小林健治
略歴
編集主張
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●人種差別主義がもたらした最大の悲劇がユダヤ人︵600万人︶、ロマ民族︵50万人︶、精神障害者・同性愛者︵20万人︶に対するホロコーストであるとし、﹁レイシズム、ヘイトスピーチは﹁話者の品格﹂の問題ではない。あえていえば、﹁話者の人格︵註‥原文は﹁人格﹂に傍点つき︶﹂が問われている﹂とした[8]。また、ヘイトスピーチを﹁社会的差別の存在を前提に行われる、人種、民族、被差別部落、障害者、性的障害者︵LGBT︶、女性などに対する憎悪宣伝・扇動のこと﹂と定義し、﹁社会的差別を受けているマイノリティ集団に対するヘイトスピーチの法規制﹂を求めるとしている[9]。
●メディアのすべての事件報道において、精神科通院歴があることは報道されるべきではなく、ただ﹁刑事責任能力の有無を調べている﹂と報じるだけで充分だと主張。心神喪失および心神耗弱となりうる要因は精神病だけではなく、通院歴も多様な診療科があるにもかかわらず精神科通院歴だけが報じられるのは、精神障害者は何をするかわからないという差別意識に記者自身がとらわれているためであると指摘している[10]。
脚注
編集- ^ 64回目の誕生日 2014.12.14 Sunday
- ^ 小林健治【著】上村英明 内海愛子【監修】『ウェブ連動式管理職検定〈02〉差別語・不快語』にんげん出版 (2011/06/20 出版)ISBN:9784931344310 著者紹介
- ^ 宮崎学 小林健治【著】『橋下徹現象と部落差別』モナド新書 にんげん出版(2012/12/25 出版)ISBN:9784931344358 著者紹介
- ^ a b 連載差別表現 第157回 部落解放同盟中央本部委員長・組坂名で出された怪文書について
- ^ 連載差別表現 第177回 不当な「除名処分」を糾す その1
- ^ 「マッサン」ラストスパート 2015.03.08 Sunday
- ^ 社長ブログ【ゲジゲジ日記】PROFILE
- ^ 小林 2015, pp. 174-176 第五章 新時代の差別事件.
- ^ 小林 2015, p. 180 第五章 新時代の差別事件.
- ^ 小林 2015, pp. 187-189 第五章 新時代の差別事件.
著書
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●小林健治 著、内海愛子、上村 英明 編﹃差別語・不快語﹄にんげん出版、2011年6月。ISBN 978-4931344310。
●小林健治、宮崎学﹃橋下徹現象と部落差別﹄にんげん出版、2012年12月11日。ISBN 978-4931344358。
●小林健治﹃部落解放同盟﹁糾弾﹂史――メディアと差別表現﹄筑摩書房、2015年6月10日。ISBN 978-4-480-06837-8。
外部リンク
編集- 【毎週金曜日更新】連載差別表現
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