忍者戦士飛影

1985年に放送された日本のテレビアニメ

忍者戦士 飛影』(にんじゃせんし とびかげ)は、1985年10月6日から1986年7月27日まで日本テレビ系で全43話[注 1]が放送された、スタジオぴえろ(現・ぴえろ)製作のロボットアニメ

忍者戦士飛影
ジャンル アクション、ロボットファンタジー
アニメ
原作 渡邊由自(原案)
総監督 案納正美
シリーズ構成 渡邊由自
キャラクターデザイン 加藤茂、平野俊弘
メカニックデザイン 森木靖泰大畑晃一
音楽 川村栄二
アニメーション制作 スタジオぴえろ
製作 スタジオぴえろ
放送局 日本テレビ
放送期間 1985年10月6日 - 1986年7月27日
話数 全43話
テンプレート - ノート
プロジェクト アニメ
ポータル アニメ

ストーリー


3[2]

登場人物

エルシャンク陣営




 - 

16180cm70kgO228

 - 



 - 

160cm48kgB85:W53:H86AB1124162917



T[1]



 - 

175cm65kgB15





 - 

158cm39kg151216







 - 

179cm81kgO18

姿



 - 

163cm42kg18





 - 

19

2

退13



 - 

185cm75kg20











 - 

18







 - 



退


ザ・ブーム軍




 - 

190cm100kg

340



 - 

165cm49kgABB86W59H90

40



 - 

185cm85kg40





 - 

40160cm55kgAB





41

4243



 - 

35使41

登場メカ

飛影
形式番号 不明
全高 3.6m
重量 500kg
出力 不明
主な搭乗者 自律行動/ジョウ・マヤ
武装 バトルショット破剣銃/忍刀
サンダーアローガン
マキビシランチャー
手裏剣
飛影(とびかげ)
かつて地球を訪れたラドリオ星人が連れ去った忍者たちの能力と姿を模して製造したロボット。ジョウ達が危機に陥るとやって来て、黒獅子、鳳雷鷹、爆竜とそれぞれ合体する。単体でも強力な機体で、手持ちのバトルショット破剣銃は忍刀と銃の両方に使える武器である。またサンダーアローガンも分解して弓と銃、合体してボウガンのように使えるものだった。忍者メカなので超スピードによる分身なども可能。当初はジョウたちのピンチにどこからともなく現れ自律行動していたが、28話からジョウの愛用しているナイフと彼の「飛影!」のコールによって召喚され、彼を体内に取り込むことで性能もアップする。ただしそれは、搭乗者の肉体への負担を強いるもろ刃の剣でもある。


黒獅子
形式番号 不明
全高 6.5m
重量 10t
出力 不明
主な搭乗者 ジョウ・マヤ/ダミアン
武装 ビームガトリンク砲
胸部ビームガン
忍刀(ビームカタナ)
黒獅子(くろじし)
ジョウが操縦する黄色いロボット。後に彼が飛影に移ってからはダミアンが代行。ビームガトリングでの中距離戦闘からビームカタナを用いての近距離戦闘までこなすオールラウンダータイプ。手足を折りたたんだ飛影をボディ中央に合体させることで、ライオン型の獣魔黒獅子となる。


獣魔黒獅子
形式番号 不明
全高
重量 10.5t
出力 不明
主な搭乗者 ジョウ・マヤ
武装 頭部ビームガン
テールビームガン

クロー
獣魔(じゅうま)または獣魔黒獅子(じゅうま くろじし)
黒獅子が危機に陥った時、飛影と合体した獅子形態。黒獅子が二足歩行なのに対し、四足獣となることで驚異的な瞬発力と機動力を得て相手を翻弄する。合体回数は、他の2体と比べて多い(登場回は第1,2,8,21,22,24,28話の7回)が、28話での合体以降、舞台が宇宙に移ったことにより一度も飛影と合体することはなかった。24話では、振り下ろされたスケルトンの刀をくわえてそのまま逆にスケルトンを一刀両断し撃破した。


鳳雷鷹
形式番号 不明
全高 7.2m
重量 9.6t
出力 不明
主な搭乗者 レニー・アイ
武装 長剣/大輪剣
ビーム手裏剣
鳳雷鷹(ほうらいおう)
レニーが操縦する赤いロボット。大型の双剣を左右の手に持ち、左右合体させて大型手裏剣としても使用可能。飛影と合体し、鷹型ロボットの空魔鳳雷鷹となる。実質的最終回である41話で、ハザードとドッグの乗るファミール艦を撃沈させたのはこの機体である。


空魔鳳雷鷹
形式番号 不明
全高
重量 10.1t
出力 不明
主な搭乗者 レニー・アイ
武装 ビームキャノン
体当たり

 

4,23,29,36,39,416


爆竜
形式番号 不明
全高 8.3m
重量 12t
出力 不明
主な搭乗者 マイク・コイル
武装 ポールアックス
キャノン砲
光波弾
爆竜(ばくりゅう)
マイクが操縦する青いロボット。太ももから飛び出す鉄球と斧を合体させた攻防一体の武器と両肩のキャノンが特徴。飛影と合体し、竜型ロボットの海魔爆竜となる。


海魔爆竜
形式番号 不明
全高
重量 12.5t
出力 不明
主な搭乗者 マイク・コイル
武装 腕部クロー
雷撃
火炎放射

 

62626


エルシャンク
全長 300m(飛行時)
全幅 250m
重量 不明
乗員 約50名
主な搭乗者 ロミナ・ラドリオ
武装 フォトン砲
ビーム砲



7500


零影
形式番号 不明
全高 4m
重量 550kg
出力 不明
主な搭乗者 イルボラ・サロ
武装 マキビシランチャー
手裏剣2種(小型手裏剣、六方手裏剣)
忍刀×2本
鎖分銅
三つ又槍






3使


ザ・ブーム軍

スケルトン
形式番号 不明
全高
重量
出力 不明
主な搭乗者 イルボラ・サロ
武装 三叉槍
手裏剣
大刀
ミサイル
スケルトン
ザ・ブーム軍の指揮官用戦闘ロボット。19話 - 24話に登場。バンクスの5倍のパワーを持つといわれ、度々ジョウ達を苦しめるも、24話で獣魔に破壊された。元々は、グラサン専用の機体で1機しかなかったが、結局イルボラが搭乗した。


バンクス
形式番号 不明
全高 10m
重量
出力 不明
主な搭乗者
武装 十文字槍
長剣
火炎放射器
両掌有線ミサイル
右腕部ビームランチャー(砲台タイプ)
バンクス
ザ・ブーム軍の武将型の戦闘ロボット。人工知能制御で動いており、パワー主体の戦法を得意とする。集団で戦うこともあるが、主にシャーマンを統率。なお、左腕のカバーに長剣を隠し持っている。戦艦G・エクセレントに搭載されていた機体は砲台タイプで、大型のビームランチャーを装備している。


シャーマン
形式番号 不明
全高 3.5m
重量
出力 不明
主な搭乗者
武装 鎖鎌
長剣
ニーミサイル
口内部ニードルミサイル
シャーマン
ザ・ブーム軍の忍者型の戦闘ロボット。バンクスと同じく人工知能で動いている。主に陸戦用だが、カイトを装備することにより、空中戦も可能。忍者型ロボット故に、分身の術や他の地形にカモフラージュする機能を持ちバンクス以上に、集団戦法を得意としている。だが両機とも、中盤からスケルトンや零影の護衛に回ることが多くなった。


C・テラヘルツ
全長 500m
全幅 不明
重量 不明
乗員 不明
主な搭乗者 グラサン・グリン/イルボラ・サロ
武装 2門の巨大な砲身
C・テラヘルツ
グラサンがロミナを追ってきた時に乗っていた戦艦。エルシャンクより推進システムの性能は上。グラサンの死亡後は、イルボラの専用艦となった。


G・エクセレント
全長 不明
全幅 不明
重量 不明
乗員 不明
主な搭乗者 アネックス・ザ・ブーム
武装 バンクス砲台タイプ
G・エクセレント
アネックスが太陽系へ来た時に乗ってきた、ザ・ブームの誇る超巨大戦艦(エルシャンクが豆粒に見えるほど巨大)。作中では「エクセレント」と呼ばれている。また作中では搭載されたバンクス砲台タイプの砲撃しか攻撃シーンは見られなかった。


ファミール艦
全長 不明
全幅 不明
重量 不明
乗員 不明
主な搭乗者 ハザード・パシャ
武装 不明



41


未登場メカ
















稿











2


スタッフ

  • 制作 - 布川ゆうじ
  • プロデューサー - 初川則夫(日本テレビ)、伏川政明(スタジオぴえろ)、鈴木義瀧(スタジオぴえろ)
  • 原案・シリーズ構成 - 渡邊由自(連載誌 - 『てれびくん』)
  • キャラクターデザイン - 加藤茂、平野俊弘
    • 本来はキャラクターデザインは加藤茂だけの予定であったが、彼がデザインしたロミナとレニーはヒロインとしての魅力に欠けたため、美少女キャラクターを得意とする平野俊弘が起用されることとなった。
  • メカニックデザイン - 森木靖泰大畑晃一
  • 音楽 - 川村栄二
  • 音響監督 - 浅梨なおこ
  • 美術監督 - 勝又激
  • 撮影監督 - 都島雅義
  • 総監督 - 案納正美
  • 製作 - スタジオぴえろ

主題歌


LOVE

 -  /  -  /  - HIT BOY

TV1AB2



 -  /  -  /  - HIT BOY

使

2EP2CD

各話リスト

話数 放送日 サブタイトル 脚本 コンテ 演出 作画監督
第1話 1985年
10月6日
開かれた扉 渡邊由自 鳥海永行 池上和彦 大坂竹志
第2話 10月13日 未知との出会い 富田祐弘 鴫野彰 八幡正
第3話 10月20日 傷だらけの姫君 園田英樹 八尋旭 林正実 松下佳弘
第4話 10月27日 伝説の忍者 渡邊由自 天海ひろし 田中保
第5話 11月3日 極冠、新たなる試煉 高屋敷英夫 横山広行 梅津和彦 池上裕之
第6話 11月10日 戦いのブリザード 園田英樹 鴫野彰 鴫野彰
林正実
しまだひであき
第7話 11月17日 勇者達の掟 富田祐弘 石山タカ明 大坂竹志
第8話 11月24日 さまよえる戦士たち 高屋敷英夫 天海ひろし 松下佳弘
第9話 12月1日 別れの咆哮 園田英樹 横山広行 林正実 田中保
第10話 12月8日 歩みよる魂 富田祐弘 秋本たかし 池上和彦 池上裕之
第11話 12月15日 悪魔の囁き 久島一仁 鴫野彰 天海ひろし 大坂竹志
第12話 12月22日 訣別の時 石黒昇 しまだひであき
第13話 12月29日 激流の運命(さだめ) 日高麗 八尋旭 大坂竹志、八幡正
松下佳弘、田中保
時矢義則
第14話 1986年
1月5日
疑惑の断章 久島一仁 池上裕之、松下佳弘
八幡正、しまだひであき
時矢義則
第15話 1月12日 故郷、遥か遠く 渡邊由自 林正実 池上裕之
第16話 1月19日 望まれぬ帰還 高屋敷英夫 天海ひろし 時矢義則
第17話 1月26日 断ち消えぬ友情 園田英樹 石山タカ明 秋本たかし フランク茶谷
第18話 2月2日 誇り高き戦士 富田祐弘 八尋旭 林正実 田中保
第19話 2月9日 立ちはだかる者 渡邊由自 横川臣孝 片山一良 池上裕之
第20話 2月16日 焦燥の果てに 天海ひろし 田中保
第21話 2月23日 震撼する宇宙 高屋敷英夫 横川臣孝 佐山力 岡田一志
第22話 3月2日 希望への脱出 園田英樹 秋本たかし 青柳重美
第23話 3月9日 印された道標 渡邊由自 林正実 池上裕之
第24話 3月16日 舞い降りた翼 高屋敷英夫 天海ひろし 杉山東夜美
第25話 3月23日 束の間の出会い 富田祐弘 八尋旭 秋本たかし 垣野内成美
第26話 3月30日 大いなる胎動 渡邊由自 横川臣孝 ゆうきなつみ
第27話 4月6日 変わりゆく風 高屋敷英夫 新林実 時矢義則
第28話 4月13日 新たなる目覚め 渡邊由自 吉田浩 村山靖 羽原信義
第29話 4月20日 忘れられた17才 園田英樹 天海ひろし 杉山東夜美
第30話 4月27日 閉ざされた伝説 久島一仁 秋本たかし 池上裕之
第31話 5月4日 それぞれの惑い 渡邊由自 石山タカ明 田中保
第32話 5月11日 果てしなき苦闘 高屋敷英夫 横川臣孝 坂元恵美
第33話 5月18日 たった一人の暴走 富田祐弘 八尋旭 新林実 山本哲也
第34話 5月25日 女忍者・紅影 園田英樹 天海ひろし 杉山東夜美
第35話 6月1日 細やかな亀裂 久島一仁 津田義三 池上裕之
第36話 6月8日 崩された威信 渡邊由自 鴫野彰 秋本たかし 田中保
第37話 6月15日 迫り来る野望 高屋敷英夫 石山タカ明 横川臣孝 工藤柾輝
第38話 6月22日 果たされた和睦 富田祐弘 石山タカ明 時矢義則
第39話 6月29日 決死の攻防戦 園田英樹 八尋旭
新林実
新林実 八幡正
第40話 7月6日 侵略の終焉 久島一仁 駒野圭史 八尋旭
青木佐恵子
杉山東夜美
第41話 7月13日 もうひとつの扉 渡邊由自 八尋旭 石山タカ明 垣野内成美
大張正己(メカ)
第42話 7月20日 彼方よりの軌跡
総集編・前編
久島一仁(構成・監修)
新林実(構成・監修)
大坂竹志、池上裕之
杉山東夜美、時矢義則
山本哲也、大張正己
垣野内成美、田中保
八幡正、松下佳弘
第43話 7月27日 見果てぬ銀河
総集編・後編
久島一仁(構成・監修)
青木佐恵子(構成・監修)

放送局

放送日時は個別に出典が提示されているものを除き1986年2月中旬 - 3月上旬時点のものとする[2]

玩具等について


1990稿[]

2010313

7 - &
3

9 - &]


11 - &




2020

Vol.14&

Vol.28&

Vol.320211 

3

ゲーム作品への登場




COMPACT2



IMPACT

COMPACT2

UX

IMPACT11TV

X-Ω

20207

世界各国での放送

韓国では1997年MBCにて『スーパーK』のタイトルで放映された。忍者の設定は無くなり、ジョウたちは「花郎の子孫」に変更されている。

スタジオぴえろ作品への登場




293

33

脚注

注釈

  1. ^ 本編自体は全41話構成、最終2話は前後編で構成された総集編。
  2. ^ 火星に不時着した当初。なお、地球に到着した時点で6万光年となる。

出典

  1. ^ 『平野俊弘キャラクターワークス』より。
  2. ^ 「全国縦断放映リスト」『アニメージュ』1986年3月号、徳間書店、133 - 135頁。 
  3. ^ アニメディア』1988年6月号「TV STATION NETWORK」79ページ。

外部リンク

日本テレビ系列 日曜10:30枠
前番組 番組名 次番組

星銃士ビスマルク
(1984年10月7日 - 1985年9月29日)

忍者戦士飛影
(1985年10月6日 - 1986年7月27日)
(ここまでアニメ枠)

鉄道115年の新しい出発に向けて
つなぎ番組

ぶらり日本名作の旅
(ここから紀行番組枠)