東京理科大学山口短期大学
東京理科大学山口短期大学︵とうきょうりかだいがくやまぐちたんきだいがく、英語: Science University of Tokyo,Yamaguchi College︶は、山口県小野田市大学通1-1-1[注釈1]に本部を置いていた日本の私立大学である。1987年に設置され、1996年に廃止された。大学の略称は短大。
東京理科大学山口短期大学 | |
---|---|
大学設置/創立 | 1987年 |
廃止 | 1996年 |
学校種別 | 私立 |
設置者 | 学校法人東京理科大学 |
本部所在地 | 山口県小野田市大学通1-1-1[注釈 1] |
学部 |
生産電子工学科 材料工学科 |
概要
編集大学全体
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●山口県小野田市[注1]に所在した日本の私立短期大学で、設置主体は学校法人東京理科大学。
●1987年に学科数2、入学総定員200名体制で開学[1]。
●1994年度の入学生を最後に[注釈2]、1996年に短期大学としての使命を終える[4]。
建学の精神(校訓・理念・学是)
編集- 「理学の普及をもって国運発展の基礎となす」
教育および研究
編集- 東京理科大学山口短期大学に設置されていた学科の一つである生産電子工学科では情報システム技術、材料工学科では材料の構造と性質に関する科目がそれぞれ中心となっていた。
学風および特色
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●本学は山口県・小野田市・宇部市の誘致により学校法人東京理科大学が設置した。﹁公私協力方式﹂によって創設された短大である。
●開学当初は暫定的に山口大学との兼任教員が多かったが、徐々に専任教員中心になった。
沿革
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●1986年
●4月1日 東京理科大学山口短期大学構想が動き出す[5]。
●10月 1987年4月の開学を目指すことが公表される[6]
●12月23日 左記を以て文部省[注3]より短期大学の設置が認可される[7]。
●1987年
●4月1日 東京理科大学山口短期大学が以下の学科体制にて開学する。入学定員は以下のとおり[8]。
●生産電子工学科 入学定員120名
●材料工学科 入学定員80名
●1991年
●4月1日 生産電子工学科の入学定員を120[9]→180[10]に増員[11]。
●1994年
●4月1日 この年度をもって学生募集が終了となる[注釈2]。
●1996年
●11月19日 左記をもって正式廃止[4]。
基礎データ
編集所在地
編集- 山口県小野田市大学通1-1-1[注釈 1]
象徴
編集- 東京理科大学諏訪短期大学を参照。
教育および研究
編集組織
編集- 生産電子工学科 入学定員180名
- 材料工学科 入学定員80名
専攻科
編集- なし
別科
編集- なし
年度別学生数
編集年度 | 生産電子工学科 | 材料工学科 | 出典 |
---|---|---|---|
1987年 | 男93 女37 |
男69 女10 |
[13] |
1988年 | 男161 女82 |
男105 女25 |
[14] |
1989年 | 男193 女106 |
男135 女44 |
[15] |
1990年 | 男237 女108 |
男181 女57 |
[16] |
1991年 | 男235 女123 |
男151 女58 |
[17] |
1992年 | 男241 女171 |
男127 女63 |
[18] |
1993年 | 男235 女160 |
男114 女57 |
[19] |
1994年 | 男230 女117 |
男108 女54 |
[20] |
1995年 | 男129 女56 |
男57 女25 |
[21] |
大学関係者と出身者
編集大学関係者
編集出身者
編集大学の組織
編集- 東京理科大学山口短期大学の同窓会は、東京理科大学と同様「理窓会」と称する。
キャンパス
編集- 当時の敷地面積は66,000m2で、うち校舎面積はおよそ8,200m2となっていた。
- 1号館・2号館・3号館・厚生棟が置かれていた。
学生食堂
編集- 東京理科大学山口短期大学の学生食堂(学食)は、厚生棟と呼ばれる校舎にあった。
寮
編集- 女子学生寮が学内に設置されていた[23]。
対外関係
編集系列校
編集卒業後の進路について
編集就職について
編集- 就職者の概ね大半が、企業の技術職に就いていた[23]。
- 主に東京理科大学への編入学実績があった。例えば1991年においては生産電子工学科で15名、材料工学科で16名がそれぞれ基礎工学部・理学部Ⅰ部・理学部Ⅱ部・工学部・理工学部に編入学している。
- 若干名ながら山口大学など他大学への編入学実績もあった。
注釈
編集注釈グループ
編集補足
編集出典
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(一)^ 大学資料 (101)より。
(二)^ 文教協会'1995.
(三)^ 大学資料 (126)より。
(四)^ ab文教協会'1997.
(五)^ 建設月報 39(3)(441)より。
(六)^ 文部時報 = The monthly journal of Monbusho (1315)より。
(七)^ 文教協会'1987, p. 142.
(八)^ 短期大学教育 (44)より。
(九)^ 短期大学教育 (47)より。
(十)^ 短期大学教育 (48)より。
(11)^ 文教協会'1991.
(12)^ 文教協会'1994.
(13)^ 文部省'87, p. 71.
(14)^ 文部省'88, p. 74.
(15)^ 文部省'89, p. 76.
(16)^ 文部省'90, p. 77.
(17)^ 文部省'91, p. 80.
(18)^ 文部省'92, p. 82.
(19)^ 文部省'93, p. 84.
(20)^ 文部省'94, p. 86.
(21)^ 文部省'95, p. 88.
(22)^ 旺文社'1992.9, p. 416.
(23)^ abcd東京理科大学山口短期大学'1991.
参考文献
編集全国学校総覧
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●文部省﹃全国学校総覧 昭和63年版﹄原書房。
●文部省﹃全国学校総覧 昭和64年版﹄原書房。
●文部省﹃全国学校総覧 1990年版﹄原書房。
●文部省﹃全国学校総覧 1991年版﹄原書房。
●文部省﹃全国学校総覧 1992年版﹄原書房。
●文部省﹃全国学校総覧 1993年版﹄原書房。
●文部省﹃全国学校総覧 1994年版﹄原書房。
●文部省﹃全国学校総覧 1995年版﹄原書房。
●文部省﹃全国学校総覧 1996年版﹄原書房。
全国短期大学高等専門学校一覧
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●文部省﹃全国短期大学・高等専門学校一覧 昭和62年度﹄文教協会。
●文部省﹃全国短期大学・高等専門学校一覧 平成3年度﹄文教協会。
●文部省﹃全国短期大学・高等専門学校一覧 平成6年度﹄文教協会。
●文部省﹃全国短期大学高等専門学校一覧 平成7年度﹄文教協会。
●文部省﹃全国短期大学・高等専門学校一覧 平成9年度﹄文教協会。
短期大学入学案内冊子
編集- 東京理科大学山口短期大学『東京理科大学山口短期大学 1991要覧-新しい技術・情報系短期大学-』東京理科大学山口短期大学 。