新しき土

1937年の日独合作の映画作品

新しき土』(あたらしきつち)は1937年昭和12年)2月公開の日独合作映画[3]ドイツ語版のタイトルは『Die Tochter des Samurai』(『侍の娘』)である。

新しき土
監督 アーノルド・ファンク
伊丹万作
脚本 アーノルド・ファンク
伊丹万作
製作総指揮 アーノルド・ファンク
出演者 原節子
小杉勇
早川雪洲
音楽 山田耕筰
撮影 リヒャルト・アングスト
配給 東和商事映画部
公開 日本の旗 1937年2月4日[注釈 1]
ナチス・ドイツの旗 1937年3月23日
上映時間 115分
製作国 日本の旗 日本
ナチス・ドイツの旗 ドイツ国
言語 日本語
ドイツ語
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映画の一シーン
大和邸でゲルダ(右、ルート・エヴェラー)に箸の使い方を教える光子(左、原節子)

解説

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[1]

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20124775

ストーリー

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ドイツに留学していたエリート青年輝雄は、恋人であり記者でもあるゲルダを引きつれて日本に帰国する。しかし、輝雄には許婚の光子がいた。光子や義父である巌は彼を暖かく迎えるが、西洋文明に浸った輝雄は光子に愛情を向けるどころか、許婚を古い慣習として婚約を解消しようとする。そうした輝雄の姿勢を非難するゲルダ。絶望した光子は、花嫁衣装を手に浅間山に身を投げようとする。

キャスト

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スタッフ

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撮影

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1142[1]

16[4][5][3][6]



[]

脚注

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注釈

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(一)^ 23[1][2]

出典

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  1. ^ a b c 円谷英二特撮世界 2001, p. 16, 「初期作品紹介 1937-42年」
  2. ^ 東和商事合資会社社史. 東和商事合資会社. (1942-10-15). pp. 97-98 
  3. ^ a b 東宝特撮映画全史 1983, p. 82, 「東宝特撮映画作品史 前史」
  4. ^ 「後日彼女は西洋人風の体躯と容貌をもった女優として日本で神話化されるが、ここではオリエンタリストとしてのファンクの夢を十全にかなえてくれる『典型的日本女性』として出現した。日本人はその後も、彼女をめぐるこの映像の矛盾につきあわされることになった。ともあれ原節子はファシストの美少女として、三〇年代後半から戦時中にかけて大きな活躍をした」(四方田犬彦『日本映画史110年』集英社新書 2014年p.97f)。
  5. ^ "新しき土". MOVIE WALKER PRESS. ムービーウォーカー. 2024年6月4日閲覧
  6. ^ 円谷英二特撮世界 2001, p. 14, 「円谷英二特撮作品初期総論」

参考文献

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 19831210ISBN 4-924609-00-5 

 1025 1991 ISBN 4-12-101025-6

2001810ISBN 4-7669-3848-8 

外部リンク

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 - allcinema

 - KINENOTE

 - 

Infos about the shooting of The Daughter of The Samurai with link to the photogallery

(1)9220032129-153ISSN 13433148 
(2)172004237-83ISSN 09153519 

(3)182005233-66ISSN 09153519 

(4)192006275-91ISSN 09153519 

 / (1) : 70201631-51ISSN 0389-9799 
 / Die Tochter des Samurai(2) : 722017329-68ISSN 0389-9799 

(3) : 77202031-34ISSN 0389-9799