甘味果実酒
甘味果実酒(かんみかじつしゅ)は、日本における酒税法上の分類。甘味を持つように製造された混成酒を指す。
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特色
編集代表的な甘味果実酒
編集日本国内
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●赤玉スイートワイン - サントリーの商標銘柄。1907年︵明治40年︶4月に赤玉ポートワインとして販売開始され、1973年︵昭和48年︶に赤玉スイートワインに改称した。
●ニッカアップルワイン - ニッカウヰスキーの商品。同社初のウイスキーより2年早く、1938年︵昭和13年︶に販売開始された。リンゴを原料に作られたワインとブランデーを混合している。その後1960年にアサヒビールと提携した際、同社のシードル事業を引き受け1972年にニッカシードルを発売している。
●蜂印香竄葡萄酒︵はちじるしこうざんぶどうしゅ︶ - 1881年︵明治14年︶に販売開始された商品。神谷傳兵衛のみかはや銘酒店によって製造され、近藤利兵衛の近藤商店によって販売された。輸入葡萄酒にハチミツや漢方薬を混和し、独特の甘味を持たせた。現在はハチブドー酒として合同酒精で製造・販売されている。