機動衛生ユニット

航空自衛隊の装備の一つ

機動衛生ユニット(きどうえいせいユニット)は、航空自衛隊が装備する航空機搭載型の医療ユニット。有事災害時に傷病者を域外搬送する航空医療後送のために開発された装備である。航空自衛隊に設置された機動衛生検討委員会において、輸送機で重症患者を搬送する方法が検討され、2003年頃に原案が取りまとめられた[1]

小牧基地公開で展示された機動衛生ユニット

構成

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20ft[2]13C-1302使使20,000[3]

41[3]

80[3]

20073291201012162[4]

搭載機器

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このほか、経皮的心肺補助装置(PCPS)、大動脈内バルーンパンピング(IABP)など医療機器の持ち込みに対応するため、100V交流コンセントが設置されている。

諸元

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  • 全長:約5.1m(出入口のスロープ収納時)
  • 全幅:約2.5m
  • 全高:約2.4m
  • 出入口:2ヵ所(開口部寸法:縦177cm×横77cm)
  • 電源:航空機より供給(バッテリー装置付)
  • 空調:航空機より供給
  • 水搭載量:18L
  • 酸素搭載量:60L(医療用酸素ボンベ×6本)

運用

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1401C-130H14

201131190[1]1[5]

2012202142[6]

2022863C-2[7]

脚注

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注釈

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出典

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外部リンク

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関連項目

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