学習指導要領に見る図工教育の概要

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教科目標

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各学年の目標

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第1学年及び第2学年(低学年)・第3学年及び第4学年(中学年)・第5学年及び第6学年(高学年)の3段階に分けられ、発達段階に応じた学習目標が提示されている。
(1)造形への関心や意欲、態度に関する目標
(2)発想や構想、創造的な技能に関する目標
(3)鑑賞の能力に関する目標

第1学年及び第2学年

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1 

2 

3 

第3学年及び第4学年

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1 

2 

3 

第5学年及び第6学年

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1 

2 

3 

各学年の内容

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活動内容は大きく「表現」と「鑑賞」に分けられる。

第1学年及び第2学年

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1 

 

 

 

2 

 

 

 使

第3学年及び第4学年

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1 

 

 

 

2 

 

 

 使

第5学年及び第6学年

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1 

 

 

 

2 

 

 

 使

鑑賞活動の概要

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第1学年及び第2学年

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第3学年及び第4学年

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第5学年及び第6学年

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表現活動

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A表現(1)造形遊びをする活動

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色水をつくってカップに入れ、置いたり並べたりする活動(造形遊び)
  • 画用紙の帯をつなげたり組み合わせたりする活動(造形遊び)
  • 絵の具を手で塗って感触や色を楽しむ活動(造形遊びと絵の要素をもつ)
  • 梱包材などの「人工の材料」
  • 葉っぱや花びらなどの「自然物」
  • A表現(2)絵や立体、工作に表す活動

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    表したいことを絵や立体、工作に表す活動

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    絵や立体

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    絵の具などで平面に表したり、粘土などで立体に表したりして、自分の感じたことや思ったことなどを表現すること。

    工作

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    意図や用途がある程度明確で、生活を楽しくしたり伝えたりするものなどを表すこと。
    生活に役立つもの(本立てや入れ物など)や、仕組みを使って動かすもの(クランクを使った動くおもちゃなど)など、目的や用途のあるものを指す。
    ポスターやアニメーションもこれに含まれる。

    鑑賞する活動

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    B鑑賞

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    自分たちの作品や身近な材料、我が国や諸外国の親しみのある美術などの形や色をとらえ、自分なりにイメージをもつなどして、主体的によさや美しさなどを感じ取ること。

    〔共通事項〕

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    図画工作学習指導要領において〔共通事項〕とは、「A表現」と「B表現」の領域、それぞれの項目を通して共通に働く児童の資質や能力を指す。

    第1学年及び第2学年

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    1 AB

     

     

    第3学年及び第4学年

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    1 AB

     

     

    第5学年及び第6学年

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    1 AB

     

     

    子供の図画工作のコンクール

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    子供のための美術館

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    関連項目

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    参考文献

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    • 『現行学習指導要領・生きる力』、文部科学省
    • 『小学校学習指導要領解説』、文部科学省
    • 『図工室に行こう2』美術出版社、辻政博 監修

    外部リンク

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