に、骨蔵器(東京国立博物館保管)は国の重要文化財に指定されている。
- 等身大徳足比売像
- 釆女・人物紹介
- 万葉時代の女官
など
企画展示室
編集平安時代の貴族の生活・風俗を紹介する。
- 小野小町の食膳
- 万葉の染・織
- 舞楽の衣装
- 大伴家持の食膳
- 晩年の家持
など
民俗展示室
編集ユニークな民俗行事である「麒麟獅子舞」と「因幡の傘踊り」を中心に、因幡地方に伝わる民俗行事を紹介する。
- 全国に広がる因幡の傘踊り
- 宇倍神社の麒麟獅子舞
- 宇倍神社例大祭の大名行列(和紙人形による再現)
など
天平ろまんホール
編集映像ホール。150インチスクリーンで因幡の民俗芸能を紹介するプログラムを映写する。
屋外パビリオン
編集
●万葉と神話の庭 - 万葉集で詠まれた約50種の草花が植えられている。
●伝承館 - 多目的スペース
●時の塔 - 当館のシンボルタワー。高さ30mの展望室からは因幡三山を望める。
●時の広場 - 多目的広場。広場が日時計の盤になっており、時間を示すための﹁十二支﹂の彫刻が配されている。
イベント
編集- 因幡の傘踊りの祭典(夏)
- 万葉朗唱の会(秋)
利用情報
編集- 開館時間 - 9:00 - 17:00(入館は16:30まで)
- 休館日 - 月曜日(月曜が祝日の場合は開館)、年末年始(12月29日〜1月1日)
- 所在地 - 〒680-0146 鳥取県鳥取市国府町町屋726
交通アクセス
編集- 山陰本線 鳥取駅 駅前 鳥取駅バスターミナル8番のりば日ノ丸バス「因幡万葉歴史館経由中河原」行(路線番号:81・82)で20分、「因幡万葉歴史館」下車
- 山陰本線 鳥取駅 駅前 鳥取駅バスターミナル8番のりば日ノ丸バス「中河原」行(路線番号:80・83・84)で20分、「因幡万葉歴史館入口」下車、徒歩5分