寄人

平安時代以後中世にかけて用いられた一定の人々に対する呼称

寄人(よりうど/よりゅうど)とは、平安時代以後中世にかけて用いられた一定の人々に対する呼称であるが、複数の意味がある。

職制機関における寄人

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公家政権

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殿[1]

10-20

[2]

武家政権

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幕府の組織である公文所政所問注所侍所に属する職員を指す。公人(くにん)とも呼ばれた。書類の記録・作成の必要上、右筆などの経験者が任じられることもあり、執事・執事代・所司代・開闔などの幹部も寄人・公人から選ばれることが多かった。

民間における寄人

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荘園

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使

10

11

商工業者

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脚注

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(一)^ 7261201826

(二)^ 11993/:2023 2023P397.

参考文献

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  • 関幸彦・戸田芳実「寄人」(『国史大辞典 14』(吉川弘文館、1993年) ISBN 978-4-642-00504-3
  • 木村茂光「寄人」(『日本史大事典 6』(平凡社、1994年) ISBN 978-4-582-13106-2
  • 関口力・泉谷康夫「寄人」(『平安時代史事典』(角川書店、1994年) ISBN 978-4-04-031700-7

関連項目

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