天彩峰里
日本の女優
来歴
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2012年、宝塚音楽学校入学。
2014年、宝塚歌劇団に100期生として入団[3][4]。入団時の成績は5番[3]。月組公演﹁宝塚をどり/明日への指針/TAKARAZUKA 花詩集100!!﹂で初舞台[1]。
2015年、組まわりを経て星組に配属[3]。
2017年のショー﹁Bouquet de TAKARAZUKA﹂で初のエトワールに抜擢[4]。同公演千秋楽翌日となる12月25日付で宙組へと組替え[4]。
2018年、真風涼帆・星風まどかトップコンビ大劇場お披露目となる﹁天は赤い河のほとり﹂で、新人公演初ヒロイン[5][4]。続くショー﹁ハッスル メイツ!﹂でバウホール公演初ヒロイン[6][7]。
2019年の﹁群盗﹂︵ドラマシティ・日本青年館公演︶で、東上公演初ヒロイン[8][9]。
2021年の﹁夢千鳥﹂で2度目のバウホール公演ヒロイン[10][7]。同年の﹁プロミセス、プロミセス﹂︵ドラマシティ・東京建物 Brillia HALL公演︶で、2度目の東上公演ヒロイン[11][12]。
2023年12月25日付で月組へ組替えとなることが発表されていたが、中止となる[13][14]。
人物
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宝塚市内で生まれ育ち、物心つく前から沢山の音楽に囲まれて日々を過ごした[4]。兄が2人いる[4]。
小学生の時に初めて宝塚大劇場で観た湖月わたる主演の﹁ベルサイユのばら-フェルゼンとマリー・アントワネット編-﹂に胸を鷲掴みにされ、白羽ゆりが演じていたマリー・アントワネットに憧れ、自分もこの舞台に立ちたいと、音楽学校受験を決意した[4]。
主な舞台
編集初舞台
編集- 2014年3 - 6月、月組『宝塚をどり』『明日への指針 -センチュリー号の航海日誌-』『TAKARAZUKA 花詩集100!!』
組まわり
編集星組時代
編集- 2015年6 - 7月、『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』(赤坂ACTシアター・ドラマシティ)
- 2015年8 - 11月、『ガイズ&ドールズ』 - 新人公演:タバサ(本役:紫りら)
- 2016年1月、『LOVE & DREAM』(東京国際フォーラム・梅田芸術劇場)
- 2016年3 - 6月、『こうもり』 - レダ、新人公演:バルドー大使夫人(本役:音波みのり)『THE ENTERTAINER!』
- 2016年6月、『Bow Singing Workshop〜星〜』(バウホール)
- 2016年8 - 11月、『桜華に舞え』 - 幸太郎/祭の歌手、新人公演:タカ(本役:音波みのり)『ロマンス!! (Romance)』
- 2017年1月、『燃ゆる風-軍師・竹中半兵衛-』(バウホール) - 松寿
- 2017年3 - 6月、『THE SCARLET PIMPERNEL(スカーレット ピンパーネル)』 - ポリー、新人公演:シュザンヌ(本役:夢妃杏瑠)
- 2017年7 - 8月、『阿弖流為-ATERUI-』(ドラマシティ・日本青年館) - 菟穂名
- 2017年9 - 12月、『ベルリン、わが愛』 - 少女/ベルリンの女、新人公演:ルイーゼロッテ(本役:有沙瞳)『Bouquet de TAKARAZUKA(ブーケ ド タカラヅカ)』 初エトワール[4]
宙組時代
編集- 2018年3 - 6月、『天(そら)は赤い河のほとり』 - ハディ、新人公演:ユーリ・イシュタル(本役:星風まどか)『シトラスの風-Sunrise-』 新人公演初ヒロイン[5][4]
- 2018年8月、『ハッスル メイツ!』(バウホール) バウ初ヒロイン[6][7]
- 2018年10 - 12月、『白鷺(しらさぎ)の城(しろ)』 - 白拍子(八重)『異人たちのルネサンス』 - サライ、新人公演:イザベラ(本役:遥羽らら) エトワール
- 2019年2 - 3月、『群盗-Die Räuber-』(ドラマシティ・日本青年館) - アマーリア 東上初ヒロイン[9][8]
- 2019年4 - 7月、『オーシャンズ11』 - エメラルド、新人公演:クィーン・ダイアナ(本役:純矢ちとせ)
- 2019年8 - 9月、『追憶のバルセロナ』 - ロザリンド『NICE GUY!!』(全国ツアー)
- 2019年11 - 2020年2月、『El Japón(エル ハポン)-イスパニアのサムライ-』 - はる、新人公演:道化ニコラ(本役:綾瀬あきな)『アクアヴィーテ(aquavitae)!!』
- 2020年8月、『壮麗帝』(ドラマシティ) - ハティージェ
- 2020年11 - 2021年2月、『アナスタシア』 - 少女時代のアナスタシア[2]
- 2021年4月、『夢千鳥』(バウホール) - 赤羽礼奈/他万喜 バウヒロイン[2][10][7]
- 2021年6 - 9月、『シャーロック・ホームズ-The Game Is Afoot!-』 - メアリー・モースタン、新人公演:モーカー伯爵夫人(本役:花音舞)『Délicieux(デリシュー)!-甘美なる巴里-』
- 2021年11 - 12月、『プロミセス、プロミセス』(ドラマシティ・東京建物 Brillia HALL) - フラン・クーベリック 東上ヒロイン[11][12]
- 2022年2 - 5月、『NEVER SAY GOODBYE』 - エレン・パーカー エトワール[15]
- 2022年6月、『FLY WITH ME(フライ ウィズ ミー)』(東京ガーデンシアター)
- 2022年8 - 11月、『HiGH&LOW-THE PREQUEL-』 - 純子『Capricciosa(カプリチョーザ)!!』
- 2023年1月、『MAKAZE IZM』(東京国際フォーラム)
- 2023年3 - 6月、『カジノ・ロワイヤル〜我が名はボンド〜』 - アナベル
- 2023年7 - 8月、『大逆転裁判』(ドラマシティ・KAAT神奈川芸術劇場) - ニーナ・ジョーンズ
- 2023年9月、『PAGAD(パガド)』 - デュ・バリー夫人『Sky Fantasy!』(宝塚大劇場のみ)
出演イベント
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編集- 2018年 - 、『TOCCA』[16]
受賞歴
編集- 2021年、『阪急すみれ会パンジー賞』 - 新人賞[17]
- 2022年、『宝塚歌劇団年度賞』 - 2021年度努力賞[18]
脚注
編集注釈
編集出典
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(一)^ abcdef﹃宝塚おとめ 2023年度版﹄ 宝塚クリエイティブアーツ、2023年、138頁。ISBN 978-4-86649-223-0。
(二)^ abcd<華宝塚>感情豊かに心込めて 天彩峰里︵宙組︶ 東京新聞。
(三)^ abcd﹃2014年 宝塚Stage Album﹄ 宝塚クリエイティブアーツ、2015年、80頁。ISBN 978-4-908135-34-7。
(四)^ abcdefghi“フェアリーインタビュー 宙組 天彩峰里”. ウィズたからづか. 2019年10月8日閲覧。
(五)^ ab“宝塚宙組・鷹翔千空、101期生初主演﹁終わった瞬間ビックリするほどホッとした﹂”. デイリースポーツ. 2019年10月8日閲覧。
(六)^ ab“宙組・和希そら バウ初主演作“快幕”﹁﹃そーらーパワー﹄感じて!﹂”. スポーツ報知 (2018年8月2日). 2023年11月15日閲覧。
(七)^ abcd“宝塚宙組・和希そら主演﹁夢千鳥﹂骨太愛憎劇を好演/デイリースポーツ online”. デイリースポーツ online (2023年11月15日). 2023年11月15日閲覧。
(八)^ ab“芹香斗亜率いる若手の力量を感じさせる宝塚宙組公演﹃群盗-Die Räuber-﹄”. 宝塚ジャーナル. 2019年10月8日閲覧。
(九)^ ab“芹香斗亜、宙組初主演作で渾身の演技 » Lmaga.jp”. Lmaga.jp (2019年2月9日). 2023年11月15日閲覧。
(十)^ ab“宙組スター和希そら、男女の愛憎劇で新境地 歌やダンスで力強く表現 - 宝塚 : 日刊スポーツ”. nikkansports.com. 2023年11月15日閲覧。
(11)^ ab“宙組芹香斗亜2年9カ月ぶり主演、男役15年の包容力で﹁宝塚の二枚目像﹂ - 宝塚 : 日刊スポーツ”. nikkansports.com. 2023年11月15日閲覧。
(12)^ ab“コメディで小粋なセンスを発揮、宙組・芹香斗亜の主演作が開幕/デイリースポーツ online”. デイリースポーツ online (2023年11月15日). 2023年11月15日閲覧。
(13)^ “宝塚歌劇の娘役、宙組・天彩峰里と月組・きよら羽龍が“トレード”組替え”. スポーツ報知 (2023年9月15日). 2023年11月15日閲覧。
(14)^ ︻宝塚︼組替え中止に劇団も﹁近年では記憶にない﹂と異例認める ファンも﹁初めてでは?﹂ 日刊スポーツ。
(15)^ 宝塚歌劇宙組公演23日遅れの開幕 真風涼帆﹁﹃きょうを一生懸命に﹄と思っていただけたら﹂ スポーツ報知。
(16)^ 宝塚歌劇団 宙組 星風(ほしかぜ)まどかさん、遥羽(はるは)ららさん、天(あま)彩(いろ)峰里(みねり)さんを起用 NEWSCAST。
(17)^ ﹃2021年宝塚 Stage Album﹄ 宝塚クリエイティブアーツ、2022年、85頁。ISBN 978-4-86649-190-5。
(18)^ ﹃2022年宝塚 Stage Album﹄ 宝塚クリエイティブアーツ、2023年、75頁。ISBN 978-4-86649-224-7。