物質の状態

相の違いにより区別される物質の状態

State of matter





[1]
相転移のダイアグラム

三態

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固体

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12912912139415

液体

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気体

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便

通常温度でのその他の状態

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液晶

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118136[2]




アモルファス

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磁気的に秩序化した状態

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768

2(II)

2Fe2+Fe3+

低温での状態

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超伝導

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0

19117530K1986164K

超流動

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0K0 19372.17K[3]

436[4]

ボース=アインシュタイン凝縮

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19244

1995

2

量子ホール状態

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量子ホール状態とは、低温・強磁場下でホール効果に量子化が加わり、ホール伝導率が   の整数倍となっている状態のことである。

量子スピンホール状態は量子ホール状態の派生の一つである。低エネルギー消費、低発熱により電子デバイス開発に応用が期待されている相。2007年に実在が報告された。

高エネルギーでの状態

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プラズマ

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クォークグルーオンプラズマ

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2000[5]

その他の状態

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流体

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過冷却

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フェルミ縮退

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退使

退退15

超固体

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 (Supersolid) [6]

超ガラス

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超ガラス (Superglass) は、超流動と凍結アモルファス構造の特徴を同時に持つ物質の相である。

String-net liquid

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String-net liquid

リュードベリ状態

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非理想的なプラズマの準安定状態の1つにリュードベリ状態があり、凝縮した励起原子からなる。これらの原子は、一定の温度に達するとイオンや電子になる。

ストレンジ物質

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ストレンジ物質 (Strange matter) は、クォーク物質 (Quark matter) としても知られ、大きな中性子星の内部で実現していると考えられる状態である。一度形成されると、低エネルギー状態でも安定だと考えられる。

重力の特異点

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重力の特異点一般相対性理論によりブラックホールの内部にあると予言されているが、これは物質の相ではない。重力の特異点は物質ではなく、現在知られている物理法則が成り立たなくなる領域である。

脚注

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  1. ^ Martin Chaplin, http://www.lsbu.ac.uk/water/phase.html "Water Structure and Science"
  2. ^ Shao, Y.; Zerda, T. W. (1998). “Phase Transitions of Liquid Crystal PAA in Confined Geometries”. Journal of Physical Chemistry B 102 (18): 3387–3394. doi:10.1021/jp9734437. 
  3. ^ Stephen Fry, The QI Book of General Ignorance, 3rd edition
  4. ^ http://web.mit.edu/newsoffice/2005/matter.html
  5. ^ A New State of Matter - Experiments
  6. ^ http://prola.aps.org/abstract/PRB/v55/i5/p3104_1

関連項目

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外部リンク

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