妹尾河童

日本のグラフィックデザイナー (1930-)

妹尾 河童(せのお かっぱ、本名同じ、旧名:妹尾 肇(せのお はじめ)、1930年昭和5年)6月23日 - )は、兵庫県神戸市生まれのグラフィックデザイナー舞台美術家エッセイスト小説家

妹尾 河童
(せのお かっぱ)
1956年ごろ
誕生 妹尾 肇(せのお はじめ)
(1930-06-23) 1930年6月23日(94歳)
日本の旗 日本 兵庫県神戸市
職業 エッセイスト小説家グラフィックデザイナー舞台美術家
国籍 日本の旗 日本
最終学歴 兵庫県立第二神戸中学校
ジャンル エッセイ小説イラスト
代表作 『河童が覗いた』シリーズ
少年H
主な受賞歴 毎日出版文化賞・特別賞
配偶者 風間茂子
ウィキポータル 文学
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自著『河童が覗いた』シリーズでの緻密な手書きイラストレーションでも知られている。妻はエッセイストの風間茂子。

人物・来歴

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2

194722[1][2]使

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舞台美術家

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2[1]195227[3]2[4][3][5][6][7]


フジテレビ時代

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195833[3][3]2[3]

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名前と改名に関して

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家族

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[12][13][14]

196136?[15]

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宗教

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少年時代は、クリスチャンプロテスタント)であった両親(特に母親)の影響もあって教会に通っていたが、本人は小学校時代より信仰に馴染めなくなっており、教会で戦勝祈願をしている女性信者を見て、中学校入学後に教会に通わなくなった。以後は現在に至るまで無宗教である。

映像化・個展

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自身の少年時代を描いた著書『少年H』は上下巻を合わせて300万部以上の大ベストセラーになり、1997年平成9年)毎日出版文化賞・特別賞受賞、1998に年都民文化栄誉章を受章した。1999年および2001年には、フジテレビで2時間スペシャルドラマ化され、2013年にはテレビ朝日開局55周年記念作品として映画化されている。

1991年2月21日から3月5日まで新宿コニカプラザで開催された「河童の覗いたトイレまんだら展」では、海外の古典的なトイレに腰掛けて用を足している自身の蝋人形が製作された[5][6][16]

主なテレビ出演

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著書

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 (1991)







50

12







19923ISBN 978-4-1035-6802-5 
︿199511ISBN 978-4-1013-1104-3 

︿11-72006215ISBN 4-06-275322-7 



H
H 1997117ISBN 4-06-208199-7 

H 1997117ISBN 4-06-208496-1 

脚注

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出典

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  1. ^ a b c d e 志賀 2003, p. 450.
  2. ^ 妹尾河童さん(90) 戦争の兆し見逃さないために|ひょうご戦後75年|連載・特集”. 神戸新聞NEXT. 神戸新聞社 (2020年8月3日). 2022年12月21日閲覧。
  3. ^ a b c d e f 志賀 2003, p. 451.
  4. ^ 公演情報 - 藤原歌劇團歸朝記念特別公演《マノン》”. 昭和音楽大学オペラ研究所 オペラ情報センター. 昭和音楽大学. 2022-12-21 quote=美術 妹尾肇閲覧。
  5. ^ a b c 『河童の手のうち幕の内』 1992, p. [要ページ番号].
  6. ^ a b c 『河童の手のうち幕の内』 1995, p. [要ページ番号].
  7. ^ a b 『河童の手のうち幕の内』 2006, p. 174-185, 藤原ダンナという人がいた.
  8. ^ a b c d e f g h i 志賀 2003, p. 452.
  9. ^ 『『ザ・ベストテン』の作り方』 2012, p. 357.
  10. ^ 『『ザ・ベストテン』の作り方』 2012, pp. 358–359.
  11. ^ a b 『河童の手のうち幕の内』 2006, p. 206-212, 改名願いに関する上申書.
  12. ^ 『少年H』上巻 1997, pp. 22–23.
  13. ^ 『河童の手のうち幕の内』 1992, p. 159.
  14. ^ 宇田川 1997, p. 266.
  15. ^ 風間 1999, p. [要ページ番号].
  16. ^ 『河童の手のうち幕の内』 2006, p. 242-259, 河童の蠟人形顚末記.

参考文献

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19973ISBN 978-4-0937-9291-2 

19997ISBN 978-4-1635-5450-1 

 12520033ISBN 978-4-1408-0759-0 

  20121128ISBN 978-4-5753-0480-0 

関連項目

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