御茶ノ水ロック
﹃御茶ノ水ロック﹄︵おちゃのみずロック︶は、テレビ東京で2018年1月18日から3月8日まで放送されたテレビドラマ。但しその前後、2018年1月11日放送分は事前特番、2018年3月15日放送分はテレビドラマと同内容の舞台版メイキングを放送した。
御茶ノ水ロック | |
---|---|
ジャンル | テレビドラマ |
脚本 | 田中眞一 |
監督 | 横尾初喜 |
出演者 |
佐藤流司 崎山つばさ 前山剛久 松本岳 宮城紘大 砂原健佑 染谷俊之ほか |
オープニング | MY FIRST STORY「君のいない夜を超えて」[1] |
時代設定 | 2018年 |
製作 | |
制作 | テレビ東京 |
放送 | |
放送国・地域 | ![]() |
放送期間 | 2018年1月11日 - 3月15日 |
放送時間 | 木曜2:35 - 3:05(水曜深夜) |
放送分 | 30分 |
回数 | 10 |
御茶ノ水ロック |
御茶ノ水ロック | |
---|---|
ジャンル | 青春音楽 |
漫画:御茶ノ水ロック | |
原作・原案など | カタヤマ(原案) |
作画 | 七生 |
出版社 | KADOKAWA |
掲載誌 | 月刊コミックジーン |
レーベル | MFコミックスジーンシリーズ |
発表号 | 2018年1月号 - 2018年11月号 |
発表期間 | 2017年12月16日 - 2018年10月15日 |
巻数 | 全2巻 |
小説:御茶ノ水ロック Track The DIE is CAST | |
著者 | 三津留ゆう |
イラスト | 七生 |
出版社 | KADOKAWA |
発売日 | 2018年4月1日 |
ドラマ:御茶ノ水ロック | |
原作 | カタヤマ(原案) |
脚本 | 田中眞一 |
演出 | 横尾初喜、直、畝田光記 |
制作 | ポリゴンマジック |
放送局 | テレビ東京 |
放送期間 | 2018年1月18日 - 3月8日 |
話数 | 8 |
御茶ノ水ロック | |
音楽劇 | |
テンプレート - ノート | |
プロジェクト | テレビドラマ |
ポータル | Portal:舞台芸術 |
概要
編集あらすじ
編集この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。 |
ミュージシャンなら誰もがあこがれる日本武道館。子供の頃から同じ夢を掲げた兄弟は、母の死後に別の道へと進んだ数年後、兄の片山亮は人気バンド「The DIE Is Cast」の音楽プロデューサーへ、弟の片山始はロックバンド「DYDARABOTCH」を結成しギタリストへと、道を分かれた。兄に認められたい一心で、始はギターボーカルとして「DYDARABOTCH」での武道館を目指す。
登場人物
編集※演のキャストはテレビドラマ版・舞台版共通。ただし、「T&E MUSIC」項の人物は舞台版、「その他」項の人物はテレビドラ版にのみ出演。
※登場人物の年齢に関しては、全て公式HPのCHARTより引用。[3]
片山兄弟
編集
片山始︵かたやま はじめ︶
演 - 佐藤流司
本作の主人公。片山亮の弟。23歳。ダイダラボッチのメンバーと共に武道館のステージに立つことを目標に、ひたむきに音楽と向き合っている。当初は奈良と共にギターを担当していたが、劇中でヴォーカルへ転向。幼い頃に母親と兄の三人で交わした、﹁兄とバンドを組んで武道館でライブをする﹂[4]という約束が夢の原点となっている。
片山亮︵かたやま りょう︶
演 - 染谷俊之
片山始の兄。27歳。インディーズのレコード会社﹁クリムゾン・スカイ・レコード﹂の社長。解散した伝説のロックバンド﹁The CROW﹂のギタリストだったが[5]、現在は音楽プロデューサーとして、﹁The DIE Is Cast﹂のプロデュースに注力している。母親の死後、始との兄弟関係に軋轢が生じ、別々の道を歩むが、数年後、DICのライブ中に始との再会を果たす。[6][7]
DYDARABOTCH
編集
片山始が中心となって結成したロックバンド﹁DYDARABOTCH﹂︵ダイダラボッチ︶。当初は5人組バンドだったが、三浦の脱退により、2017年10月以降は始と下記の3名で活動を行っている。現在、レーベルには所属していない。
奈良悠介︵なら ゆうすけ︶
演 - 前山剛久
ギター担当。23歳。始と同じ中学校出身で、始のことを﹁始ちゃん﹂と呼び、篤い信頼を寄せる。お調子者で、高いコミュニケーション能力を有するが、その能力は主に女の子の前と、合コンのセッティング時に発揮される。
新田誠︵にった まこと︶
演 - 松本岳
ベース担当。24歳。リズムキープに定評のある、都内インディーズバンド界隈では有名なベーシスト。大手デベロッパーの御曹司であり、25歳までにプロのミュージシャンになれなければ実家の家業を継ぐことになっている。[4]
乾慎吾︵いぬい しんご︶
演 - 宮城紘大
ドラム担当。22歳。無口で人見知りだが、性格はピュアで真面目。趣味は読書で、クリスチャンでもある。[8]劇中では、童貞であることを奈良や始たちにしばしばからかわれている。
クリムゾン・スカイ・レコード
編集The DIE Is Cast
編集ダイダラボッチとライバル関係にあるロックバンド。片山亮が代表を務めるレーベル「クリムゾン・スカイ・レコード」に所属している。元は「ヘブンズドア」というバンド名だったが、ビジュアル系の印象が強いとして、亮の指示により「The DIE Is Cast」(ザ ダイス イズ キャスト)と名称を改めた。略称はDIC。
- 逢坂翔平<SHO>
- 演 - 崎山つばさ
- 五十嵐隼人<ARASHI>
- 演 - 砂原健佑
- 吉原公太<KO-TA>
- 演 - Chiyu
- 橘蓮<REN>
- 演 - 夛留見啓助
- 藤瀬和也<KAZUYA>
- 演 - 谷水力
クリムゾン・スカイ・レコードのスタッフ
編集- 黒岩一馬(くろいわ かずま)
- 演 - 菊田大輔
- かつてはT&E MUSICグループに所属していたが、現在は片山亮の秘書を務めている。
T&E MUSIC
編集
桐山純哉︵きりやま じゅんや︶
演 - 荒木宏文
﹁The CROW﹂の元ヴォーカル。現在は大手レーベル﹁T&E MUSIC﹂︵ティー アンド イー ミュージック︶に所属し、ソロでの音楽活動を行っている。誰もが嫉妬するほどの歌唱力を持ち、そのカリスマ性は若手の憧れの的[9]。自分の歌と亮のギターこそが﹁The CROW﹂であると考えており、城崎と共に強引な手を使って亮を引き入れ、﹁The CROW﹂の再結成を目論む。[9]
城崎丈︵しろさき︶
演 - 大塚尚吾
桐山の担当A&Rで、片山亮の秘書・黒岩の元上司。
The CROW
編集
突如電撃解散した伝説のロックバンド。片山亮︵リーダー、ギター担当︶、桐山純哉︵ヴォーカル担当︶以外のメンバー構成は不明だが、舞台版では、亮と桐山を含めた4名分のシルエットで﹁The CROW﹂︵ザ クロウ︶のメンバーが表現されている。
その他
編集
片山詩織︵かたやま しおり︶
演 - 西丸優子
始と亮の母親。﹁スナック シオリ﹂を経営しながら、二人を育て上げる。心臓の病気を患い、始が高校生の時に死去。
斎藤雅晴︵さいとう まさはる︶
演 - 中西良太
始のバイト先﹁バー・サウスポー﹂のマスター。
チャダ
演 - バルニー・S
﹁ダイダラボッチ﹂前ボーカル三浦のアパートの隣の住人。
釘宮守
演 - 西興一朗
楽器店員。
荒巻秀幸
演 - 鈴木勝吾
インディーズバンドの最高峰を決めるライブイベント﹁バズ・ロック・フューチャー﹂のイベントプロデューサー。
三浦篤史
演 - 土屋シオン
﹁ダイダラボッチ﹂の前ボーカル。彼女の妊娠を機に脱退。
新田麗奈
演 - 青木愛美
新田誠の妹。
主題歌
編集- 「君のいない夜を越えて」
- 作詞・作曲・歌 - MY FIRST STORY
スタッフ
編集- 原案-カタヤマ
- 脚本-田中眞一
- 音楽(挿入歌提供)-SHO from MY FIRST STORY
- 監督-横尾初喜、直、畝田光記
- 企画制作-ポリゴンマジック
- 主催[10]-御茶ノ水ロック製作委員会
配信情報
編集配信期間 | 配信時間 | 配信サイト |
---|---|---|
2018年1月14日 - 3月18日 | 日曜 12:00 更新 | |
2018年1月21日- |
|
メディアミックス
編集舞台
編集
御茶ノ水ロック -THE LIVE STAGE-は、2018年3月30日から4月15日までの間、AiiA 2.5 Theater Tokyoで公演される大関真演出の音楽劇。なお、千秋楽ではライブビューイングが行われる[16]。
稽古の様子や舞台メイキングはテレビドラマ放送後翌週の2018年3月14日に放送された。
漫画
編集七生[17]作画によるコミカライズが月刊コミックジーン(KADOKAWA)で2018年1月号(2017年12月16日発売)から2018年11月号まで連載された。
- 七生(漫画)・カタヤマ(原案)『御茶ノ水ロック』、KADOKAWA〈MFコミックスジーンシリーズ〉、全2巻
- 2018年3月27日発売[18] ISBN 9784040697628
- 2018年10月25日発売[19] ISBN 9784040651194
小説
編集御茶ノ水ロック Track The DIE is CASTは、カタヤマ原案、三津留ゆう著による角川ビーンズ文庫より2018年4月1日発売のライトノベル。イラストはコミカライズと同じく七生が担当[20]。ISBN 9784041068267
関連商品
編集発売日 | タイトル | 規格品番 | 最高位 | |
---|---|---|---|---|
CD | DVD+CD | |||
2018年3月14日 | DYDARABOTCH & The DIE is CAST『御茶ノ水ロック』 | EMPC-0077 | EMPC-0076 | TBA |
発売日 | 規格品番 | 最高位 | |
---|---|---|---|
Blu-ray | DVD | ||
2018年3月14日 | EMPB-0010 | EMPV-0016 | TBA |
脚注
編集
(一)^ ﹁御茶ノ水ロック﹂主題歌はMY FIRST STORY、佐藤流司らが演奏するOP映像 ステージナタリー 2017年12月12日
(二)^ すみだ区内撮影ロケ地情報墨田区観光協会
(三)^ “公式ウェブサイト CHART”. 2018年9月5日閲覧。
(四)^ abテレビドラマ﹃御茶ノ水ロック﹄第4話
(五)^ テレビドラマ﹃御茶ノ水ロック﹄第7話
(六)^ テレビドラマ﹃御茶ノ水ロック﹄第1話
(七)^ テレビドラマ﹃御茶ノ水ロック﹄第6話
(八)^ テレビドラマ﹃御茶ノ水ロック﹄第3話
(九)^ ab﹃御茶ノ水ロック THE LIVE STAGE﹄完全エディット版
(十)^ 当作品における、製作著作
(11)^ “御茶ノ水ロック”. テレビ東京. 2018年3月19日閲覧。
(12)^ 御茶ノ水ロック - ニコニコチャンネル
(13)^ “御茶ノ水ロック”. エムティーアイ (2018年3月18日). 2018年3月19日閲覧。
(14)^ “https://streaming.yahoo.co.jp/p/y/00667/v09703/ 御茶ノ水ロック”. GYAO (2018年3月18日). 2018年3月19日閲覧。
(15)^ “御茶ノ水ロック”. 2018年3月19日閲覧。
(16)^ 公式ウェブサイト
(17)^ 七生 (@nanao_osrs) - X︵旧Twitter︶
(18)^ “御茶ノ水ロック”. KADOKAWA. 2018年3月19日閲覧。
(19)^ “御茶ノ水ロック ︵2︶”. KADOKAWA. 2019年7月7日閲覧。
(20)^ “御茶ノ水ロック Track The DIE is CAST”. KADOKAWA. 2018年3月19日閲覧。
外部リンク
編集- 公式ウェブサイト
- 公式ウェブサイト - テレビ東京
- ドラマ/舞台「御茶ノ水ロック」公式 (@ocharoku_pr) - X(旧Twitter)
- 御茶ノ水ロック特設サイト - イケベ楽器
テレビ東京 木曜2:35 - 3:05(水曜深夜)枠 | ||
---|---|---|
前番組 | 番組名 | 次番組 |
|
御茶ノ水ロック |