浄土式庭園

極楽浄土の世界を再現した日本庭園
浄土庭園から転送)

浄土式庭園(じょうどしきていえん)は、平安時代から鎌倉時代にかけて築造された日本庭園の形式である。学術論文ではよく「浄土庭園」という名称が用いられる。この方式の庭園は、仏教の浄土思想の影響を大きく受けたものであり、平等院鳳凰堂に代表されるように、極楽浄土の世界を再現しようとしたため金堂や仏堂をはじめとした寺院建築物の前に園池が広がる形をとっており、寝殿造形庭園、書院造庭園とともに、自然風景式庭園に分類される庭園形式である[1]

平等院庭園

庭園形式の概要

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毛越寺庭園
 
浄瑠璃寺庭園

538

殿殿姿

1180西1.51西68殿殿寿



12

殿殿殿

各地の主な浄土式庭園

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各地の主な浄土式庭園を列記する。

文献

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  • 多々良美春など、「浄土庭園」の空間構成に関する考察:法成寺及び平等院を事例として、千葉大学園芸学部学術報告

脚注

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  1. ^ 鎌倉・横浜の名園をめぐる宮元健次、神奈川新聞社、2007

関連項目

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外部リンク

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