情報技術検定(じょうほうぎじゅつけんてい)とは、全国工業高等学校長協会主催、文部科学省後援の情報技術に関する検定である。

情報技術検定
実施国 日本の旗 日本
資格種類 民間資格
分野 コンピュータ・情報処理
試験形式 筆記
認定団体 全国工業高等学校長協会
後援 文部科学省
認定開始年月日 1976年(昭和51年)
等級・称号 1級 - 3級
公式サイト https://zenkoukyo.or.jp/
ウィキプロジェクト ウィキプロジェクト 資格
ウィキポータル ウィキポータル 資格
テンプレートを表示

概要

編集



11[]FE

沿革

編集
  • 1976年昭和51年) 第1回情報技術検定試験を実施した。
  • 2005年平成17年) 第33回の検定試験から、文部科学省の後援となる。
  • 2023年令和5年)第70回の検定試験から、受験料が値上がりした。

等級の概要と出題範囲

編集


100706

E2
50
  • 1. コンピュータと社会
    • 情報化社会
    • 情報モラルと管理
  • 2. 数の表現と論理
    • 2進数・16 進数・10 進数
    • 論理回路の基礎
  • 3. コンピュータの構成と利用
    • コンピュータの構成
    • 周辺装置
    • ソフトウェアの基礎
    • コンピュータ用言語
    • マルチメディア
    • コンピュータネットワーク
  • 4. アルゴリズム
    • 直線型
    • 分岐型
    • 繰り返し型
    • トレース
  • 5. プログラム作成能力(JIS FULL BASIC, 旧BASIC またはC 言語の選択)
    • データの入出力と計算
    • 制御文

2
10070
4

D4
50
  • 1. 数の表現と演算
    • 数の表現
    • 2進数の演算
  • 2. 論理回路
    • 論理回路と論理式
    • コンピュータの基本回路
  • 3. ハードウェアの知識
    • コンピュータの基本構成
    • コンピュータの基本動作
    • 周辺装置
  • 4. ソフトウェアの基礎
    • ソフトウェアの構成
    • ソフトウェアの関連知識
  • 5. コンピュータの利用
    • マルチメディア
    • ネットワーク
    • コンピュータ制御
  • 6. アルゴリズム
    • 流れ図の基本形
    • 多分岐型
    • 多重ループ
    • トレース
    • サブルーチン
    • 配列
    • 探索
    • 並べ替え
  • 7. プログラム作成能力(JIS FULL BASIC, BASIC またはC 言語の選択)
    • データの入出力と計算
    • 制御文
    • 配列
    • サブルーチン

1
200III100III70
123

IT1

B12
10050

I. 

1. 














2. 










3. 










4. 




5. 








6. 










II. 
  • 7. アルゴリズム
    • 並べ替え
    • 探索
    • 順位付けと度数分布
    • 漸化式
    • 簡単なアルゴリズム
    • 代表的なアルゴリズム
    • 定積分のアルゴリズム
    • 根を求めるアルゴリズム
  • 8. プログラミング作成能力
    • C の応用的なプログラム
    • 各種アルゴリズム

特別表彰

編集

1200190 1 A20 11%

ジュニアマイスターにおける区分

編集

情報技術検定、ジュニアマイスター顕彰制度ともに全国工業高等学校長協会が主催しており、ジュニアマイスター顕彰制度の対象となっている検定である。 等級の難易度に応じてランクが区分けされており、取得した場合の点数は次の通りである。 なお、申請において、より上位ランクの等級が優先され、情報技術検定で重複させることはできない。

  • 1級特別表彰:Aランク(20点)
  • 1級:Bランク(12点)
  • 2級:Dランク(4点)
  • 3級:Eランク(2点)

受験料

編集

受験料はいずれも税込である[1]

  • 1級:840円
  • 2級:630円
  • 3級:630円

実施時期

編集

試験は年に二回行われる。

  • 前期:6月
  • 後期:1月

脚注

編集

関連項目

編集

外部リンク

編集