小松未歩 3rd〜everywhere〜
小松未歩のアルバム
(小松未歩 3rd 〜everywhere〜から転送)
『小松未歩 3rd〜everywhere〜』(こまつみほ・サード・エブリウェア)は、日本のシンガーソングライター・小松未歩が2000年2月16日にGIZA studioから発売した3枚目のオリジナルアルバムである。
『小松未歩 3rd〜everywhere〜』 | ||||
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小松未歩 の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
ジャンル |
J-POP ポップ | |||
時間 | ||||
レーベル | GIZA studio | |||
プロデュース | ROCKAKU | |||
チャート最高順位 | ||||
小松未歩 アルバム 年表 | ||||
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『小松未歩 3rd〜everywhere〜』収録のシングル | ||||
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オフィシャルサイトには『miho komatsu 3rd〜everywhere〜』と表記されている[2]。
制作と構成
編集アートワーク
編集外装はスリーブケース仕様、裏ジャケットはクリアシートなど、パッケージ加工に凝っている。歌詞カードは1枚の紙に記載されており、広げると裏面がジャケット写真のミニポスターとなっている。
批評
編集専門評論家によるレビュー | |
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レビュー・スコア | |
出典 | 評価 |
CDジャーナル | 否定的[4] |
CDジャーナルは、「何気ない情景や感情を、繊細に表現した言葉遣いが知的だ」としながらも、「『No time to fall』はトーンの低いサウンドと確信を突く詞が胸を苦しくさせる印象的な歌だ。声の伸びがいま一歩で残念」と否定的に評価している[4]。
記録
編集収録曲
編集全作詞・作曲: 小松未歩。 | |||
# | タイトル | 編曲 | 時間 |
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1. | 「最短距離で」 | 古井弘人 | |
2. | 「BEAUTIFUL LIFE」 | 葉山たけし | |
3. | 「As」 | 葉山たけし | |
4. | 「風がそよぐ場所」 | 古井弘人 | |
5. | 「sickness」 | 葉山たけし | |
6. | 「No time to fall」 | 古井弘人 | |
7. | 「Holding, Holding on」 | 古井弘人 | |
8. | 「BOY FRIEND」 | 古井弘人 | |
9. | 「さよならのかけら」 | 古井弘人 | |
10. | 「夢と現実の狭間」 | 尾城九龍 | |
11. | 「雨が降る度に」 | 北野正人・尾城九龍 | |
合計時間: |
楽曲解説
編集
(一)最短距離で
8thシングル。シングルバージョンより落ち着いたテンポのリアレンジバージョン。
(二)BEAUTIFUL LIFE
アルバム発売時にビデオクリップが制作されており、小松未歩の全作品で初めて、本人が歌う姿を収録した映像を使用していた︵なお、シングルで初めて歌う姿を披露したのは﹁あなたがいるから﹂である︶。小松の作品のジャケットなどでよく見られる、後頭部で髪をまとめた姿ではなく、髪を下ろしたショートヘアの姿で収録されている。
新星堂の新譜情報﹁SOUND CUE﹂2000年2月号では、﹃﹁やじうまワイド﹂テーマソング︵1/3よりオンエア︶﹁HAPPY HOLIDEAYS﹂﹄︵原文ママ︶と、異なる曲名で紹介されていた。
(三)As
(四)風がそよぐ場所
9thシングル。
(五)sickness
(六)No time to fall
(七)Holding, Holding on
(八)BOY FRIEND
7thシングル﹁さよならのかけら﹂のカップリング曲。シングル盤よりも若干、ヴォーカルが前面に出ている。
もともと2ndアルバム﹃小松未歩 2nd〜未来〜﹄に収録予定であったが見送られた経緯がある。なお、小松によるセルフライナーノーツによると、本アルバムにも、直前まで入れるつもりが無かったとのこと。
(九)さよならのかけら
7thシングル。
セルフライナーノーツによると、シングルバージョンのミックステイク違いがあるとのこと。
(十)夢と現実の狭間
(11)雨が降る度に
参加ミュージシャン
編集- サポートミュージシャン
- 古井弘人:Synthesizer (#1,4,6〜9)
- 葉山たけし:Synthesizer & Guitar (#2,3,5)
- 尾城九龍:Synthesizer (#10,11)
- 北野正人:Synthesizer (#11)
- 大賀好修:Guitar (#1,4,6〜9)
- 三好誠:Guitar (#8,9)
- 綿貫正顕:Guitar (#9)
- 渡辺直樹:Bass (#2,3,5)
- 小野塚晃:Acoustic Piano & Organ (#3)、Electric Piano (#5)
- Secil Minami:Chorus (全曲)
タイアップ
編集脚注
編集注釈
編集出典
編集
(一)^ ab“小松未歩3rd~everywhere~ | 小松未歩”. ORICON STYLE. 株式会社oricon ME. 2023年7月11日閲覧。
(二)^ “miho komatsu 3rd〜everywhere〜”. Miho Komatsu Official Website. 2023年7月11日閲覧。
(三)^ artist express 小松未歩“﹃everywhere﹄は﹁いつも近くに感じてほしい﹂という気持ちからつけられたタイトルだ。﹁愛とか地球とか…を一言で表せる言葉を探していたら、なんとなくeverywhereは、すべてを含んでいる優しい響きだなぁと思ったので、このアルバムのサブタイトルとして入れました。﹂”﹃JUNON ︵2000年4月号︶﹄、主婦と生活社。
(四)^ ab“小松未歩 / 小松未歩3rd~everywhere”. CDジャーナル. 音楽出版社. 2022年6月7日閲覧。
(五)^ “最短距離で|小松未歩”. ORICON STYLE. 株式会社oricon ME. 2022年6月7日閲覧。
(六)^ “風がそよぐ場所|小松未歩”. ORICON STYLE. 株式会社oricon ME. 2022年6月7日閲覧。
(七)^ ab“モンスターファーム~円盤石の秘密~”. トムス・エンタテインメント. 2023年7月11日閲覧。
(八)^ “さよならのかけら|小松未歩”. ORICON STYLE. 株式会社oricon ME. 2022年6月7日閲覧。
外部リンク
編集- Miho Komatsu Official Websiteによる紹介ページ